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2019年10月15日17:57

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ラグビーのCM・・・

 ラグビーワールドカップで、日本チームは13日にスコットランドを破って、
 予選リーグを全勝で1位となり、当初の目標だったベスト8入りを果たしました。
 この放送の瞬間最高視聴率は、53.7%だったとの事で、
 ご覧になった方も多かったと思います。
 後半のスコットランドの猛攻をよくしのいだと思いました。

 この番組のCMで、とても懐かしい姿を見ました。
 これもご覧になった方が多いと思いますが、
 三井住友銀行の「ラグビー日本代表 挑戦と継承」と題するCMです。
 「日本ラグビーは、宿澤のパスを継承する。
  宿澤から森へ 松尾へ そして平尾へ」とのナレーションが入ります。
 出て来る選手は、宿澤広朗、森重隆さん、松尾雄治さん、平尾誠二の歴代の名選手です。
 宿澤が早稲田、森さんと松尾さんが明治、平尾が同志社ですね。

 宿澤の事をご存知ない方も多いかも知れません。
 ラグビーの街で知られる埼玉県熊谷市の熊谷高校から早稲田大学の政経学部に進み、
 ラグビー部に入部して、スクラムハーフとして活躍しました。
 1年の時からレギュラーに定着して、早稲田の黄金時代を作った立役者です。
 当時は、大学選手権の優勝校が社会人の優勝チームと日本選手権を争いましたが、
 早稲田は、1970年1月15に、新日鉄釜石を
 翌年には三菱自動車京都を破って、日本選手権の2連覇を果たしています。

 大学卒業後、住友銀行に入行し、現役からは引退しましたが、
 サラリーマン生活を送りながら、日本代表の監督に就任し、
 1989年5月28日に、初めてスコットランドを破りました。
 1991年のラグビーワールドカップの第2回大会で、
 ジンバブエに勝って、ワールドカップの初勝利を挙げました。
 1994年に、住友銀行の大塚駅前支店長を務めるかたわら、
 早稲田大学の監督に就任しましたが1年で退任しています。
 2000年に、49歳で執行役員に抜擢され、将来の頭取候補との噂もありましたが、
 2006年6月17日、登山中に心筋梗塞で死去しました。
 享年55歳でした。

 ワールドカップのジンバブエ戦の初勝利の時に主将だったのが、平尾誠二です。
 平尾誠二は、2016年10月20日に53歳で亡くなっていますが、
 その命日が、準々決勝の南アフリカ戦なので、話題になっていました。

 宿澤からのパスが平尾に渡り、それが現役の選手に繋がって、
 とても良いCMだと思いながら、
 宿澤が早稲田の選手だった頃、一生懸命に応援していましたので、
 その姿を懐かしく見ていました。
 三井住友銀行のCMと言うのも納得出来ました。

 YouTubeにそのCMがありましたので、アドレスを貼っておきます。
 https://www.youtube.com/watch?v=pxPP2wzHt90


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