必然の、来るべき時、だったと思うの。

CSで「ゲゲゲの女房」が放送されていることを知って、途中からだけど早速録画して見始めている今日この頃！
14週目の最後の84話からの再視聴だったけれども、15週目85話、ここから水木先生がバーンと売れ始めようとする展開になるのでちょうどいいタイミングっちゃいいタイミングだったのかも。でも税務署の役人が訪れたときの先生のあの応対をもう一度見たかったなぁ…いつも鷹揚な水木先生が、どう話しても分かってくれない役人へ厚さ2・3ｃｍ分もあろうかと思う大量の質札を投げつけて叫んだシーン…

「お前に我々の生活が分かるか!!」

納税額の少なさに脱税していると勘ぐられ、それを収入が少ないからそんなもんですとのらりくらりと説明していた水木先生だったけど、最後には苦しい胸の内を役人へぶちまけていた、あのシーンは水木家の現実を役人に見せつけただけじゃなく、水木先生たちにも生活の現状を再認識せざるを得ない辛い瞬間だったんだと思う。突きつけたつもりが改めて自分たちの「貧乏」という現実を突き付けられ、それに対する先生のやるせない悔しい気持ちが表れた言葉だったろうとか思うといろんな意味でショックだったし、先生もギリギリの気持ちをやはり抱いていたんだという切なさで涙が出たことを思い出す。
たくさんの苦しいあんなことやこんな出来事があったよなぁ、それが今ようやく努力が実ろうとしている、認められようとしているっていう15週目のタイトルを見た時、胸がいっぱいになって涙が止まらなくなりました。
そしてモチロンドラマ視聴中も15・16週はずっと涙でした。なんでもないシーンでも今までのことが思い出されて感無量でただただナミダ
一番ズガン!!!!ときて号泣したのは、先生がおっしゃった、

「墓場鬼太郎をやらせてください」

とのセリフでですかね！

墓場鬼太郎!!!!!!

あぁ鬼太郎さん!!!!!!!

ねぇ、この展開がなければ、わたしは一生鬼太郎さんに会うことがなかったんだよ、ねぇ、そうなんだよねぇ!!!!!!!!!

あーこのシーンの後はただただ泣いた

水木先生も鬼太郎さんも、世に出るべくして生まれてきたんだろうなと思う。
芽をつぶされそうになっても、消えかかろうとも、いつだってそこで終わらなかった。
手を差し伸べてくれる理解者がいたからというだけではなく、彼らには周りを惹きつける不思議な生命力があって、だからこそいつも潰えてなくならなかった、この存在は必然だったんだろうなと思う。
こういうメルヘンチックな考えをヨソへおいても、いつでも水木先生には先生の作品の理解者が常にいてくれて不思議と日の当たる場所へ引っ張ってくれていたから、水木先生のマンガはやはり只者ではないんだろうと思う。
人気投票で2回連続ビリケツをとったのに、水木漫画にはなにかがあるとそれに懸けてくれた編集者の方、この方もある意味スゴイ方だけど（笑）。

そうして「テレビくん」で水木先生が賞をもらえることとなって、作中で先生のお知り合いの方々がそれぞれの思いを以て喜び、みんなが我がことのように涙して下さっている中、やっぱりわたしも感涙押さえ難く、泣きに泣いて祝福させて頂きました

ヨカッタですね、先生、本当にヨカッタ。おめでとうございます


ありがとお〜ってつたーえたーくてぇ〜


ステキなシーンを見られてヨカッタ。
あー本当にヨカッタです！
そういえば回想シーンで税務署の役人へ言ったあのシーンが見られましたわ！はわわ…更に泣く…


さてさて次回はプロダクション設立です！
榎本くんが登場するよーん、楽しみだよーん
だけどお相撲中継が始まるので、2週間ほどお休みですって…フハっ！