mixiユーザー(id:1390986)

2020年09月03日05:10

77 view

利害一覧

・安倍 石破は絶対総理にしたくない。派内に有望な後継者がいないので自分が今後も統率してキングメーカー生活をすることになるだろうし、またそれを望む。基本数は力だから麻生と組んで自民の4割を占めるのが力の源泉なのでまずはそれを維持。その上で安倍・麻生にとってコントロールが効く他派閥を味方に引き込み多数派を形成する

・麻生 自派閥に河野という候補がいるのでいずれ総理総裁につけて天下を取りたい。主導権を握る意味では安倍と組むのがお互い利害が一致するからそこは今後も継続。

・二階 生きていくために自民の中でも外でも人を集めて拡大してきた経緯から幹事長ポストを維持するのが優先課題。そのためには権力を握っている安倍麻生に合わせて行動するのが自分たちの利害と一致する。もしも安倍麻生が自分らを外そうとするならば中間派の竹下・岸田、さらには石破など何を使ってでもけん制して選択肢を維持する

・菅 基本弱小集団なので主導権はないが、二階と同じく黙ってやられる気はなく誰とでも組生きる道を模索する。今のところは安倍・麻生・二階の数が頼りなのでそれらの意向に従わないといけないが、今後も選挙で勝てるなら勢力を拡大して選択肢を増やすこともできるだろう。

・岸田・谷垣・竹下 基本それぞれ独立して存在していて横に広がりはない。ただ小泉期以前は自分達こそが自民の中の主流だったのに今はその地位に無いことが潜在的不満であるので機会があれば天下を取りたいとは思っている。


全部並べると今この段階で出来レースみたいに総理総裁決めるところまでは石破以外にはみんなそんなことではないんだよな。多分石破個人以外の石破派の議員にとっても。野党は分裂したままだから今選挙してもいいし、来年に若いのを担いでもいいし。どっちの選択肢も十分あり得る。


ただ選挙した後にその議席の変動で今の自民党の中の勢力バランスが変わると力関係が変わる可能性があるんだよな。なんだかんだ言いながら総理総裁とそれに近い派閥は勢力が伸びやすいからね。

安倍は二階や菅が大きくなりすぎてコントロールできなくなるのは望まないだろう。そこは自分が解散権を持ってないようになる上の最大のリスク。麻生はそれに加えて菅が長く続けすぎて自分の所の人間が総理総裁になれる日が遠のくのも望まないだろう。どちらにしろ長期間総理総裁と幹事長を両方とも明け渡すのはリスク。

二階と菅は反対に幹事長なり総理総裁のポストを一日でも長く続けたいだろう。それには選挙でなるべく勝って正統性を維持するのが一番。小泉も安倍もそれが最大の権力の源泉だったしな

中間派や石破は4人が組んでいる間は出る幕が無いので大人しくしてるしかない。機会があるとすればその一番近い機会は来年の正式な総裁選挙の時。

今の段階だと選挙あるのかないのか、勝てるのか勝てないのか。人事はどうなるかで中の力関係を見るしかないから何とも言えんよな。

理想として安倍と菅が一番金融緩和に親和的でよい権力者なのは間違いないからそれが万が一割れる時が来ると平和から一転して乱世になる可能性もあるんだな。

全ての関係は力関係で決まるところが一番大きいから難しいわな。まあもちろん今現在過去最も選挙で勝ち続けた人が率いる集団が自民党の25%を占めているし、森・青木・古賀のように議員引退して10年経過してようやく権力に陰りが見えてきた? レベルの人も多いから、議員現役続行を宣言した首相が転落するにはとんでもなく長い時間が必要だろうが。そして4人の中で一番若いのは安倍でもあるしな。

基本大丈夫だと思うけど、1年前からつい最近までには普通に安倍麻生と二階菅で意見の相違があったのも事実だから一寸先は闇だわな。今回の事でいろいろ考えさせられたので、次はもっと状況把握できるようになれるように利害について敏感になれるように気を付けよう
2 11

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する