mixiユーザー(id:1394353)

2018年01月08日22:24

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的を射る話

 蒸し返しですが、「的を射る」の話。
 私は「的を射た表現」というのを聞いたとき、非常に違和感を感じました。「的を射てどーすんだ。射るのは弓だろ」と思ったわけですよ。
 が、辞書を引くと、「的を射る」は普通の使い方として用例に載ってます。
 しかし、やっぱ違和感はあります。
 本来は「弓を射て、矢を放ち、的を撃(打)つ」ではなかろうか?
 考えてみると、火器の場合は発砲することを「撃つ」というのが定着していますが、これももともとは「銃砲を射て、弾を放ち、的を撃つ」だったはずです。だから、熟語では「連射」とか「掃射」とか言うわけですよね。
 ではありますが、天邪鬼の私でも「銃を射る」とは言いません。

 弓矢の場合は「的」を射ちゃうのに、銃砲の場合は「銃」のほうを撃つという。
 飛び道具は「射る・打つ」の混乱があるようです。
 打撃系の道具の場合、「バットを打つ」とか「玉を振る」とか絶対に言わないです。
 しかし、刺突系の武器では「槍を突く」「的を刺す」も「槍を刺す」「的を突く」も普通に使いそうです。

 なぜ、こうなった?
 気になってしかたありません。
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