11月30日を偲びました。

今年も11月30日がやってまいりましたね。
「ゲゲゲ忌」へご参加された皆様、楽しく過ごされましたでしょうか……羨ましい…
せっかく鬼太郎病が再発して、6期が始まったりしたことをきっかけにいろんなゲゲゲイベントが催されているにも拘らず、未だになんのイベントにも参加できていません大人になったから自由がきくかと思ったのに、自由ってそう簡単に手に入らないものなのネ。
せめてせめていつの日か、境港（実は境港市へは行ったことがあるのだ！でも水木しげるロードまでは行けなかったの…）か調布には足を運びたいなぁと思っていますけど！あと「人生展」もネ

ということで、この日はちょうど再び放送されていた「ザ・プロファイラー」の水木先生フューチャー回と、4期「大海獣」を見て先生を偲んで過ごしました

水木先生を知ったのはやはり鬼太郎さんからだったというのもあるし、そしてやっぱり鬼太郎さんがメチャスキ過ぎるからだけど、先生の人生の中に鬼太郎さんが登場すると毎回感極まって涙があふれ出てしまう
水木先生が生涯描き続けたのは「鬼太郎」であったことが紹介されていたけれど、その言葉を聞いて胸がいっぱいになってマジ泣けた
紙芝居の時から貸本時代、少年誌と、水木先生の創作の歴史の全ての時代に描かれてきた鬼太郎さん。「ゲゲゲの女房」でも見られたシーン、少年誌で自由に書いて結構、と言われたときにもやはり描きたいのは「墓場鬼太郎」だった。
先生の作家人生の中でひときわ思い入れのある作品であったのだろうし、そしてまた鬼太郎さんは先生の人生を救った人物であるから尚のことなのかも。
先生が鬼太郎さんのことを説明するときに「鬼太郎はバカだから」と仰り「ねずみ男の方がスキ」と言われるのがちょっと傷つくんだけど（笑）そんなバカなキャラクターを可愛がり生涯描き続けてくださってとても有難く思いますそうして「正義バカ」と「強欲おバカ」のコンビをこの世に生み出してくださったことも心から感謝!!!!!!
「鬼太郎」からはたくさんの思いもよらない考え方を教えてもらいました。
人間が常に守られるべき存在であること、人間生活は希望に満ちた社会や生き方であること、人間と言う存在は素晴らしく憧れの存在であるということ。
この構図がひっくり返されたのも鬼太郎さんからでした。
異世界の人物が人間界へやってきて人間の素晴らしさに触れて人間をスキになる、っていうマンガのパターンが多かったので、鬼太郎さんの「ぼくは妖怪の方がいいなぁ」っていうセリフには衝撃を受けた記憶がありました。

このひとは人間に憧れるなんて微塵も思っていないのだ！と。でも人間を助けてくれるんだって。

これが本当にビックリしたし、感銘を受けたところ。
「人間礼賛」なだけじゃないところが凄くよかった。でも、人間を蔑むばかりでもなかった。鬼太郎さんはいつも「誰か」じゃない、「正義」に中立なスタンスで、それが本当にカッコよかった。
何度もアニメ化され、日本人では知らない人はそうそういないと思われる鬼太郎さんなので、そう考えると今やゲゲゲの鬼太郎さんはたくさんの人の手によって作り上げられてきたキャラクターでもあると思うのですが、そうすると水木先生だけのキャラクターでもなくなってきちゃった感もしなくはないかなという気がします。そう思うと「鬼太郎」の原点である「墓場鬼太郎」がほとんど誰にも手を付けられずにそのままの雰囲気や世界観や現実を見せつけたまま残されてよかったのかも、なんても考えちゃいました。モチロンこちらも一度アニメ化されて世間にお披露目は済ませたので、お蔵入りの作品なんて言わせないし！
「ゲゲゲ」も「墓場」も、どちらの鬼太郎さんも世間に認めさせたんだよなぁ、これってすごいよねぇ

つーことで、最後言いたいことが上手くまとまらなかったのでちょこちょこ修正していくとして（←オイ）、4期「大海獣」もメ――――ッッッッチャクチャよくて自然と涙がこぼれていたことなんか書きたかったけど書ききれないので次回に持ち越します

多分12月で鬼太郎病再発して5年目かな？
フト気付いたんだけど、3年目は3期を、4年目は4期を中心に偶然にも見返していたのでは!!!?と思いついたので、5年目はようやくですけれども5期を中心に見始めようかと思いまッス!!!!!!　←そう言うても4期まだまだ見るけどねー（笑）。