*2021年4月19日(月)から5月3日(月・祝)までの入院三期で、
幹細胞採取を決行した。
6回の抗がん剤投与だけで完全寛解
(腫瘤(しゅりゅう)が消えた状態)しなかった場合の
「保険」として。
通常、入院七日目から
白血球数を増やす為に皮下注射を13:00頃に打つ。
それを、白血球数が底まで落ちるまで待つ為、
皮下注射をわざと打たなくする。
私の場合、入院十一日目に底まで下がった。
そこから、毎日6:00頃に皮下注射開始。
但し、三本分。太いのが一本、細いのが一本。
また、白血球数を急速に5,000個以上まで増やす為、
毎日23:00に痛い注射を打つ。
白血球数が底まで落ちた状態は、かなり厳しい。
毎日23:00に痛い注射を打つと、下痢になりやすい。
下痢になったら、体力を消耗してしまう。
(下痢止めを飲んで対処する。)
私の場合、入院十八日目に白血球数が5,000個以上まで回復。
幹細胞採取が決行される事になった。
幹細胞採取は、自分の血液を体の外に取り出し、
「成分分離装置」という遠心分離器みたいな装置に通して、
作業の済んだ血液を体内に戻す。
この作業を、普通は4時間実施する。
「ドナーさんの情報」より
「6. 末梢血幹細胞採取の実際」
https://www.jshct.com/modules/donor/index.php?content_id=6
この間、両腕を動かしてはいけない。
小便したくなったら、尿瓶に取ってもらわないといけない。
(当然、開始前に便所へ行ってた。)
4時間は長いので、その間に何か視聴可能だと聞いていた。
それが、14:00過ぎから開始。
NHK BSプレミアムで放送の番組だと、一時間程度しか見られない。
視聴させてもらえるDVDソフトは、
映画「千と千尋の神隠し」のDVDソフト
映画「MI:2」のDVDソフト
映画「ショーシャンクの空に」DVDソフト
他、数枚の円盤があった。
映画「千と千尋の神隠し」のDVDソフトって、
初期版は特定のモニターでないと赤っぽい仕上がりでしょ。
その外れ円盤だと、悲しい。
私の場合、幹細胞採取を行った部屋で、
映画「ショーシャンクの空に」DVDソフト
未開封(新品)の本編(143分)を全部見た後、
ボーナストラックに収録されていた監督さんの裏話(自画自賛映像)
を約1時間視聴して、どうにか一回分の採取に成功。
映画「ショーシャンクの空に」DVDソフトが未開封だなんて。
名画を見たがる人は、少ないのかな?
映画「ショーシャンクの空に」は、何度見ても感動できる。
話を戻します。
採取した幹細胞は冷凍保存し、
6回の抗がん剤投与だけで完全寛解しなかった場合に、
自家移植で使用予定。
■笠井信輔アナ、闘病中に体験した隠れた苦労を語る
「毎月1万円程度の料金が…」
(しらべぇ - 04月23日 18:21)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=202&from=diary&id=6494939
ちなみに私が入院している病棟では、
無料Wi-Fiに接続可能です。
無料Wi-Fiを使っている身なら、
笠井信輔アナに感謝しないといけない。
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