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2019年10月22日18:24

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即位礼正殿の儀・・・

 今朝は、午前6時半前に起きました。
 今日が祝日である事を知らなかった訳ではありません。
 火曜日は焼却ごみの収集日だからです。
 午前7時頃には収集車が来ますので、ギリギリ6時45分には起きなくてはなりません。
 水曜日が資源ごみ、金曜日がもう1度の焼却ごみですから、
 週の内3日は午前6時半に起きています。
 それ以外の日は、目が覚めるまで寝ています。
 知り合いから、週に3日でも生活にリズムがあって良いだろうと言われた事があります。

 今日は、午前8時からNHKで即位礼正殿の儀に関する放送を行っていました。
 宇都宮は朝から雨が降っていて、寒かった事もあり、
 パソコンで作業しながら見ていたのですが、
 何か同じような事の繰り返しの感じがして、途中で止めてしまいました。

 たっぷりと前宣伝があって、午後1時から即位礼正殿の儀が始まりました。
 前宣伝が長かった割に、あっけなかったと思いました。
 安倍総理の寿詞では、また読み間違えないか心配しましたが、
 無事に終わったようでした。
 陛下の黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)、秋篠宮殿下の黄丹袍(おうにのほう)など、
 登場する皇室や宮内庁の方々は、衣冠束帯と言うのでしょうか、昔の装束姿でした。
 平安時代の絵巻さながらの景観となったと時事通信は報じていました。

 本当に平安時代もこのような儀式を行ったのかと思いました。
 奈良時代にはどのような即位の儀式だったのかは、
 延喜式が作られたのが、927年(延長5年)ですから、知る手がかりがないと思います。
 幼い天皇の擁立が続いた平安末期の院政期や、
 京都が荒廃した室町時代、あるいは朝廷が南北に分かれた南北朝の時代、
 朝廷の財政が悪化していた江戸時代など、どのような感じだったのかなと思いました。

 歴代最年少で天皇に即位したのは、
 1165年8月3日〈永万元年6月25日〉に即位した、六条天皇です。
 後白河天皇の息子の二条天皇の第二皇子で、
 数え2歳(満7か月と11日)で即位しています。
 その1ヶ月後の7月27日に即位式が行われましたが、
 途中で泣き出して中断したために、
 参議中山忠親が赤ん坊には儀式よりも乳の方が大切だと機転を利かせ、
 慌てて乳母の蔵人頭藤原邦綱女成子が授乳してやっと落ち着かせたと、
 ウィキペディアに載っていました。
 六条天皇は、在位2年8か月で後白河上皇の意向により、
 叔父の高倉天皇に譲位して、数え13歳(満年齢11歳8ヶ月)で崩御しています。
 高倉天皇は、8歳で即位し、20歳で安徳天皇に譲位しています。
 安徳天皇は、数え年3歳(満1歳2か月)で即位し、
 5歳で、平家一門とともに、壇之浦で入水しています。
 六条天皇から安徳天皇まで、天皇の位を継いだ践祚の日と即位の日が違いますので、
 即位の儀式はあったようです。
 また、どのようにして行ったかは分かりませんが、大嘗祭もやった記録があるようです。

 即位礼正殿の儀を見てから、思わぬ日本史の勉強をしてしまいました。

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