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2019年12月26日18:31

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としわすれのラジオ

今年もいよいよ一週間を切って、今日は令和元年ラストの木曜日になりました。「もうむっつ寝るとお正月」ですね!

この時期、お仕事関係やお友達、あるいや家族親族での集まりが多くなりがちです。かくいうぼくも、先週末の土曜日は毎年恒例の年末ライブイベントからの打ち上げがあって、これ、忘年会みたいなものなんです。でもって一昨日の火曜日は別のバンドの忘年会と、宴会が立て続けにありました。

そういえば、たとえば「行く年」あるいは「年送り」といった言葉には、過ぎ去っていこうとしているこの一年間のあれこれを思い浮かべて感慨にふける、といった気分がありますよね、ちょっと感傷的というか。ちなみに俳句の季語にはずばり「年惜しむ」なんて言葉もあります。

そんなふうに去りゆく年をいつくしむ気持ちがあるいっぽうで、「忘年会」って言葉は年を忘れちゃおうというわけですから、なんだか反対のベクトルみたいな感じがします。もちろんこれは、この一年間の苦労を忘れよう、そうして一年の憂さを晴らそう、でもって新しい年を新鮮な気持ちで迎えよう、そんなニュアンスですよね。

「暮れにその年の慰労を目的として行われる宴会」という意味では東アジア全般にみられる文化のようですが、職場や仲間同士でお酒を飲んで盛り上がるスタイルはどうやら日本独自らしく、さらに、その宴会に「年を忘れる」という意味を込めるのはほぼ確実にわが国だけのようです。欧米からも日本の文化として見られる場合が多いようで、なので「忘年会」を英訳すると「year‐end party」が一般的ではあるものの、そのままローマ字表記した「Bounenkai」も使われるんだそうです。

わが国で忘年会がいつごろから行われるようになったか、はっきりとした起源は不明ですが、文献としては、室町時代の皇族が残した記録に「としわすれ」という言葉が出てくるのが最も古いそうです。1430年といいますから今から六百年近く前です、この年の12月21日に「連歌(れんが)の会」つまり複数人が交互に歌を詠んでいく会を催したところ、これがたいへん盛り上がって、まるで「としわすれ」のようだ、と書かれているんです。ということは、このころにはすでに「としわすれ」と呼ばれる、とても盛り上がる行事が存在していたということです。

江戸時代に入ると現在のスタイルに近い「年忘れ」が行われていたようで、江戸前期の国学者で俳人の岡西惟中が

「くむ酒やくれ行くとしを忘れ水」

という句を残しています。大騒ぎしたかどうかまでは判然としませんが、お酒を酌み交わして年を忘れるという行事があったのは間違いないようですね。ちなみに、芭蕉の弟子の其角には

「姥(うば)ふえてしかも美女なし年忘」

というじつにもってミもフタもない句があります(汗)

今も行われるようなお祭騒ぎの宴会として定着したのが明治時代に入ってからで、これは役人たちに「冬のボーナス」というものが出るようになって、この時期に宴会をすることが増えたから、ということのようです。ちなみに「無礼講」という言葉もこのころから広まったんだそうですよ。

さあ、お聴きのみなさんはいかがでしょう、忘年会はひととおり済んだ、という方もいらっしゃれば、まだまだ、というかたもいらっしゃることでしょう。行く年を惜しみつつも、今年の憂さは今年のうちにスッキリ晴らして、清々しい気持ちで新しい年を迎えたいですね。

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と、そんな話題からスタートした2019年・令和元年ラストの木曜日、12月26日のSmile on Radio。登場いただいたのは…

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天浜線だより
四季折々の天浜線情報をお届けしていくコーナーです。天竜浜名湖鉄道株式会社 営業部長 今泉正義さんにご案内いただきました。

今週から新たなラッピング車両「PAS号」の運行が始まっています(https://www.tenhama.co.jp/events/13036/)。電動アシストバイク「PAS」「YPJ」を手掛けるヤマハモーターエレクトロニクス株式会社の本社社屋・工場が遠州森町駅のそばにあるご縁で「PASのふるさと」森町と天浜線への誘客につなげたいとの思いからラッピングが実現。山側の面は「YPJ」の精悍なスポーティーなデザイン、海側の面は「PAS」の優しい爽快なデザインです。沿線地域の活性化に一役買ってくれるだろうこと間違いありませんね!

コラボ列車は昨年8月「キャタライナー」を皮切りに、今年は7月に「うなぴっぴごー」、9月に「カタナ号」、11月に「茶エンナーレ号」そして今月の「PAS号」とたてつづけに登場。天浜線車両の「スローライフトレイン」と「リ・プラス」を含め全7台が運行しています。各列車の運行時刻表は最大2週間先まで天浜線ホームページに掲載(https://www.tenhama.co.jp/events/9948/)。ぜひチェックしてお出かけください!

年明け2月には各種イベント列車が走ります。まず菊川市と天浜線のコラボ「天浜線菊川市まるごと楽しみ日帰りツアー」は2月8日(https://www.tenhama.co.jp/events/13011/)。前回好評だった「黒田家代官屋敷」に菊川特産の「芽キャベツ」「プチヴェール」収穫体験と野菜の試食、菊川深蒸し茶体験、「たこ満」工場見学に 昼食時には演劇をお楽しみいただける内容盛りだくさんのツアーです。詳細はリンク先を!

磐田市とのコラボは2月23日(日)、「磐田市婚活大作戦 天浜線で出会い旅 〜浜北スイーツコミュニティnocoe編〜」(https://www.tenhama.co.jp/events/11638/)。応募資格は男性が20歳から39歳までの磐田市在住もしくは在勤の独身の方、女性は20歳から39歳までの出会いに前向きな独身の方。まだ空席ありとのこと、応募多数の場合は抽選となりますが、素敵な出会いを求めてぜひご応募ください。

さらに!2月1日(土)に「天浜でGO! 鬼退治 豆まきトレイン」が走ります(https://www.tenhama.co.jp/events/13082/)。常葉大学の学生さんたちが考えた企画列車で、車内では節分についてのお話やお面づくり、列車を降りたら豆まきや撮影会など内容盛りだくさん。お子様に楽しんでいただける内容になっていますよ〜〜

続いてグッズ情報。毎年恒例、受験シーズン限定の合格祈願キーホルダーの販売が始まっています(https://www.tenhama.co.jp/events/10793/)。サクラ咲く「桜木駅」、祈祷場所の「岩水寺駅」、明日も前へ「アスモ前駅」の3タイプ。すべてに列車が坂道で使用する『滑り止めの砂』付き、岩水寺で受験合格御祈祷済みでその後も毎週ご祈祷しています。数量限定、お電話での通販も承ります!

前回告知いただいた新企画、天浜線1日フリー「絵馬きっぷ」(https://www.tenhama.co.jp/events/8983/)の販売も始まっています。「絵馬そのもの」が1日フリーきっぷになっているんです。使った後は願い事を書いて「天浜鉄道神社」に奉納できます。数量限定、お電話での通販も承ります。在庫僅少とのこと、お早めに!

年末年始のウォーキングイベントも魅力満載です。12/29(日)「天浜路ヘルシーウォークで令和元年を締めくくろう!」は花の舞酒造の試飲サービス付き!1/12(日)「開運!招福!縁結び!小國神社へ初詣」は参加者限定の特典や、神社仏閣では御朱印を頂けるなど、新年最初にふさわしいコースです。1/19(日)「光明寺初甲子祭 日本最大級の大黒天を訪ねて」は二俣周辺をのんびりと散策!いずれも参加無料です。詳細は【天浜路ヘルシーウォーク】2020年1月〜3月スケジュール(https://www.tenhama.co.jp/events/13010/)をチェック!

今月のリスナープレゼントは、なんと、在庫僅少の天浜線1日フリー「絵馬きっぷ」(https://www.tenhama.co.jp/events/8983/)を特別にご用意くださいました!2名様にプレゼント!FM Haro!ホームページのメッセージフォーム(https://www.fmharo.co.jp/message/?program=smile)から、ご住所・お名前と「天浜線プレゼント」とご記入のうえ、どしどしご応募ください!

なお、年末年始には「お年玉企画」も開催(https://www.tenhama.co.jp/events/13095/)。12/31(火)1/1(祝)の2日間、天浜線から「3つのお年玉」がもらえます!普段は行なっていない特別なものばかりです、この機会にぜひ!

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Happiness Style
東区上西町 「味ごよみ げんでん」・女将さんの原田ややもさんに『鶏肉と芽キャベツのシチュー』を教えていただきました。からだの芯から温まりそうな一品!冬が旬の芽キャベツは全国の約9割がここ県西部地域で生産されている地元の特産品です。地元の美味しい食材で冬を元気に乗り切りたいですね!

芽キャベツ、さやえんどうはレンチンして時短!ホールトマトと白ワインで煮込み、仕上げにしょうゆ(小さじ1)が隠し味。手順はとっても簡単ですが仕上がりは見た目もお味も本格派。年末年始のおもてなしにもぴったりです、ぜひお試しください。

げんでんさんからの季節のおすすめは、まず「イノシシの角煮」。イノシシは臭みもなくとっても柔らか、さらりとした良質な脂、高タンパク低カロリー、胃もたれもしにくい、良いことづくめの食材なんですよ。そしてもう一品は「浜名湖産カキの天ぷら」!天ぷらにすることでカキの旨味をダイレクトに味わうことができます。ぼくも先日いただきましたが本当に美味しい〜!カキ好きな方には超おすすめです!

お問合わせやご予約は【TEL:053-571-1456】まで!ホットペッパー< https://www.hotpepper.jp/strJ001185762/ >にはお得なクーポンもあります。公式サイト< https://genden.owst.jp >やブログ< https://gendenyayamo.hamazo.tv >、Facebookページ< https://www.facebook.com/味ごよみ-げんでん-1478952532161814/ >、Instagram< https://www.instagram.com/genden_yayamo/ >もぜひご覧ください。

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はじまりはいつも、ヒトツの感動から。〜浜松市文化振興財団イベント情報〜
浜松市文化振興財団 文化事業課 中家 聖さんに、1月8日(水)、アクトシティ浜松の中ホールで行われる「仲道郁代 Road to 2027 プロジェクト in浜松 仲道郁代ピアノ・リサイタル Vol.1」(http://www.hcf.or.jp/life/guidance/event/2020/nakamichi0108/)をご紹介いただきました。

2018年から東京でスタートした「仲道郁代 Road to 2027 プロジェクト」は、仲道郁代さん自身の演奏活動40周年とベートーヴェン没後200年が重なる2027年に向けたリサイタル・シリーズです。ベートーヴェンのソナタを核にした「春」とピアニズムの心境地に挑むプログラムの「秋」という、年に2回のシリーズとして東京や浜松でも展開していきます。浜松では2020年は1/8(水)が初回特別開催、「秋」を9/28(月)に予定しています。

生まれは仙台市ですが、中学校の途中までは浜松市で育った仲道郁代さん。大学生在学中に国内外のコンクールで受賞を重ね、ヨーロッパと日本で本格的な演奏活動を開始しています。国内はもちろん海外の著名なオーケストラとも多数共演、また1999年にはカーネギーホールでリサイタル・デビュー、2001年にはサンクトペテルブルグやベルリン・フィルハーモニーホールでコンチェルト・デビュー、そしてそして2005 年には、英国チャールズ皇太子夫妻ご臨席のもとウィンザー城で行われたイギリス室内管弦楽団主催の「結婚祝祭コンサート」に出演し、絶賛されています。人気、実力ともに日本を代表するピアニストの一人です。

当日は、前半はベートーヴェン。ピアノソナタ第8番「悲愴」とピアノソナタ第21番「ワルトシュタイン」。後半はショパンで、幻想即興曲、バラード第3番、エチュード「革命」、エチュード「別れの曲」、ノクターン第20番 、バラード第1番が予定されています。
【公演日時】2020年1月8日(水) 開場18:15 開演18:45
【会場】アクトシティ浜松 中ホール
【入場料】S席4,000円/A席は完売/学生席1,000円(24 歳以下)

チケットの購入は、アクトシティチケットセンターおよびHCFオンラインショップ(https://www.hcf.or.jp/shop/)にて(本日13時時点で残席7!お急ぎください!チケットぴあでの扱いは終了しています)。お問い合わせは浜松市文化振興財団【TEL : 053-451-1114】までどうぞ。

これから毎年2回開催していく、浜松出身の日本を代表するピアニスト 仲道郁代さんのピアノ・リサイタル。今回はベートーヴェンとショパンに焦点を当てた、みなさんご存知の曲ばかりで構成された特別なプログラムです。ぜひ足をお運びください!

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とむさんのMy Choice Time
木曜日のMy Choice Timeは、時代や世代を超えて輝き続けるサウンドをピックアップしてお届けしていきます。
令和元年のラストは、和製ジャクソン5と呼ばれて時代の寵児となったアイドル・グループ「フィンガー5」。彼らのベストアルバム『フィンガー王国』を特集しました。

お届けしたナンバーは

◎個人授業
◎恋のダイヤル6700
◎ステッビン・ストーン(I'm Not Your Steppin' Stone)
◎帰ってほしいの(I Want You Back)
◎小さな経験(The Love You Save)
◎恋のアメリカン・フットボール
◎学園天国

の7曲でした。

往年のミリオンヒットの数々はじつに良質なポップス!
加えて、The MonkeesやThe Jackson 5のカバーが秀逸で、見事なグルーブ感、パワフルで切れ味するどいヴォーカルが素晴らしいです。占領下の沖縄でアメリカの音楽に大きな影響を受けた彼らの音楽のバックボーンを感じさせてくれます。
お楽しみいただけたら幸いです。

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お聴きいただいたみなさま、ご出演いただいたみなさま、一年間ありがとうございました!
また来年!どうぞよいお年をお迎えください(^-^)ノシ
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