今日、JR東海とJR西日本、JR九州は、
東海道・山陽・九州新幹線の無料Wi-Fiサービス「Shinkansen Free Wi-Fi」について、
3月30日(月)に全車両で環境整備が完了すると発表したとのニュースがありました。
これに伴い、1985年(昭和60年)から提供されてきた
車内での字幕ニュースは3月14日(土)をもって終了するとの事です。
今後はニュースに代わり、
日本語と英語による新幹線の利用案内の充実が図られるようです。
今の所、JR東日本とJR北海道がどうするのかは分かりませんが、
いずれ無くなってしまうのかも知れません。
僕は、この字幕ニュースを見るのが好きです。
最近は、JR東日本の新幹線に乗る機会が多いので、
車窓の景色を見るのに飽きたり、トンネル内や夜間には、字幕ニュースを見ています。
必ず2回流れますので、1回目は一部見ただけでも、次で内容を確認できます。
簡潔な文章の中で、的確に情報を盛り込んでいると、いつも感心しています。
調べてみたら、字幕ニュースは、48文字で表現しているそうです。
様々なニュースを48文字で表現するのは、素晴らしい技術だと思います。
48文字以下に削りこむため、例えば「出発する」ではなく「出発へ」とするなど、
1文字でも節約する工夫をしているようです。
また、「てにをは」を省略したり、「〜する」といった語尾を削って体言止めにする事で、
それが独特のリズムや語調を生んでいるように感じます。
僕は、どうも文章が長くなる傾向があります。
字幕ニュースのような簡潔で的確な文章表現をしたいと思いますが、
良いお手本が無くなるのは寂しいと感じました。
もっとも、僕が利用する機会の多いJR東日本の新幹線の車両は数が多いですから、
まだしばらくは続くのかも知れません。
その間に、出来るだけ文章の勉強をしたいと思いました。
ログインしてコメントを確認・投稿する