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2019年09月21日02:09

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結論が安易すぎて違和感

あまりにも世間の予想通り過ぎて
あまりにもマスコミの餌過ぎて
なんだかなぁ〜という感じはあり。

親子の関係は他人が思うより難しくて、
「本当の親じゃないくせに」
が引き金になったというのも、
安易過ぎて馴染まないな。

本当の親じゃないくせになんて
本当の親子じゃなかったら、この年代の子供は言いそうだ。

昔は3〜4年生っていったらギャングエイジと呼ばれたんだよ。
行動力が出てきて、隠そうともせずイタズラしたり
酷い言葉を投げつけることもある年代。
これが5・6年生になると、知恵がついて
隠れて悪口言ったり、コソコソと悪事を働く。

この言葉がどんなふうに発せられたのか、
そのときに、容疑者と被害者の間に、
実際にどんなやり取りがあったのかなんて、
漏れてくる情報だけじゃわからない。
「本当の親じゃないくせに」は
それが世間にわかりやすく、
世間に「やっぱり」って言わせやすいから、リークされ
そこだけがクローズアップして流れているのかもしれない。

わたしは、両親の離婚後は母親と一緒に暮らしていたけれど、
実際には、わたしの親権は父親のほうにあった。
父に親権があるといっても、実際には
わたしは祖父母の家に預けられ、父と会うのは週末だけだった。
両親の離婚の前から父とは接点が少なかったし、
週末に父と過ごすのがわたしには精神的に負担だった。

わたしは、父のことも母のことも、
他所の人に「あの人」っていうことがあって、
実の両親なのに他人みたいにいうって、母の友人である
「とある小学校の先生」に注意されたことがあるのだけれど、
実際そういう感覚なのだから、余計なお世話と思っていた。

実の親子でさえ、こんな感覚しか持てないこともあるのだ。
たとえ小学生でなくても、義理の父や母との関係は難しい。
無理にお父さんとかお母さんと言わせても、
違和感があって気持ち悪いだけだから、
この子が、相手のことを「おとうさん」と呼ばなかったとしても、
特別なことではないし、だから関係が悪いとかいうことでもない。
わたしも父の再婚相手をお母さんと呼んだことはない。

でも、そのことに悪意はないし、関係が悪かったわけでもない。
人生の途中から家族となったひとなのだから、
その関係が、当たり前に世間が思う親子の関係でなくてもいい。
そこを無理して『親子』という形をねじ込もうとすると、
逆にトラブルになったりストレスになったりする。

あれが、無理に親子になろうとして近づいて来られたら、
それこそ拒絶反応を起こしていたかも知れないなぁ・・・。


わたしがこの事件をみていてすごく嫌だったり心配なのは、
再婚で年下、無職の夫っていうことから、
最初から世間の見る目にバイアスがかかっていることだ。

もしかすると、手にかけてしまったことについての自白や、
その理由についても、取り調べから早く開放されたいと
心が折れての適当な答えなのかもしれないし、
実際に起きたことについて、
この年代の男だと、うまく説明出来なくて話していない可能性もある。

実際、今の世の中で、32歳無職とか
普通にいるんじゃないかな。
無職なんて、そこいらへんにゴロゴロしてるよ。

わたしも、一度、30代の頃
何もかも嫌で、何にもできなくなって、
1年ほど無職してたこともある。

けどね

人にいろいろな性癖があるのと同じで、
家庭の事情なんて、家族の数だけあるもので、
それを漏れ聞こえてくる不確かな情報だけで、
決めつけて相手を非難するのは如何なものかと思う。

警察からリークされた情報は、
おそらく、全体像の一部でしかないよ。
それが世間的にわかりやすくて、マスコミのいい餌になる形だから
大々的に流布されているだけだろう。

「本当の親じゃないくせに」って言われても
それはそのとおりなんだから、どーにもならない。
半年も一緒にいて、それだけでキレて殺してしまうってのも、
それはそれで違和感しかない。
何か他にも理由があったんじゃないのかな。

■「本当の親じゃないくせに」に立腹か 埼玉の小4遺棄
(朝日新聞デジタル - 09月20日 11:41)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5795611
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