今日はゴミ収集日(生ゴミ・燃やせるゴミ)、
8時過ぎにゴミ出しに行こうと玄関を開けると、
階下への通路に、数日前から仰向けで転がっている油蝉の姿が目に入る。
ぁ、やっぱり、もう、ご遺体になられているか…
… 転がっている蝉って、
側を通ると、突然、
ジッ!! とか、ミッ!! とかいって飛ぶでしょう
、
それが厭で、その転がっている蝉もそのままにして様子を見ていたのだったけど…
( 娘の頃に、こういう、道端に転がっている蝉が、
突然私の所へ飛んで来て、私の額に激突
、
小さく傷になった事があったので
、
以来、なるべく近付かない様にしている )
でも、数日間仰向けで転がったままの油蝉を見ていたら、
なんだか、これ以上そのままにしておくのも忍びなくて
、
一旦部屋に戻り、キッチンペーパーを5枚程取って、
転がっている油蝉をくるみ、ゴミ袋に入れて、
改めて階下へと降りたのでした…
(私は、昆虫類は触れるので (毒のあるのや獰猛なものでなければ、先ず、怖い とか 気持ち悪い とかはないです))
歳を重ねて来た事もあるのかな、
近頃、物の哀れ みたいなものを何かにつけて感じたりして、
亡骸になった油蝉にも、ふと、
7年も8年も土中に居てね、今年の夏に地上に出て来たら、
今年は7月からあの狂ったような暑さだったもんね、
いくら 夏の虫 の油蝉でも、さぞかしきつかっただろうねえ
…
なんて思ったりして、
多分、後で不動産屋が掃除しに来るけど、
それまで放っておくのも何だかなあ
… とも感じて…
今日はお盆の送り火をする日でもあるし、
虫の亡骸でも、乱暴に扱うのは止めよう
…
とも思ったのでした
…今年で、母が亡くなってから45年、
父が亡くなってから31年… になるのですが、
随分と遠くへ来てしまったなあ…という思いと、
嫌だなあ、私、親よりも年を取ってるよ
…という思いと…
後は、
私もいつ何時、通路に転がっている油蝉…
になるかわからん
…
という思いと…
来年は、また新たな大台に乗る年齢となるし、
本当に、そろそろきちんと、
己の終活を始めないと
…と思う、
8月16日の昼前でした。
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