新千歳2021コンペ部門GIF

新千歳空港国際アニメーション映画祭2021のオンラインでコンペティション部門GIF/VRを視聴(11月16日）。
これは、インターナショナルコンペ、日本コンペ、学生コンペのうち、VR作品およびGIFアニメーション作品を空港内センタープラザにて展示上映したもの。
オンラインではVRは無し（当然）。GIFはどの作品も楽しく面白い。短い時間の中でループ動画の巧みさや鮮やかな色彩感覚がある。
しかし、この時点でまだ観ていないプログラム多数で焦る。やはり日常から切り離されたリアル映画祭に参加することの重要性を思い知る。

●『Toril Gates/（以下略、公式サイト参照）』2021、0:41、アメリカ、Nata Metlukh

ループする動きが面白い。色彩豊かで形もアイディアも面白い。

●『Famille』2021、0:40、フランス、Sylvie Denet

ペン画のような線画で繰り返される大家族の描写。複雑に構成されたループ動画が興味を惹きつける。わずか40秒とは思えぬ密度。

●『服部グラフィクス低解像度GIFシリーズ2021』2021、2:35、日本、服部グラフィクス

ドット絵のゲーム的な画面。鮮やかな色彩感覚と繰り返しの面白さ。

●『或る日（2020,2021）』2020、0:38、日本、大前奨平

切り絵のように平面的に構成された画面と滑らかな動き、ユーモラスな感覚。

●『ちくわ 悶える、ちくわ はまる』2021、0:17、日本、田島凪

生き物のように動くちくわ。きゅうりを吐き出そうと悶え、穴にはまる。自主作品らしい自主作品。