mixiユーザー(id:1390986)

2020年07月12日22:07

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ITバブル再び

大体どの分野がバブルになるのかはっきりしたけど、同時並行で最安値更新する会社もあるの見るに98〜03年の間に起きたものを違う形で繰り返してるんだな。

・98〜00でIT関連はあほほど上がり株バブルとなり景気を一部支えた

・ユニクロなり時代の波に乗っていた成長株は上下乱高下しながら伸び続けた

・98年は金融危機と自己資本の少ない中小企業の大底だったけど、00年までの小休止の上げを挟んで、ITバブル後に03年の金融危機に向けて再度大型の景気敏感株たちは大底を目指し下がっていった。つまりこの手の銘柄は近場の高値の96〜97年から7〜8年も長いレンジで見れば下げ相場になった

・98年は日本人にとって永遠に拡大する組織という神話が終わった時で、以降構造不況業種になった部門から順番に人員や組織の整理が始まった。そうした整理縮小される過程で縮んでいった業態、海外展開をすることでカバーした強い業態、成長分野で追い風に乗っている業態で各々の人生は天と地ほども違うようになる

・解雇や会社の整理は縮んでいった業態の手足である取引先から始まり、次に本社の低学歴現場職、そして本当にどうしようもない所で割増付きで高年齢者に退職してもらう。そんな順で進んだ。並行して新卒や既存の残った社員の待遇の引き下げも年月をかけて手を付けられた。


テック・テックを支えるインフラ・インフラを作る製造装置や部材を扱っている所は上がり、神戸物産・ニトリ・ワークマンなど既存の競合より安く使えるレベルのものを提供できるところは伸び続け、構造不況業種やコロナで状況変わった業種は再編を余儀なくされ、コロナで解雇されるだろ言われた人は出たけど中身は非正規雇用や中小零細の人間が殆どで、大組織の人間は航空や旅行会社レベルでさえ雇用は維持されボーナス代用の手当ても出る。

大体なぞってるから次起こるだろうことは

・成長するだろう所にさらに人もお金も集まり加速する。ただしあまりに上げすぎた後に利上げになると希望を集めた銘柄や産業の多くは泡と消える。そして一握りの最後まで勝ち残った会社は暴騰暴落後にいつか最高値を更新して(通常7〜15年後)安定企業になる。暴落で潰えた企業は生き残った会社に過剰投資の資産を買われ食われて消える。得をするのは最後まで勝ち残る会社と株主、金を持って潰えた会社を食える会社と株主、バブルの過剰投資による革新の恩恵を受けれる消費者

・景気そのものは96〜98年で大体の業態は既にピークを付けており、ITバブルで大型株が引っ張られるの以外は02〜03年まで基本底での停滞期を過ごすことになる。割安な銘柄を買おうと考えるなら、伸びる要素がある会社であるか、目先のコロナでのマイナスだけでなく、その先にくる業態の縮小を織り込んでも元が取れる水準であるかどうか、あと何より自分自身が何年も横ばいや下手すると最安値更新をしても大丈夫であると思えるかどうか。

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