昨日は、夕方出掛ける用事が出来て、
別に遅くなった訳ではないのですが、
何か気力が出なくて、日記などは休んでしまいました。
総理大臣主催の「桜を見る会」については、既に2回書きました。
その後、色々な報道が続いていて、
安倍総理が行った国会での答弁や、臨時の会見で説明した内容が、
どんどん覆っているように感じています。
例えば、夕食会を開催したホテルに参加者のほとんどが宿泊していたから、
値引きがあったとの説明がありましたが、
遡って調べると、夕食会と宿泊ホテルが違う年もあったとの事で、
会費の5000円の根拠が崩れているような感じです。
昨日、衆院内閣委員会で、菅官房長官が、
招待者の「総理枠」が約1000人だったほか、
麻生太郎副総理や菅官房長官、副長官の推薦枠が約1000人、
自民党関係者の推薦枠が約6000人だったと答弁しましたが、
安倍事務所がとりまとめた招待者の中には昭恵夫人の推薦もあったことを認めました。
以前から、「昭恵枠」が存在するのではないかということが囁かれていましたが、
これを否定出来ないと感じた結果なのでしょう。
安倍総理は森友問題の国会追及では「妻は私人」だと言い張っていたはずですが、
政府が主催する行事の参加者を推薦する事が出来る私人なのでしょうか。
更に、今年の7月の参院選で改選した議員に、
後援会関係者などを4人まで招待できる枠まで設けていたことが判明しています。
これは公職選挙法違反にあたる事前運動の可能性があると思います。
昨日のリテラが報じた事によると、
10月22日に行われた「即位礼正殿の儀」の翌日、
4月の「前夜祭」と同じホテルニューオータニの「鶴の間」で
「内閣総理大臣夫妻主催晩餐会」を開催して、海外要人など602人が参加し、
その予算総額は予算1億7200万円にものぼっているとの事です。
更に、同じ即位にまつわる祝宴で、皇居で行われた「饗宴の儀」の料理は、
8月に一般競争入札方式で最低価格だったグランドプリンスホテル新高輪が
落札したとの事ですが(落札価格約8400万円)、
「内閣総理大臣夫妻主催晩餐会」の会場は、
入札なしでニューオータニに決められていたとの事です。
安倍事務所の「前夜祭」の値引きと「晩餐会」の入札なしが関係すると、
贈収賄になる可能性もあるような気がします。
とにかく、更に色々な問題が指摘されています。
政治資金規正法や公職選挙法、あるいは刑法にも抵触するような感じがします。
既に、市民団体が検察庁に告発しているとの事ですが、
検察当局が受理するかどうかは分かりません。
国会での追究の場すら設けない与党側の態度では、捜査も必要なのかも知れません。
それにしても、何故安倍総理はこのような拙い説明をしたのでしょうか?
モリカケ問題では、何となく上手く逃げたような感じがしますが、
安倍総理本人が関わる問題ですから、
官邸のスタッフも説明原稿を書けなかったのでしょうか?
安倍総理の説明を聞いていて、本当にこの人は世の中の事を知らないなぁと感じました。
とにかく、突っ込み所の多い説明ですから、
野党もマスコミも厳しく追及して欲しいと思います。
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