mixiユーザー(id:1417947)

2020年04月03日21:27

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アベノマスク・・・

 安倍総理大臣は、一昨日、政府対策本部の会合で、
 新型コロナウイルスの拡大防止のために
 洗濯して繰り返し使える布マスクを1億枚配る方針を明らかにしました。
 配布には日本郵便のシステムを使い、
 全国すべての世帯に、1住所当たり2枚を再来週以降、
 感染者の多い都道府県から順次配るとの事です。

 僕は聞いた時に唖然となりました。
 各党から出ていた、各個人への現金給付がマスク2枚に代わったと思いました。
 科学的な根拠もありませんし、規模の妥当性の検証もありません。
 当然の事ながら、国内からも多くの批判の声が上がっていますし、
 アメリカのメディアからも失笑されています。
 余りのバカバカしさに、まともに批判する気にもなりませんが、
 これを堂々と発表する安倍総理の資質が問われてしかるべきだと思いますし、
 このようなバカバカしい話が通ってしまう辺りに、
 今の日本の政府の能力が現れているような気がします。

 経費は総額で200億円との事ですが、
 こうした国の突拍子もない政策が出ると、
 何か利権が絡むのではないかと疑いたくなります。
 ネット上では、安倍総理の地元の山口県内にある企業が受注するのではないかと、
 ツイッターなどで憶測が流れたと報じられています。
この企業が山口県から布マスクの受注を受けたとの報道が元になっているようです。
 新型コロナウイルス感染に関する緊急対策として、
 山口県が3月23日、制服などを製造する県内企業に対し、
 幼稚園などに配布する布マスク12万枚の生産を委託すると発表しました。
 県が買い取って、園児ら1人当たり2枚を配るとの事ですが、
 この企業の社長が安倍総理とフェイスブックで「友達」関係になっている事や、
 布製マスク、各2枚など妙に符合する事から流れた噂なのでしょう。
 この企業は、「まったく関係ないです」と否定し、
 噂に困惑している様子と報じられています。

 現金給付を望む声に対して、「お肉券」や「お魚券」との案が出て来ましたが、
 コロナ対策がある一定の業界団体を利するために行われそうな気配がありました。
 安倍政権が「お友だち利権」中心に回っていると感じられて来た事から、
 またかとの意識になるような気がしています。

 その現金給付ですが、
 今日、安倍総理は自民党の岸田文雄政調会長と会談し、
 所得の減少を条件に
 1世帯当たり30万円を支給することで一致したと報じられています。
 対象者が自ら申請する自己申告制とし、
 申請の際には所得が減少したことを示す資料の提示を求めるとの事です。
 詳しい制度はこれからなのでしょうが、
 この骨子だけ見ても、
 個人ではなく世帯とする事で、
 世帯の人数の違いを反映できないなどの問題点があります。
 提示する資料によっては、狭き門になる可能性があり、
 緊急経済対策としては、余り効果がないような気がします。


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