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2019年12月30日03:43

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ThinkCentre M715q Tinyのメモリ増設、SSD換装作業完了

 実家に来てようやくThinkCentre M715q Tinyの作業が完了しました。メモリ増設は楽勝だったんですが、難物はSSD換装のためのクローン作成作業で、これが想像以上に面倒でした。

 メモリはDDR4-2666のSO-DIMM、D4N2666PS-8Gを元から付いていた8GBに追加して16GBとしました。これは特に問題無く認識されて、とても簡単でした。値段も今だと4000円弱しかしないので、快適化のコストパフォーマンスとしては良いと思います。

 そして問題だったSSDですが、GPTやUEFIといった最近のフォーマットに対応したシステムの完全なクローンを作成するのに思った以上に手間取りました。これらのフォーマットに対応したディスクをコピーしようとすると、無償で利用できるバックアップソフトでは一見上手くできたかに見えても完全なコピーが無理で、有償のソフトを利用する必要がありました。今回はAOMEI Backupper Professionalというソフトを買っています。

 ソフトを買えばすぐに解決、だと良かったのですが、そうは問屋が卸さず、クローンしたSSDでの起動も空しくエラーに。BIOS(正確にはUEFI)画面での認識のされ方は、UEFIのWindows領域が見えていたので、コピーはほぼOKでブート領域の認識に問題が生じているようでした。

 いろいろググったところ、参考になったのは以下のページです。

UEFI/GPTインストールしたWindowsの「ブート領域」の復旧方法 - ぼくんちのTV 別館
https://freesoft.tvbok.com/tips/efi_installation/uefi_bootrec.html

こちらの状況としては、修復ディスクを作成してDVDブートし、コマンドプロンプトから「bootrec /rebuildbcd」を実施しても対象となるデバイスが見つからない、という状態だったので、このページの手順を参考に復旧を行ったところ、ようやくWindowsがブートできるようになりました。

 その後、Windows回復パーティションを再認識させる手順も実施してようやくまともなWindows環境が完成しました。換装後のSSDは激安NVMe SSDとして有名なCrucial P1 CT1000P1SSD8JPです。1TBで税込み1万ちょいで普通に売ってますし、セールだと8000円程度まで下がることもあるとかで、ホント安いです。

 余談ですが、元から付いていたNVMe SSD 128GB(セットのデフォルトでは256GBだけど、カスタマイズして128GBにすると一気に価格が下がるので、変更している)は確認してみるとなんと東芝製で驚きました。プリント基板には「TOSHIBA」のシルク文字、そしてメモリ実装面のシールには「KIOXIA Corporation」の表記。中国組み立てですけど、良いパーツ使ってるなぁ、と、思いました。

 ちゃんと起動するようになったPCは23.8インチディスプレイ、DIOS-LDH241DBの背面へVESAマウントで取り付けしました。専用のVESAマウントはPC注文時に同時注文したもので、取り付け後の外観は写真の通りです。背面へ取り付けてしまってもキーボードショートカットのAlt+Pで電源オンできるのが気が利いてる感じです。ただ、付属キーボードについてはキーが引っ掛かる感じが、おまけ程度のものとはいえ今一つでした。

 その後も父がMicrosoftアカウントについてよく理解していなかったため、2つのメールアドレスで別々のMicrosoftアカウントを作っていた事実が発覚したり(しかも現在は使えなくなっているメールアドレスのMicrosoftアカウントを常用してたらしい…)という問題もありましたが、なんとかPCを使える状態にはなりました。

 後は現環境の完全なバックアップを残しておいて、今後の不測の事態に備えておこうかと思います。思った以上に面倒な作業になったのでなかなか疲れましたが、なんとか想定通りにできて良かったかな、というところ。これで高速な回線、高速なPCが揃って実家も現代的なPC環境が整った感じです。
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