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2020年02月06日17:58

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立春寒波とラジオ

一昨日の火曜日が「立春」でした。「春が立つ」すなわち春が始まるという意味の言葉ですが、何度かお話しているように、じっさいには、このころを境にしてしだいに春に向かっていく、ということであって、いきなり季節が切り替わるわけではむろんありません。

そういう意味からすれば、じつはむしろ1年でいちばん寒い時期なんだとも言えるんです。この時期から春に向かっていくということは、もうこれ以上冬は続かない、これ以上は寒くならないということでもあるわけですから。じっさい、立春のころは例年、シベリア寒気団がまだ大陸で勢力を保っていて、気圧の配置によってはそこから日本列島に向かって寒波がやってくるんです。ここ数日はまさにそのとおりの冷え込みになりそうで、今朝から寒いですよねえ。

統計的にみても、立春のころにその年最大級の寒波がやって来るケースはけっして珍しいことではありません。それで、いまごろつまり2月前半にやってくる寒波を「立春寒波」とも呼びます。

記録上、近いところではたとえば2014年、平成26年。この年は2月4日の立春から日本全国に「10年に1度」とされるほどの強烈な寒波が流れ込んで、全国的な低温をもたらしました。7日から9日にかけては甲信越や東北太平洋側を中心に数十年ぶりの大雪で、東京では45年ぶり、石巻などでは91年ぶりというたいへんな大雪になったんです。8日には東京で正午の気温がマイナス0.4°Cと、20年ぶりに日中の気温が氷点下を観測したほどでした。ちなみにこの年、浜松では、2月6日、今日ですね、最低気温マイナス1.7℃を記録しています。

とまあ、これは「10年に1度」というレベルの寒波だったわけですが、ひるがえって今年、いま現在やってきている寒波はというと、たとえば今朝の浜松市中区の最低気温は1.7°C。ここまでの最高気温が6.3℃で、このあと予測される最高気温は7℃ないし8℃です(結局7.5℃でした)。

最高気温は平年値を下回りそうで、2014年の今日にちょっと近い数字ではありますが、最低気温の1.7°C、これは「2月上旬なみ」なんです。静岡市や牧之原市、同じ浜松市でも天竜区佐久間では今季最低の気温で最も寒い時期を下回りましたが、このあたりでは、これでやっと平年どおりの寒さになったとも言えるんです。

番組ディレクターも今朝はお布団からなかなか出られなかったって言ってますし、そういうかた多かったんじゃないかと思いますが、つまりはこの冬がAどれだけ暖かかったかということなんですよね。ただし明日は平年を下回る最低気温になるかもしれませんから、くれぐれも寒さ対策はしっかりです。

でも、この寒波は長続きしません。来週半ば以降はまた暖かくなる予報で、春の足音が聞こえてくるような気候になりそうです。

立春は二十四節気の始まり。旧暦では1年の始まりも立春のころでした(だから「新春」とか「迎春」といった「春」がつく言い回しがあるんですね)。一年の季節がひと巡りして、これから新しい春夏秋冬がはじまっていくことになります。そう考えると、ちょっとした春の気配を感じるだけでも、なにかこう、心が軽やかになるような気がします。

この寒さを越えれば、春のきざしが感じられるはず。どこかにお出かけしたくなるかもしれませんよ。それを楽しみにしながら、ここ数日の寒波を乗り切っていきましょう。

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と、そんな話題からスタートした、2020年2月6日のSmile on Radio木曜日。登場いただいたのは…

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オークラインフォメーション
アクトタワー45階・空のSTUDIO(そらスタ)から山梨仁美さんが届けてくださいました。今回はオークラアクトシティホテル浜松・中国料理 桃花林(https://www.act-okura.co.jp/restaurant/tohkalin/)から渥美大祐さん、そして販売促進部の藤田華厘さんにお話を伺いました。

まずご紹介いただいたのは「おしゃべり飲茶ランチ」(https://www.act-okura.co.jp/restaurant-plan/dimsum2002/)。2月限定で登場する“飲茶”をお楽しみいただくためのコースで、点心6品を含む全10品のお料理と、全6種から選べる中国茶での飲茶を楽しむことができます(お茶はお好きなものをお好きなだけ!)

「おしゃべり」と冠するだけあって、利用時間は13時から15時までの最大2時間。ご友人・お仲間同士でのおしゃべりを楽しみながら、午後のひとときをご友人とごゆっくり桃花林でお過ごしください。お一人様3,000円。予約制です【TEL:053-458-1233(午前9時から午後8時)】まで!

続いてご紹介いただいたのが2月の「ふかひれディナー」(https://www.act-okura.co.jp/restaurant-plan/dinner2002/)。高級食材「ふかひれ」はむろんのこと「北京ダック」や「牛肉のXO醤辛味炒め」など人気のお料理が楽しめる豪華なコースです。

「ふかひれディナー」はお一人様10,000円。2月29日まで、午後5時30分から午後9時までディナータイムのみの提供です。詳しくは上記リンク先をご覧ください!

「中国料理 桃花林」の営業時間はランチタイムが午前11時30分から午後2時まで(土・日・祝日は午後2時30分まで)、ディナーは午後5時30分から午後9時まで。ご予約やお問い合わせは【TEL:053-458-1233(午前9時から午後8時)】へ。また、ホームページからも24時間予約できます、ぜひご利用ください。

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Happiness Style

野菜ソムリエプロ・尾白進哉先生とお電話で。テーマ食材『小松菜』について教えていただきました。この呼名は江戸時代に小松川付近(現在の東京都江戸川区あたり)で作られていたことに由来するのだそうで、そうか、地名だったんですねえ。※写真はイメージです。

本来は寒い冬に採れる野菜で「冬菜」「雪菜」の呼び名もある小松菜。初春に出回る若くて色が薄いものを「うぐいす菜」とも呼ぶそうです。美味しい旬の時期は11月ごろから3月ごろにかけて。もうすこし暖かくなってきたら「うぐいす菜」が出回ってくることでしょうね、今月下旬くらいからでしょうか。

栄養面では緑黄色野菜の代表選手ともいえ、皮膚や粘膜を丈夫にし、免疫機能の維持が期待できるβカロテンや、カルシウムや鉄分はホウレン草よりもたくさん含んでいるほど。その他ビタミンCなど豊富に含んでおり、今の季節にうれしい栄養がたっぷりです。

毎回楽しみなお勧め調理法、今回は「小松菜とあさりの炒め物」。サラダ油を熱した中華鍋でショウガの千切りを炒めて香りが立ったら、根を落としてざく切りにした小松菜の茎の部分、洗っておいた殻つきアサリ、小松菜の葉の部分の順番で入れて強火で炒め、酒をふりいれ蓋をして蒸し煮にして、アサリの口が開いたら味を見て、塩味が足りなければしょう油で味を整えて出来上がり!うわあ、これは見た目もきれい、春を呼ぶ一品ですね〜、ぜひお試しあれ!

大好評の「シャンゼリゼ野菜コンシェルジュ」(https://www.concorde.co.jp/recommend/concierge.php)。毎回ひとつのお野菜を取り上げて、シェフ特製のスペシャル料理とともに野菜ソムリエのみなさんが詳しく解説してくださいます。2月は10日(月)・17日(月)のランチタイムに開催です。ぜひ足をお運びください。

また、3月いっぱいまで『可睡斎 ひなまつり』(http://www.japan-doll.jp/kasuisai/)が開催されている袋井可睡斎で、3月8日までの土・日・祝には袋井市農政課主催の「門前うまいもん市in可睡斎」というイベントが開かれています。ここでは袋井市農産物・加工品の販売とPRが行われており、2月29(土)には尾白先生も参加している「ふくろい農業未来塾」が出展します。ぜひ足をお運びください。


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とむさんのMy Choice Time
木曜日のMy Choice Timeは、時代や世代を超えて輝き続けるサウンドをピックアップしてお届けしています。
今日は、月イチ特集「昭和のジャズソング」シリーズ、『戦前編・その4』をお届けしました。

お聴きいたたいたナンバーは、

◎アマング・マイ・スーベニア/二村定一
◎ザ・コンチネンタル/小林千代子
◎ブルー・ムーン/灰田勝彦
◎ねえ君次第/岸井明
◎サンフランシスコ/能勢妙子・荻野幸久

の5曲でした。
初回の特集でも言いましたが、この時代にこんなにもスウィングした音楽があったんだと本当に驚かされます。
アメリカからフレッド・アステアをはじめとしたダンス映画が続々輸入され、タップダンスや社交ダンスが流行していたという世相を反映しているナンバー、ミュージカルから生まれたヒット曲や、女性歌手とタップダンサーとの共演などを交えてお届けしました。
まだまだお聞きいただきたいナンバーがあるんです。また特集しますね。

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お聴きいただいたみなさま、ご出演いただいたみなさま、ありがとうございました!
また来週〜〜(^-^)ノシ
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