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2019年06月22日17:25

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夏の恋風   大場久美子

夏の恋風 大場久美子




大場久美子 の 夏の恋風 は 名曲である。
この子にラテンを決定ずけた曲であり、さわやかな曲である。

素敵な男性がそっけない・・・これが久美子の永遠のテーマ。
ピッタリである、この子の個性にピッタリ。

10mくらい はなれた電柱の陰から見ている感じ。
それがたまらなくかわゆいのである。

そう それは自分もそうだったし、
空気を読み出しゃばらない その美学が輝くのだ。

私よ私 と出てくる子。
すぐに諦めてしまう子。

どっちも違うと思う。

かまって光線を微妙に発射する。
こっそり隠れた場所から。

俺の経験から 私よ私 と出ていく人 結局不幸になっている。
じれったいけど 待っている子 幸福が訪れる。

優しい男性たちは 声をかける子 動物的な勘で
もう目星をつけてしまうのだ。それがセクシイなのだ。

中学一年のとき 好きなクラスメイトがいた。
内気なんだけどちょっとHな高井君だった。

家に遊びに行ったとき 大場久美子のレコードが。
好きなんだ 大場久美子 と隠しもしないで見せた。

所ジョージも好きと言っていたからゲイではないんだけど
微妙にゲイだったんだと思う。

なぜなら 水泳の授業の時 毛深い高井君の脚に
俺が足を絡めてザラザラしてる!と女のようにはしゃいだ
俺の事をそのまま拒否もせずにすね毛をタッチさせていた。

俺が女とゲイを自覚しはじめた走りの時。

13歳の時。

高井君が意識後の初恋だったのである。
毛深い男の脚に感じていた俺なのだ。

高井君はわき毛も少し生え始めていた。
とても素敵だったのだ。

彼の家は古い家であるが、なんと今もそのまんまの形で
残っているのである 表札もそのまんまである。

俺は家のローンを払っている小松川信金に記帳に三か月ごと
訪れるのだが、その変える道に銀行のすぐそばのあの家の前
で自転車を止めて 高井君!・・・ と唇で呼ぶのである。

そう 俺は今でも可愛いストーカー。
ああ 大場久美子が好きだった高井君に会いたい。

もういないかもしれない 住んでないかも。
でも人の気配がある、周辺も掃除してある。

そんなめんどくさい乙女な感情は捨てて
チャイムを押して 高井君元気ですか?って言えばいいでしょうに。

俺はそんな内気じゃないし。
もし本人が結婚していても もし亡くなっていても 泣いたりはしない。
でもね 嫌な気持ちにさせるのだけは避けたい。

ゲイだろ?ゲイがやってきたよ。ってそうなったら哀しい。

高井君の顔は わかりやすく言うと ゲバゲバ90分のイラストのお化け?
みたいなおとぼけ顔である、本当にあのイラストと同じ顔なのだ。

ああ 田舎っぽい顔。おとぼけ顔。
俺は大好きなのだ。

俺が女だったら高井君が初体験の相手だったに違いない。
そうに決まっている、俺にはわかるのだ。

そして彼は俺が妊娠したら、必ず産めよといったのだ。
俺はそれくらいわかる。

別に金持ちのボンボンでもない。
普通の自営業の家

親子であまり干渉しないあの涼しげな玄関の感じ。
同い年 同じクラス。

俺は自分でわかる 人生は金じゃない。
フィーリングだ 好きこの人!って思うあの特別な気持ち。

この人とベッドで一日中まったりと乳繰り合いたいというあの気持ち。
俺はあの気持ちこそが、人生のMAXだと確信している。


夏の恋風・・・・

♪ 終わりですか 夏の夢は?見えませんか 恋の行方。
  その先 急いだのは 秋風 感じたから。

クラス替えのあと めっきり話もしなくなった高井君。
高井君には高井君の新しい友達が 俺には俺の新しい友達が。

でもね 新しい友達なんて要らなかったんだ 高井君。
君もそうでしょう?たまに廊下で声をかけたときに そう言ってたもの目が。

振られるなら振られたでいいじゃない でも俺たちの世界は
言えなかったんだ 好きって言葉 だって迷惑でしょうから。

♪ あなたの事 見ないフリした・・・

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