mixiユーザー(id:14005590)

2020年09月25日15:13

236 view

愛と涙と笑顔の3期「牛鬼」回。

3期「牛鬼」を久しぶりに見た。
ねずみ男が助けを呼んでいる、という手紙をとある漁村の少年たちからもらった鬼太郎さん、

「あいつ、海へ行ってたのか」

とこぼしていたのが良くないですか!!!?泣き顔ぴかぴか(新しい)
ねずみ男がどこで何をしていようと鬼太郎さんの生活にはずぇんっぜん関係ないはずなのにさぁ、やはり3期でも「ねずみ男が気になって集中できない」鬼太郎さんがおりました(笑)。
てことで早速出向くと、早速ねずみ男を飲み込んだ牛鬼登場!
驚いた警察官が牛鬼に向かって発砲しようとすると、両手を広げて前に立ちふさがり、

「あいつの中で友だちがまだ生きているかもしれないんです!!」

とねずみ男に危害が及ぶことを心配して制するのですわ…泣き顔ぴかぴか(新しい)

ここ、良くない!?泣き顔

手紙を受け取った時は「あいつ…」なんて言い草してたのに…いざとなると「友だち」と言って守ってくれるんよ…泣き顔ぴかぴか(新しい)
鬼太郎さんてホント、ねずみ男に対してはツンデレなんだよねーーー泣き顔ハート達(複数ハート)ぴかぴか(新しい)

印象に残っている「牛鬼」回と言えば、2期・3期・6期なんだけど、そう言いつつ3期の牛鬼についてあんまり書いたことなかった。以前3期の感想書いていた時期あったけど、「牛鬼」回スルーしてたわ…なんで…???
さて3期の「牛鬼」回といえば迦楼羅様の他に父さんの鬼太郎さんを思う気持ちの深さや愛情が強く感じられたっていう点が一番心に残っていたんだけれども、今回見返してみたら愛情を見せるのは父さんだけじゃなかったことにこの鬼太郎さんの行動から気付いたんですけど泣き顔ぴかぴか(新しい)

てことで改めてまとめてみましたぴかぴか(新しい)

首尾よく牛鬼を倒した鬼太郎さんだったけれど、その直後、今度は鬼太郎さんが牛鬼の姿と化してしまいます。
村人たちが大騒ぎする中、ねずみ男はいち早く父さんを捕まえると一目散に逃げだすの!自分一人で逃げるんじゃなく、わざわざ父さんのところまで赴き、「捕まえて」二人で逃げようとしてくれたの!!!!泣き顔ぴかぴか(新しい)

ねずみやるじゃん!!!!ぴかぴか(新しい)

鬼太郎さんが心配な父さんはねずみ男に自分を置いていけ!と言うんだけど、

「逃げなきゃ死んじまうよ!」

と言い、暴れる鬼太郎牛鬼を諭そうと声を張り上げる親父さんには、

「あれはね鬼太郎であって鬼太郎じゃないの、鬼太郎はお化けになっちまったんだよ!」

ととにかく親父さんを助けようとして言い聞かせてくれていたのが凄く頼りがいがあって優しさも感じられたしカッコよかったですーーー泣き顔ぴかぴか(新しい)そうよね、きっと鬼太郎さんも意識があったとしたらねずみ男にこうするようにお願いしたはずだもんね、分かってるよねねずみ男は泣き顔ぴかぴか(新しい)
そうして一反木綿が仲間を連れて来てくれたんだけど、児泣き・砂かけの他にもう一人ネコ娘の姿も。ネコ娘に気付いた親父さん、

「なんじゃ、ネコ娘も来たのか」

とちょっとビックリ?した様子に、ネコ娘はモジモジしながら、

「だって、鬼太郎のピンチだもん、あたしにも何かできることあればと思って…」

と答えたとこ、マジカワイイじゃん!!!泣き顔ぴかぴか(新しい)←この後の「ニャン」込みで!!!泣き顔ハート達(複数ハート)いい嫁になるわ早く鬼太郎さんに貰ってもらいな父さんに早く孫の顔見せてやりな、って思ったわ泣き顔ハート達(複数ハート)ぴかぴか(新しい)←ハラスメントになりますかすんません
このセリフを聞いた父さんは一言、

「…ありがとうなぁ」

って言うの…泣き顔なんか切ないよね…父さんの為にも鬼太郎さんの姿を早く元に戻してあげたいよって思ったよ…
ところが「牛鬼最強説」です、牛鬼という妖怪は退治したものが今度は牛鬼になってしまうので倒すのは非常に困難な妖怪なのです。
しかし過去に牛鬼を封じた者がいました…それが迦楼羅様でした!!!!ぴかぴか(新しい) ←わたしのパソコンで「かるら」を変換すると第一候補で「迦楼羅」という文字が現われます(笑)。訓練しました!(笑)
そこで村人全員も協力し、みんなで祈り迦楼羅様を呼び出すことに。
父さんが瞳を潤ませながら「鬼太郎を助けて」と両手を合わせて祈念する姿は元より、ネコ娘の「自分が代わりに牛鬼になってもいいから鬼太郎を助けてください」と涙ながらにお願いする姿に再びじぃぃん…泣き顔鬼太郎さんを思う気持ちがこれでもかってくらい表現されていた「牛鬼」回泣き顔
で、その頃ねずみ男さんはどうしてたかっていうと、みんなが一つのことに向かって懸命になっている姿を木の上から眺めていたのね。

「こういうの信じないんだけど、やらねぇとマズイだろうなぁ」

とぼやきながらもテキトーにみんなに合わせて「ラーメンそれにチャーシューメン」ってご祈念するふりをしてお付き合いしてくれていました(笑)。
「ヒ一族」の回でね、ヒ一族と戦うために悪妖怪に協力を求めるシーンがあったんだけど、ねずみ男はその作戦に乗り気じゃなかったのね。仲間が全員悪妖怪へ頭を下げてお願いしている時でもねずみ男は全然知らん顔して壁に背をもたせていたきりだったんだ、その時も思ったけどねずみ男のこういうところがカッコイイんだよな。他人の意見に流されないで自分を貫ける気持ちの強さ、それが状況的にいつもダメなんだけど(笑)だけどこういうところを持つねずみ男に憧れる気持ちもある(笑)。
迦楼羅様を呼び出すこの時も、ねずみ男は迦楼羅様という存在を信じていなかったというよりも、きっと鬼太郎さんを助けるために「みんなで一緒に」一つのことをするという行為の中に自分は入りたくなかったんじゃないかと思うんだ…鬼太郎さんのことは助けたいけど、それを叶える為に迦楼羅様を呼び出すのが自分一人だけでよければ多分気持ちよく協力してくれたと思う。「みんなで」という行為がちょっと綺麗事のように見えてしまったのかなぁと。なんていうかねずみ男は超現実主義者だからさ、みんなの姿が少し茶番じみて見えたのかも、なんて思った。
ホントはいい奴なんだよね、だってこの後迦楼羅様が鬼太郎牛鬼を火口へ落そうとしたのが分かった時、

「いいのか親父」

なんて声を掛けてくれたし、結局鬼太郎さんが火口から無事に姿を見せた時も涙ぐんでたし(笑)。鬼太郎さんもなんだけど、素直じゃないんだからもーーー!!!!!泣き顔ハート達(複数ハート)ぴかぴか(新しい)

てことでみんなの願いが届きました、松明の火が合わさってその中から迦楼羅様ご出現!!!!!のシーンは荘厳で威厳があり、畏れ多かったですね!!!!!!泣き顔ぴかぴか(新しい)
開口一番、

「牛鬼と化した息子を助けて欲しいと申されるのか」

あーこのセリフサイコー泣き顔神様なのに我々下々の立場の者に(今回は父さんへだけど)「申される」ってお言葉使われるのよ…流石ですね…泣き顔ぴかぴか(新しい)牛鬼を封印した時に人間たちを「何人たりとも触れてはいけない印なのです」と諭した言葉も丁寧だったのよ、偉いお方はやはりドエライものですわ泣き顔
そして父さんの返事もサイコー泣き顔

「鬼太郎、いや村人を助ける為に力をお貸しください!」

父さん個人の立場としたら鬼太郎さんを救うのが一番大事。でも父さんは村の危機を救うためにやってきたわけで、その意味では個人的立場ではいられないから、うっかり「鬼太郎」という言葉が先に出ちゃったけどすぐに「村人」と言い直した。
辛いよね泣き顔
だけど迦楼羅様は分かってくださっていたと思うの。だって村人の祈りがどうだったかわ分からないけれど、父さんの祈り、「鬼太郎を助けたい」という思いを迦楼羅様は口にされたんだもの。
牛鬼退治を

「やってみよう」

と言葉少なに口にして飛び立つ迦楼羅様。
それを見つめる父さんの潤んだ瞳に迦楼羅様の姿が映って、祈るように

「鬼太郎…!」

と呟く父さん。
ここで泣かずしていつ泣く!!!!!泣き顔泣き顔泣き顔

迦楼羅様の機転の効いた方法により、牛鬼の本体を見事回収し、鬼太郎さんも無事に元に戻れて本当に良かったです。戻った鬼太郎さんと父さんがお互い走り寄って抱きしめあうとこ、マジで麗しい姿でした。良かったね、鬼太郎さん、父さん泣き顔ぴかぴか(新しい)

そして立ち去る迦楼羅様を見上げて

「偉大な方もいるもんだなぁ」

と感心する鬼太郎さんも良きです泣き顔ハート達(複数ハート)

さて、一件落着したあと、感謝の気持ちを兼ねて盆踊りのお祭りに招待される鬼太郎さんたち。子どもたちに誘われるも恥ずかしさからか気兼ねなのかちょっと乗り気じゃなかった鬼太郎さんの前に浴衣姿で現れるネコ娘。
浴衣姿に少し驚いたようだった鬼太郎さんへ、照れながらも

「鬼太郎、踊ろ」

と声を掛けて誘います。
そうしてやっと鬼太郎さんは「うん」と笑顔になって、ネコ娘をいざなうように子どもたちと一緒に元気に盆踊りの輪の中へ駆け出して行くのでした。

ここの鬼太郎さんがメッチャ子どもらしくてとてもスキ!!!!!!!泣き顔ハート達(複数ハート)ぴかぴか(新しい)

浴衣を借りて着飾って、鬼太郎さんと盆踊りを楽しもうとするネコ娘の姿に遠慮が吹き飛んだのかなって思って、そうして元気いっぱい走っていく笑顔の鬼太郎さんの姿がとても嬉しかったの泣き顔ハート達(複数ハート)
自分も楽しんでいいのか、と理解したようだったと言えば悲しいけど…。
チー様の映画の中でも盆踊り大会を鬼太郎さんたち妖怪が主催したことがあって、その時もユメコちゃんを始めとする人間と楽しそうにしていたけども、あの時でもいつでも、鬼太郎さんはいつも誰かのために、他人のために考えて行動しているの。それってホントに心から楽しめているのかなぁって思って…。
でもこの回では鬼太郎さんは「お客さん」としてお祭りを楽しんでいいんだと分かったのかなって。
そうして見た目通りの10才の子どもらしく、立場とか遠慮とか気遣いなどなく地元の子どもたちと過ごせたんだろうなということを想像してヨカッタなぁと思う泣き顔ぴかぴか(新しい)
鬼太郎さんは立場上も性格上もなかなか子どもらしい生き方をすることが出来にくいから、きっと父さんもそんな鬼太郎さんを不憫に思うことがあるのではないかと思うよね←例えば「陰摩羅鬼」回での「若い者同士エンジョイさせてやろう」と言ってくれた父さんのセリフとかすごく印象的なのだけれども。だからたまには子どもらしく楽しませてやりたいと願っているであろう父さんの優しさが今回その機会を得てちょっとは叶えられたのかなと、そんなことも考えられたりいろいろ温かい気持ちになることづくめの牛鬼回でしたうれしい顔ハート達(複数ハート)ぴかぴか(新しい)

メチャ面白かったのに、なんで感想書いてなかったのかちらん…?





0 1

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する