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2019年11月21日00:26

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青春のエキサイトメント

2019年11月16日、僕が応援していた新潟のアイドル「乙女座長☆銀河団(通称・乙銀)」が活動を終了しました。活動を終えて数日経ちますが今回は僕が応援していた乙銀との思い出+激ショボライブレポートのようなものをダラダラと書き殴っていきます。自分で言うのもアレですが、自分用の備忘録としてマジで自分の主観ばっかで中身の無いキショい文字列がひたすら続いていくだけなので、万が一読まれるという方がいらっしゃったら最後の段落だけ読んでいただくのがいいと思います。





 僕が初めて乙銀を観たのが2016年2月21日のリバーストでの「理想と現実」。そのときは乙銀やprincipal!(通称・プリエク)からメンバーが卒業するのを知っていたのでなんとなく足を運んでなんとなくライブを観てなんとなく会場を後にした程度でした。

 その次に観たのはメンバーのあんりさん・りかさんが卒業してあみかさん・ももはさんの2人で活動をし始めていた4月16日の高田本町春フェスタでした。そのときは別な演者を観に来ていた(し余談ですが翌日は新宿ロフトでの僕がもともと推していた福井県のアイドルグループ・せのしすたぁのまおさんの生誕祭を観に行くというハードな予定だった)のですが、ライブの直前にイレブンプラザのウェルシア薬局で2人と遭遇し、ライブが終わった後にその時のことをニコニコと話しかけてきてフライヤーを手渡されたことを覚えています。





 そしてせのしすたぁを目当てで足を運んだ6月11日のCatch Up vo.l5

https://youtu.be/OYKjrofzUKs

出番が最初だった乙銀のステージで新メンバーのゆでたまごさんのデビューに立ち会うことができました。そこで観た乙銀に心に引っかかる「何か」の存在を感じ、まるでその「何か」の正体に吸い寄せられるが如く足を運んだイオン新潟南での愛踊祭2016、

https://youtu.be/l7qhFmKnY6g

あの最高に楽しくてクソヤバいクレイジーなステージングを観てその「何か」が心の底からこの3人を「推したい」という感情だったのだと気づきました。その日から僕は乙銀の「団員」になりました。余談ですがたぶん乙銀の「愛踊祭新規」は僕だけだったような気がしています。それだけに他の団員よりも愛踊祭に対する執着心は人一倍あったと思います。





 団員になってからは本当に色々なことがありました。

 愛踊祭では毎年最高のヤツをブチかましてもクソみたいな審査のせいで本当に悔しい思いをしてきたし、ゆでさんやプリエクからcana÷biss(カナビス)に引き継がれたグループのリーダーのありささんなどたくさんの仲間が新しい道へと進んで行ったりもしました。他にも悔しいこともありましたし、僕も人間性(と外見と)がクソだったので何回か心が折れて他界しそうになったりもしましたが、そのたびに乙銀のライブの楽しさと二人(三人)の偽善じゃない、裏表のない優しさに励まされているような気がして思いとどまることができました。また仕事とアイドルをしっかりと両立させている姿には本当に感銘を受けました。

本当に乙銀のそういうところが僕は大好きです。





 そして乙銀が活動を続けてくれたおかげで様々な出会いもありました。

 僕がせのしすたぁに興味をもつようになったインターネットでの配信の動画

https://youtu.be/qBenyRYDL6c

をももはさんが見つけ、それを観たあみかさんがせのに興味を持ったことに始まり、そこから数多の対バンを経て絆を深めたり、ももはさんが眉村ちあきさんが好きという縁で阿佐ヶ谷家(ライブハウス)界隈、とりわけ桐原ユリさん(まんぼう)さんと仲良くしていただいたり。この2組以外でも新潟・北陸や関東方面を中心とした他のグループの方々とも対バンをしたことがきっかけでヲタクとしてもいろんな界隈の方と仲良くさせて頂いたり、それぞれの演者のライブの新しい魅力を知ることになったり、色々と刺激を得ることがありました。





 またあみかさんとカナビスのありささんが上越市の高田本町商店街PRアイドルがんぎっこのサポートメンバーになったことにより、以前よりも確実に高田本町を訪れる回数も増え、大杉屋など商店街の魅力を知ることにもつながりました。個人的には昨年の高田本町春フェスタでライブ中に転倒して左手小指を骨折したせいで入院を強いられ、完全に治るのに10ヶ月かかってしまったということもありましたが、今となってはいい思い出です。ウソです。もう二度と大怪我はしたくはないですw

 まあ本当に乙銀が活動をし続けてくれてライブに足を運べた分だけ楽しい思い出が残ったんですよね。本当に感謝です。





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 9月5日の南波一海の三十六房内で活動終了を発表してからの3ヶ月弱は間違いなく僕の人生の中で最速で駆け抜けて行きました。イオン新潟南での1stアルバム「ズッ友 BEST FRIENDS」のリリイベ、古町どんどん7番町メインステージでのライブ、ぺがさす荘でのおはなし図鑑、人情横丁でのライブからの古町界隈での撮影会からのオフ会、ゴルピでのライブ、僕が行けたのはたったこんなもんでした。でも全部が全部、今までのライブよりも内容が濃いというか、けして今までのライブの価値を否定しているわけではないのですが、全ての瞬間にとんでもない価値が有るように感じ本当の本当にクソ楽しく感じていました。しかしその楽しさのだけ反動、揺り戻しというか、活動終了後の喪失感を想像するようになってしまいました。「楽しい」と「悲しい・寂しい」が共存しつつも、時計の針はけして止まってはくれませんでした。





 そしていよいよ活動終了公演の日の朝がやって来ました。ここまで冷静に過ごしていたつもりでしたが心の奥ではやっぱり動揺していたみたいでこんなタイミングで前日にスマホをバッキバキにしてしまう事件もありましたがw、なんとか早めに会場にたどり着くことができ、有志の方々の会場設営をほんのちょっと手伝ったりしました。そしてウダウダ仲間内でだべってたりしている間にライブが始まりました。





 カナビスは現在の編成になってから1年が経ちましたが素人目で見ても確実に自分たちの世界観に観客を引き摺り込んでいく表現力、歌唱力は本当に成長してきたと思います。それも乙銀との良いライバルであり仲間でもあるというのが少なからず関わって来ているのだと勝手に解釈しています。そしてあのあやちむが乙銀ポーズをして泣きそうになりながらステージから去るというまさかの粋なことをやってくるとは思いもよりませんでした。いい奴じゃんね。



 雷都少女では宮崎紅波さんが涙を流してしまい、その辺りから僕も涙腺がじわじわと緩み始めたりしました。僕がmtの現場に通うようになって一番ライブを観た県外拠点のアイドルは雷都さんだと思うんですけど、間違いなく今まで観た中で一番心を持って行かれました。それは紅波さんの涙だけでないのは言うまでもありません。「Good bye day」は確実に刺さりました。



 アミーガスは「GROWING」「10年後」「君がいる景色」「またいつか」と完全に運営の森永さんが泣かせに来るセトリを組んできていてまんまと僕を含めたヲタクがその策に嵌められてしまい、桐原ユリさんは幹てつやを彷彿とさせるショルキーと打ち込み音源を巧みに使いこなし、人柄と音楽センスと技術が本当に絶妙に混ざり合った世界観で阿佐ヶ谷家の風をオレスタの地下に吹かせていました。

https://youtu.be/jyoDUjW6k0k





 せのしすたぁは僕が新潟で初めて観たRYUTistとHauptharmonieとの3マンライブ(厳密に言うとゆーたんは確か誰かの結婚式、当時のメンバーのみかちゃんはインフルエンザで欠席したのでアミーガス名義)のときよりも地元のヲタクもせの目当てで遠征してくるヲタクの数が確実に増えたと感じています。これはせのの二人の地道な活動の成果でもありますが、先程もちょろっと書きましたが乙銀とせの、とりわけあみかさんとまおさんとの絆が作り上げた状況と言っても過言では無いと思います。あみかさんの生誕や乙銀の周年にもサプライズで駆けつけてきてくれる最高の最高の奴らだし、逆に2年前の東京でのみかちゃん卒業ライブにあみかさんとカナビスのあーさんが客として足を運んでいたこともありました。



 ライブは「TONIGHT」で始まり、なぜか新潟ではたぶん僕が原因でモッシュが発生してしまう「アイドルなんてなっちゃダメ!ゼッタイ!」(この曲はNegiccoの「アイドルばかり聴かないで」のアンチテーゼで作った的な記事をどっかで読んだ気がするんですが、偶然とはいえあみかさんがアイドルを目指すきっかけと目標が交わっている感じがして好きです)ときて3曲目で普段なら最後に持ってくる「ラストチューン」をバッチバチにぶつけ、最後にまさかの「moment」を持ってきました。この時に歌いながらも二人の目から流れていたの涙はともに戦ってきた戦友だから流れた涙だと僕は勝手に解釈しております。せのしすたぁは本当に最高でいい奴らです。僕は乙銀の他に信用できるのはマジでせのしかいないと思っています。





 他にも元Palette²のAYANEさんや元NPSの若奈奈生さん擁するSnowWhiteや「ヤンごとなき!」でおなじみのピコピコ☆レボリューション(たくみん・紐の人をリフトしてもそこまで怒ってこないから優しい)や最近はグラビアでも活躍し始めているキャンディランド教団a.k.a ぷにたんなどたくさんの演者の方たちが繋いできたバトンが乙銀に渡るときがやってきました。





 いつものSEが流れる前、フロアの前方は今まで乙銀を見てきた中で一番人間が密集していたのですが、そこでとあるヲタクがでけー声で言っていた「今日は殴りあっても恨みっこ無しな(意訳)」、それがこの日のフロアの全てだったと思います。

 



 そしてSEが流れ始めると会場の熱気が一気に高まりました。

 1曲目の「僕らの新世界」、僕が乙銀を追いかけ始めてから初めて発売された音源である「-534-」の5曲目。思い入れのある曲(誇張でも何でもなくほとんどの曲にそれぞれ思い入れはあるのですが)を最初に持ってきたもんだから、さっそくぶち上がった僕はサビのところで(あくまで意図的ではないし会場がゴルピだったと勘違いしていたはずだし二度としないと思うし結果として)柵に登ってあみかさんと手を繋いでしまったのですが、その瞬間のあみかさんが振りまいてくれた笑顔と優しさが心にむちゃくちゃ刺さったのと「これで最後なんだ…」という感情が同時に頭ん中でこみ上げてきてしまい、この瞬間からライブが終わるまでだいたい泣いていたと思います。  



 他のヲタクはリフトなり何なりで感情の高ぶりを爆発させるんでしょうけど、僕をリフトしてくれるような屈強なヲタクは最寄りだと新潟工業のラグビー部か下手したらパナソニックワイルドナイツぐらいしかいないだろうし、そもそも最初の曲からぶち上がる奴なんていねーだろうと思ったので、自分なりの解釈で「あみかしかTO選手権」のタイトルを狙いに全力をぶつけに行った感じです。優勝は出来なかっただろうけど去年のM-1のギャロップぐらいの結果を残せたなら満足です。ちなみに自分で書いていて一番キショいと思ったのはこの部分です。

 



 その後のセトリは初期のロック路線の爆発力とEDM路線の繊細さから来る衝動、両方の空気感を壊さないどころかお互いの魅力を増幅させていくような素晴らしいものでした。乙銀の最初の音源である「サヨナラ/フリクション」と「ズッ友 BEST RIENDS」では僕みたいな素人が聴いても明らかに音楽性が違うので、今回の活動終了公演で過去の持ち曲を全曲披露すると聞いたときはほんの少しだけ「曲と曲との繋ぎというかそんな感じのものがチグハグになるのでは…」という勝手な懸念をしていました。でもそんな心配が全く必要なかったです。ブチ上がるところはブチ上がり、しっとり聴かせるところはフロアの心をぐっと掴んでくる素晴らしいものでした。むしろULTRAJAPANじゃないかと思うぐらい会場がトランス状態になり、モッシュもともかく「Say my name〜」でウォール・オブ・デスが起こるなど今までの乙銀のライブでもあり得ないぐらい盛り上がっていました。

 

 この辺りから記憶が飛んでる部分があるのですが、新潟のゆるキャラでももはさんとも縁があるササダンゴンがステージに現れてきてくれたり、僕が団員になったときのメンバーであるゆでさんが「O.T.G.N社歌」が始まると同時にステージに現れ、個人的に思い入れのある「秘めた想い墓場まで」を三人で披露し、続いて「乙銀歌劇曲」「流星の戯言」では乙銀結成当時のメンバーであるあんりさん・りかさんもステージに現れました。古参も新規も関係なく団員がに一つになったように僕はこのとき感じました。みんな号泣してたし。





 その後二人でのステージに戻り、本編最後の曲である「夜空を見上げ、泣いてる君へ」を終えると二人は控室へと戻って行きました。ここまでSEを入れると22曲、MCは随時挟まれていたもののこれだけの曲数を演者もヲタクも浴びに浴びまくっていたので会場にいた全員が確実に疲弊していたのですが、会場からは自然とアンコールが湧き上がってきました。実はこのときに今日のために作られた新しい衣装(こういうところだけは粋なのが運営の坂田さんのニクいところですね)にトラブルが起き、それの修復していたらしいので結構な時間があったのですが、それでも鳴り止まないアンコールが今日の熱狂っぷりを表すバロメーターになっていたのではないかと思います。

 



 そしてアンコールが始まりました。1曲目の「君はフォトジェニック」、全くの新曲を最後のライブのアンコールに持ってくるというのはものすごく斬新だと思ったんですけど、曲の最後でスマホを持ったあみかさんがフロアの様子がわかるように一緒に自撮りをするという演出があり「最後にむちゃくちゃオシャレなことを…!」と感じました。愛はオシャレじゃないわけでもないのかもしれません。



 そして元メンバー3人もステージに上がり(ここで初めて乙銀歴代メンバーが揃うことになる)、「ズッ友〜」にも収録されている「IVS世界」のアコースティックバージョン、そして最後は五人全員フロアに全員飛び出してきて会場の全てが入り乱れ熱狂の渦にまみれながらの「神様だって楽じゃない!?」でたぶん2時間半以上続いた乙銀最後のライブの幕が降りました。



 ライブが終わった直後からチェキを撮って今この文章を書き殴っているこのとき瞬間まで僕の気持ちは「まだ終わってほしくねえ」、その一択のまま時間だけが過ぎ去っていく、そんな感じです。しかしあみかさんがライブ中のMCで言っていた「絶対幸せになります。皆さんも幸せになってください!」的な言葉、それを尊重するのであればヲタクもアイドルもここで人生を止めるわけにはいかないし、新しい道を歩んでいく過程で今以上に幸せにならなければこの時のあみかさんの言葉が何も意味を持たなくなるということにも気付きました。自分で何を書いてるのかよくわかんなくなってきましたが、とにかくすばらしい日々と感謝を一生忘れることなく、かつこの経験を糧にして前に進まねばならないのだと思いました。たぶん。





 乙銀二人に対する感謝はそれぞれの手紙に書いたのでここでそれを晒すような野暮なことはしませんが、これまで乙銀に関わった全ての方々に僕からも本当に感謝させていただきます。本当にありがとうございました。それと同時にメンバー含めいろんな方に確実にご迷惑をお掛けしまくっていたはずなのでこの場を借りてお詫び申し上げますm(_ _)m

 

 そしてあんりさん・りかさんやゆでさんから受け取ったバトンを最後まで手から放すことなくゴールまで駆け抜けていったあみかさん・ももはさんには本当に感謝しています。本当に今までお疲れ様でした。そしてありがとうございました。



 この3年半弱、本当に楽しかったなあ。



                                          ノットワークあだち







P.S1 愛踊祭2020優勝おめでとうございます!



P.S2 万が一ゾンビのように蘇ることがあるなら乙女座長☆銀河団之墓を持って駆けつけます!


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