青山墓地にて

今日はお墓参りに行って来ました。
青山墓地には祖父母、母、妹が葬られています。
私もいつかは入ります。
ここなら青山や原宿、六本木も近いので、
きっと退屈はしないでしょうね…ふふ…楽しみ。

ウチのお墓は大久保利通公の裏手にあります。
祖父が大久保家から墓地を分けてもらったのです。
大久保公は明治11年（1878年）5月14日に紀尾井坂で
暗殺されたのですが、その時に共に命を落とした
従者：中村太郎と愛馬のお墓も同じ敷地にあります。

47歳、道半ばで亡くなった大久保公。歴史的な評価は
人により様々ですが、私は高く評価しています。
ひとつ言えることは、当時の政治家は、みんな命を
かけていたということ。
何か不祥事があるたびに、秘書や官僚に責任をかぶせて
ヘラヘラしている昨今の政治家とは器の違いを感じます。

帰りに、神宮外苑を通った時、来年のオリンピックの
ために大工事が行われているのを見ました。
正直、イヤな気持ちがしました…たった二週間の為に
巨額の予算が使われているのを感じて。
競技場とか…維持費だけでも大変でしょう。
こんなことして、いったい誰が喜ぶんでしょうね。

でも、私は信じています。「陰極まれば陽となる」。
こんな薄汚い政治は絶対に続きません。
今日の救いは…どこまでも澄んだ青空でした。

photo:ウチのお墓　大久保公のお墓　愛馬のお墓