今朝情報番組を見ていたら、今世界中で大人気のグループの新曲が話題にされていた。
先日妹がこのグループの大ファンだと聞いたばかり。彼女がこの手の歌手に興味を持つタイプではナイとずっと思っていたからちょっとビックリもしていたので、妹を夢中にさせる彼らの魅力とは何かを知るべくパフォーマンスをじっくり見てみたら、ダンスを見ているうちにその完璧さに感心し、「あ〜やっぱりカッコイイもんだなぁ
」と思えてきたから、興味を持つというのは不思議なものである。
カッコよさの捉え方は人それぞれだろうけれども、わたしは子どもの頃に見たジャッキーの映画のアクションに大感激してから「体を動かせる人」がカッコイイことの前提の一つとしてあると思っているから、恐らくダンスが上手い人にもカッコイイ要素を見付けられたのだと思う。
そうしてインタビューに答えていた彼らのファンの人たちの気持ちもものすごく理解できた…「何時間も聞いていられる」んだって…「食い入るようにMV見ちゃう」だって……
そうよね〜、スキなものっていくらでも摂取できちゃうよね〜見たいヨネ〜〜。
でもなぜ彼らの摂取はオシャレで鬼太郎さんの摂取だとなんかアカン感じがされるんじゃ!!!!!!(笑)←あたぼうだ
なんでだよーーーっ!!!!!あんなにカッコええのに……!!!!!
鬼太郎さんはカッコイイの権化だよ、特に3期の鬼太郎さんはアタイの理想の塊だよ、カッコイイを具現化したものだよ!!!!!!
アタイのことももらってくれよ、一生ついていきたいよーーーっ
って心から思ったのは、「大髪様」を見てきたからなのデス〜
いつもカッコイイ鬼太郎さんだけど、この回の鬼太郎さんは見た目も心意気もほんっとうにカッコ良き!!で頭を抱えたわーーー
とある漁村に住む花子という女の子がその村で祀られている髪様に生贄にされるのを助けて、とカラスのカー坊から頼まれた鬼太郎さんはネコ娘と一緒に村へ向かうのだけれど、早速髪様の攻撃にあい、ネコ娘は村人同様に髪の毛を取られてツルパゲに!
花子ちゃんの身代わりに一緒にやってきたネコ娘だったんだけど、ツルパゲになってしまったのが恥ずかしくてみんなの前、取り分け鬼太郎さんの前に出ることができなくて押し入れに籠城して大泣き。
「ネコ娘、一緒にお社へ行こう!」
と鬼太郎さんは押し入れの前に立って説得するけれど、ネコ娘は頑として開けようとはしません!足で押さえて(←これがカワイイ)ワーワー泣きわめくので鬼太郎さんも閉口。
ここを開けてくれ、となんとか宥めすかそうと声をかけていると、
「もうお嫁にいけなーーい!!!」
との返事が。
それを聞いて鬼太郎さん、すかさずですよ、
「行くところがなければ、ぼくがもらってやるよ!!」
すんなり言葉が出ていましたね、売り言葉に買い言葉的な言い方じゃーなかったですよね、この言葉、「いずれ機会があれば伝えよう」って前から考えていた感じでするりと口から出た言葉でしたよね鬼太郎さん!!!!!!?
何度も聞いたセリフだけど、なんでだろう、今回ものすごくじぃぃぃんと胸に響いたわ……
優しい……
3期のネコ娘のキャラって、ユメコちゃんの乙女キャラとは対照的で口調や性格がサバサバしていて姐御肌なんだよね。そうしてユメコちゃんが周りに愛されたり守られたりしている脇で、ネコ娘は気が強くてちょっと可愛げのない役どころを要求されたり、時には汚れ役に立たされることもあって、3期の場合、ヒロインとは言われ難いキャラでもあったと思う。
だけどそんなお転婆な3期のネコ娘は、元々もっている気遣いや優しさを控え目に見せてくれることも何度もあって、それに気付くたびにアタイは「この子がやっぱり鬼太郎さんにはお似合いだ」と思わされていたんだけど、
やっぱり鬼太郎さんもネコ娘がイイ子だっていうことに気付いていたんだわね〜〜
と思わずにはいられなかった
いろいろイイ子だナって分かる場面はあるけれど、一番は「だつえ婆」回でのユメコちゃんを出し抜いて鬼太郎さんについてきたとみんなに思われていたネコ娘が、最後に
「鬼太郎、帰ろ。ユメコちゃんもきっと心配して待ってるよ」
と、声をかけてくれたシーンでした。
ユメコちゃんのいない間に鬼太郎さんとベタベタしようと思われていた彼女が、敢えて「ユメコちゃん」の名前を出して鬼太郎さんを促したこと。閻魔大王にちょっと考えさせられるような言葉をかけられてそのことについてじっと考えてしまっていた鬼太郎さんを見て、ネコ娘は気持ちを紛らわせてあげようと考えたんだろうかと思ったし、ユメコちゃんへの思いやりでもあったのだろうとも思えるんだ。鬼太郎さんが心配なのは自分だけじゃないことをちゃんと分かっている。ネコ娘はユメコちゃんとフェアに付き合いたいと思っていることも分かる一言。
ねずみ男のこともちゃんと心配してあげられるし、ネコ娘はホントにいい子なんだよね
髪の毛を取られてツルパゲになってしまった姿を見られたくなかったネコ娘だけど、花子ちゃんが「自分が生贄になりに行きます」と宣言するのを聞き、大人たちが「そうしてくれるのが一番いい」とコソコソ話しているのも聞いてたまらず押し入れから出てくる。
「冗談じゃないわ!そんな人間の大人の考え許せない、あたしが行きます!!!」
3期ネコ娘は姐御気質なところもあるので、こう啖呵切るのもカッコイイのであります
が、すぐに
「元々あたしがきたのは身代わりになるためだしね」
とテヘ、と照れながら自分にツッコミを入れるのも良しだし、ツルパゲの状態で人前に出てきちゃったことに気付いて「キャァァ〜〜ン!!!!」と恥ずかしがりながらその場を離れるネコ娘の様子もメチャクチャ可愛らしかった!!!!!!
そんなネコ娘を見る鬼太郎さんもメチャ優しくてヨカッタ……ネコ娘が押し入れから自ら出てきたのを見てビックリする鬼太郎さん、身代わりになるためにきたんだし、と言った言葉に「ネコ娘…」と呟く鬼太郎さん、そしてツルパゲを見られたことに気付いて逃げ出すネコ娘を苦笑いで見送る鬼太郎さん。ネコ娘を見るどの表情も、全部ネコ娘のことを「分かっている」風だったのが本当にステキだったし、特に苦笑いをした鬼太郎さんが優しく見えたのよねーーー。
きっと、花子ちゃんの決意と心無い大人たちの言葉を聞いて黙っていられなかったんだろうな、自分の姿を見られたくないと自分を守ることよりも、なんの罪もない花子ちゃんを犠牲にさせたくない思いの方が強かったんだろうけど、やっぱり見られたくなかったんだね、ごめんよっても思ったのかな、そんなことも含めて
「ネコ娘らしいな」
って思ってくれたんだろうなと思うよね
そしてこういう作画をしてくれる3期スタッフさんの愛情をまたヒシヒシと感じたのでありました
3期はスタッフに愛されているのよね…いや他期もだけれども。
この苦笑する鬼太郎さんがカッコイイなぁと思って、ただそれだけでここまで書いてきました、本当に男前ですわ
見た目とかじゃなくてね、結局その心意気なのよ、カッコよさってつまりはその気持ちなんだよね!!!!!!
だからラストのねずみ男をに対する鬼太郎さんもカッコええんじゃぁ……
ねずみ男もこの村へやってきていたことを最後に知った鬼太郎さんたち。
「どーせよからぬことを考えてたんじゃろ」
という父さんに、呆れたように肩をすくめて、
「多分ね」
と答えた鬼太郎さん……カッケーーーーため息……
今回お疲れだったのかちら折檻ナシですかね(笑)。ロリータ姿のねずみに驚いて叱る気も失せたのかもアハハ(笑)。
で!次回シーサー登場ですわよ!!!!!!
わーい、シーサー!!!!楽しみだよーん!
この回の鬼太郎さんも男前やねん……毎回心臓えぐられますねん……
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