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2015年12月03日13:56

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ムスメに鬼太郎を紹介しました

先日、水木しげる先生がお亡くなりになられました。

著名人の訃報に接し、泣いたのは藤田まことさんと水木先生のお二人です。

執筆を続けられていた連載も、体調不良ではないとのことでしたが止められていて、年齢のことも考えると漠然とした不安はありました。

でも誰もが思うように、水木先生が亡くなられることはナイ、という不思議な絶対感があっただけに、このニュースには驚かずにはいられませんでした。

巨星、堕つ…

わたしにとって漫画界の巨星は手塚治虫ではなく、水木しげるだったのです。

ようやく、あのお墓に入れるんですね。
先生、さよなら。


そんな訳で、また水木しげるの本を読み返そうと思う!

自伝もさることながら戦争漫画もかなり興味深いので、読んでない方には一読をお勧めします。
確かにあの大戦は悲惨だったでしょう。
それは体験していない自分にも明らかなこと。
水木ワールドはただ悲惨だっただけではない、明るいものがあって、それが生への希望と感じ取れます。
希望、というと綺麗事か、欲望かな(笑)。
欲望であったり、執着であったりする。
それが水木二等兵のあのおかしな(まことにオカシナ)行動であったりするわけだが、それとは対照的な人物がいたり悲しい事件が起き、滑稽さと理不尽さが対比されてもの悲しさを増すというか…
戦争は死ななくてよい人を殺してしまうものでもありました。
軍隊のエライ人が記したものではなく、二等兵という下っ端の一般人の感覚で表現されているという意味でも、水木しげるの戦記物は魅力だと思いマス。

で、水木しげるといえば鬼太郎ってことで、妖怪ウォッチやイマドキ妖怪しか知らない娘に妖怪の原点を教えてやろうと、DVDを借りて参りました。
もちろん、選んだのは3代目鬼太郎だす!(3代目がサイコ―なんだ!2代目もいいけど、4代・5代目はキャラがいまいち…)
3代目は80年代の放送だから、もう映画版しかレンタルしてなかった…
でもあの至極の名作、「妖怪大戦争」を見せようと思ってたのでまあ良しとする。ついでに「異次元妖怪の大反乱」も泣いちゃうけど借りてきましたハート
いや〜久しぶりに見たけど、鬼太郎かっこよすぎるぜ!
もう一本入っていた「南方妖怪」でのねずみ男とのやりあいは久しぶりでしびれました(笑)。
娘も初めてながらも見入ってて、見終わったあとも「鬼太郎もう一回見たい」と言ってくれて嬉しい…でも、イマドキ妖怪みたいにかわいくないので、戦うシーンとかはコワイみたい。
全話見たくなってきました。親が(笑)。実家に全話+地獄編を録画したビデオがあるけど、見られますかね?
鬼太郎の後、やっぱりアンパンマン見ることになり見てましたが、3代目鬼太郎の声とアンパンマン、同じ戸田恵子さんなんだよね、なんか不思議でした。
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