昨日、日記をアップするのを忘れてしまったので、
遅くなりましたが、昨日の日記です。
一昨日の日記に、
「あるいは日記を突然休む事もあるかも知れません」と書きましたが、
その舌の根も乾かぬ内の昨日、息子と打ち合わせる事が出来たので、
午前中に行って来ました。
夕方には帰って来ていたのですが、
何となく疲れてしまい、日記などは休んでしまいました。
今日はお昼を食べながら、東武デパートで開催されている院展に行って来ました。
院展は、日本美術院が主催する公募展です。
春の院展と再興院展があるようですが、
今、宇都宮で開催されているのは再興院展で、
毎年9月上旬より東京都美術館にて約2週間開催されるのを皮切りに、
約1年かけて全国10ヶ所強を巡回するとの事です。
毎年東武デパートで開催されているのは承知していましたが、
行くのは今回が初めてです。
新聞屋さんから招待券を頂いたので、行って来ました。
日本美術院は、1898年(明治31年)、岡倉天心が東京美術学校を辞職した際に、
自主的に連座して辞職した橋本雅邦、横山大観、下村観山、小堀鞆音、菱田春草などが、
岡倉を中心とした美術研究団体として結成したものです。
1910年(明治43年)、
岡倉がボストン美術館中国・日本美術部長として渡米したことにより、
同院は事実上の解散状態となりますが、
1914年(大正3年)、文展(文部省美術展覧会)に不満を持つ大観や観山らは、
前年に岡倉が歿したことを契機にその意志を引き継ぎ再興したとの事です。
今回の院展は、再興第104回と書いてありました。
院展は、かつては洋画などもあったようですが、現在は日本画だけです。
規定サイズが、縦横自由(外装込)225cm×180cm以内との事で、
いずれも大作が展示されていました。
全部で70点余りの作品でしたが、抽象的な絵や幻想的な絵もあり、
また外国の風景を描いたものなどもあって、素晴らしい絵が多かったと思いました。
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