昨日は、チョッと出掛けていました。
帰ってから日記を書くつもりだったので、特にお知らせしてなかったのですが、
帰宅したら何となく疲れてしまい、また調べたい事もあったので、
日記を休んでしまいました。
少しサボり癖がついたのかも知れません。
申し訳ありませんでした。
一昨日、ネットのニュースを見ていて、
「伝説の大洪水と巨人、竜は実在したか」と題する、
ナショナルジオグラフィックの記事がありました。
世界各地の神話や言い伝えには、共通するテーマがあり、
人間が観念的に生み出した想像上の洪水や怪物が、
偶然、世界各地で同じように描かれたか、
それとも遠い過去の人類には何か共通の体験があって、
それが各民族に伝承されてきたのかと言う記事でした。
洪水とか巨人は、長くなるので省略しますが、
一番興味を持ったのが竜でした。
その記事によると、古代の中国人の間で、竜の骨とされるものが実在し、
それを砕いたものが貴重な薬として流通していたとの事でした。
この竜の骨は、恐竜の化石だったようで、
アメリカのスタンフォード大学の民俗学者エイドリアン・メイヤーは、
東洋における竜伝説は恐竜の化石から始まったと推測しているとの事です。
しかし、今でも使用されている生薬の一種に竜骨があります。
大型の哺乳類の骨の化石との事ですが、中には恐竜の化石も含まれているようです。
竜骨は、医薬品として日本薬局方に掲載されている生薬で、
鎮静作用、収斂作用があり、
成分は、炭酸カルシウム(50 〜 80%)、リン酸カルシウムなどです。
竜骨は、柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)、
桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)などの
漢方薬に配合されているようです。
今日のニュースを見ていたら、クーリエ・ジャポンに、
「密猟者の皆さん、サイの角はチェーンソーで切り落としたから殺しても無駄です」
との記事がありました。
サイの角も犀角と呼ばれる生薬の1つで、古来から漢方薬などで使用されてきました。
現在はサイがワシントン条約により保護されているため、
市場にはほとんど出回っていないとの事ですが、
そのために、密猟者も多く、角を切り取るためにサイを銃殺するため、
サイが絶滅の危機に瀕しているとの事です。
ボツワナでは、
サイの角を先に切り取って、サイを密漁から守る取り組みを始めたとの事で、
クーリエ・ジャポンでは、
「角を矯めて牛を殺す」ならぬ「角を断って犀を生かす」試みと書いていました。
サイに角がなければ殺されないとの事なのでしょう。
犀角ほどではないにしても、竜骨も資源の枯渇が危惧されているとの事です。
こうした生薬の効き目がどの程度あるのか分かりませんが、
これらを原料とする漢方薬の代替薬品が作れそうな気がしますし、
生き物の種の存続に危険を及ぼしてまで
使用する効能はないような気がしますが、どうなのでしょうか?
話が大きく横道にそれてしまいましたが、
僕は、竜の起源は、竜の骨ではなくて竜巻だと思っています。
猛烈な風を伴って天に昇っていくかのような竜巻の姿を見て、
気象現象との知識がなかった古代人は、
竜だと思ったのではないかと思うのですが、いかがでしょうか?
更に話を戻しまして、
明日も所用があって出掛けます。
そのため、日記などはお休みさせて頂きます。
明日は、サボり癖ではなくて、多分書く時間がないはずですので、
ご理解頂ければと思います。
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