欲望という名の幸福。

先週の10月12日は3期鬼太郎さんアニメ化36周年記念日でしたね

気付いたんだけど、去年35年のアニバーサリーでお祝いがてら3期第一話を見返したら面白くってそのまま見続けちゃおーとしたのはいいんだけど、今年36年目を迎えても未だに見終わっていなかった……

化けぞうりまで見たから次は鬼巫女。
つまり99話目までしかまだ見終わっていないということ……
まだ、というか、やっとというのか……

ホントに見たいし見たら感想書きたいし←まぁ毎度おんなじ内容なんだけど（笑）鬼太郎さんに浸っていたいんだけどさーーー、自由になる時間ってほんとないよね足りない!!!!!!
しかも最近は時間があったら寝たくなっちゃうからもーーー（笑）年は取りたくないよ全く!!!

とか言いつつなんだけど、2期アニバーサリーで2期鬼太郎さんのDVD引っ張り出して見返しちゃったりとかしてるけどゴメン
「幸福という名の怪物」見たよ、マジいろんな意味で面白かった!!!!!
あの石が時限爆弾だと教えられた時に素直に鬼太郎さんに返していたら、中村氏の幸福はあの時点のままでそっくり頂けたんだろうか。ある程度の欲で満足できていたらもしかしたら本当の幸福をもたらす石になったんだろうな、でも、結果を知っているから欲に欲を重ねない方が賢明だと言えるのであって、どこが欲の限度かなんて誰も知ることはできない。
だからこその「幸福という名の怪物」なんだろうと思う。
ネコ娘が見つけて鬼太郎さんの許へ持ってきた時、父さんから地獄玉という欲望を叶える不思議な石だと教えてもらった鬼太郎さんはそりゃスゴイや、と感心し、

「恵まれない人にあげましょう」

とスラリと言った。自分の欲を満たすことに使おうと微塵も考えなかったのが、物語の主役であり正義の味方でありゲゲゲの鬼太郎たればこそ当たり前なのかもしれないけれど「やはり鬼太郎さんは大したもんだナ」と改めて思ったもんですわ
話の最後、残されたのは結局家族のみだった中村氏。本当に大事なのは何か分かるだろう、と父さんは言っていたけれど、その大切なものが何なのかを知っていたのは子どもたちだったのかな、そう言えば豊かな暮らしになってもあの子どもたちの様子はそれほど幸せそうじゃなかったような気がするな、本当に奥が深い話の一つでした！
そんでこの話のオモシロさってそういう感慨深さだけじゃなくって、キャラクターのドタバタっぷりにもあるよね！2期はネコ娘もねずみ男同様ちょっとしたトラブルメーカーでもある時があって、この回ではネコ娘が騒動の一旦を担うドジを踏んじゃうことにもなります
おばさま方にもみくちゃにされてヘトヘトになったネコ娘とねずみ男が「もうダメ」と弱音を吐くとそれを聞いた鬼太郎さんに

「原因を作ったのはお前たち二人なんだから！」

と引っ張られて渋々協力するねずみ男、それを見送って自分はお役御免とホッとするネコ娘だったけど戻ってきたねずみ男に「お前もだヨ！」「えぇーーーっ！」と腕を引かれて連れて行かれちゃうってシーンがメチャンコ可愛くって、ネコ娘をおばさま方から助け出すシーンも含めてダイスキでほのぼのするんだよね、とてもカワイイです2期作品

久しぶりに見ると2期鬼太郎さんのカッコ良さに惚れ惚れしちゃいます、鬼太郎さん役が野沢さんでホントに正解だったと思うよね！3期鬼太郎さんもただ座っているだけでカッコイイと言われる鬼太郎さんだけど、2期鬼太郎さんもやはりただ座っているだけでそれだけで良い……尚且つ話し出すとその声の調子にゾクゾクっとくるんだからさーもータマランよ

2期鬼太郎さんと3期鬼太郎さんがおしゃべりする回ってないですか？
3期鬼太郎さんと4期鬼太郎さんの仲良しピクニック回とかありませんでしたっけ？

3期と4期はラブラブがいいんだけど、2期と3期は兄弟関係なのが見たいかなぁーーー
いつも人一倍気を張って体を張って頑張っているしっかり者の弟を、大らかなお兄ちゃんが甘やかして労ってあげる様子をゲゲゲハウスの壁のすき間から覗き見したい

この欲望も限りなくあるので、そのうち爆発しちゃうかもしれんです