「鬼の背参り」って落語を聞いたんですよ。
落語聞いて楽しい気持ちになろうとしたのに、気付けば話がだんだん怪談めいた流れになってきて、あるシーンで本気で驚いて「ウワっ!」って声をあげちゃった
四方吉(与茂吉?よもきっつぁんの字はこれでいいのか)同様、結局最後は「なーんてね」ってオチがくると思っていたしそう思いたかったけれど、なんだかんだ驚きの展開ばかりのこの話、最後には泣かされましたわよ…
落語って聞けば聞くほど面白い!
単純にお笑いでもあれば芝居でもあり、下世話な話もあれば教訓めいたものもある。
本当に興味深いです。
と同時に、日本人が一層好きになるかなぁ
てことで、またわたくしの悪い趣味、この話の登場人物を3期ゲゲゲに置き換えて聞いてみよう!と思って考えてみました
ていうのは、話に出てくる善さんという芸人をされているお方、実はもう一つ職業を持っていまして、ネタバレになるけど実は陰陽師でもあったって設定だったんですよね!それを聞いたので
「鬼退治もするし、なんか鬼太郎さんみたい
」
と思っちゃったからなの(笑←ハッキリ言って鬼退治するってとこだけ笑)。
いーじゃんだって3期では江戸時代の回があったんだからさー!!!!だからすごく想像しやすくて
善さんが鬼太郎さんだとするとー、女を作って恋人を捨てて出て行った若旦那はねずみ男だね、で若旦那が惚れてしまった女にはゴメンだけどユメコちゃん
(笑)。
そしておみっちゃん……おみっちゃん役が悩ましいところ…
ここはやはりねずみ男の本命であるカロリーヌちゃんですかねぇ、性格もピッタリ一致するしカロリーヌちゃんがいいんだけど、でもさ、おみっちゃん役って可哀想なんだよね…
カロリーヌちゃんに可哀想な役をさせられないから、じゃぁ花子さん?骨女?おととちゃん?とかねずみ男と関わりのある女性を片っ端から頭に浮かべて考えたけど、しっくりこないなぁ…
ギリギリおととちゃんか?
ところが落語を最後まで聞いたら、やっぱりカロリーヌちゃんで合ってるのかも、って思いました。
あんな姿に追い込まれてまで四方吉のことを大事に思い、四方吉の勘違いを正そうと櫛を探し出して渡したかったおみっちゃん。そのいじらしさと優しさは、「ねずみ男ちゃん!」とあどけなく懐き、父親の犯した過ちを自らの手で償おうとして命を亡くしたカロリーヌちゃんに通じるものがありました
ラストシーンでねずみに泣いて欲しいわ
最後に「もう一度おみつに会いたい」と請い願う(←関係ないけど「希う」これで「こいねがう」って読む!?
美しすぎるわ
)四方吉へ善さんがかける言葉、鬼太郎さんで聞きたい
「それは陰陽師の仕事じゃぁないよ。これから先はそれこそ神仏に祈るしかないかもしれないことだ。会いたかったらその櫛持って、神頼みさ」
3期鬼太郎さんバージョンでお届けしました
自分がしてあげられること以上の期待を相手に持たせない責任と、でも叶おうと叶うまいと相手に少しでもの慰めを与えようしてくれるちょっとした優しさ。
無理は承知だけれども、
「神頼みさ」
って言ってくれる姿を想像するだけで、カッチョえぐって悶える―――!!!!!!!
ハァハァダイスキィ
←バカ
毎回落語が終わると会場からの拍手が起きる。
噺家さんのすごさに感動し、その素晴らしさにわたしも一緒になって思わず拍手をしてしまうのよネ。
落語はいいねぇ
ゲゲゲもサイコー!!!!
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