週報(20/03/22〜) 買占め

木曜日の職場での昼休み、いつものように会社近くのスーパーにてお惣菜に買いに行ったところ、買占めが起きていた。
職場があるのはオフィス街と下町の境目、スーパーは下町の中に立地している。
普段からオフィス街の人達と、下町のお年寄りが同居する変わったスーパーである。
その日は今まで見たことが無いくらいにお年寄りが殺到していた。
前日の水曜日の都知事の記者会見(都市封鎖・ロックアウト)だろうと思われたのだが、まさかここまでの状況になるとは思っていなかった。
昨秋の台風19号の買占め騒ぎも相当なものだったのだが、その時の軽く倍である。
　
冷凍食品と米、カップラーメン等はすべて売り切れた。
さらにパンが置いてある島は一切商品がなく、すべて売り切れていた。
あまりに人が殺到していたために、総菜コーナーの人も食品補充・レジにまわしたようで、置いていなかった。
しかし、普通の生鮮食料品・肉魚・乳製品等は普通に売られていた。
　
　
昨日土曜日に地元の駅近辺にあるスーパーに行ってみた。
運良く駅近辺にはスーパーマーケットが3軒あり、事欠かない町であることが幸いである。
木曜日の騒ぎから三日過ぎているのだが、商品の補充が微妙に悪いのが見受けられた。
こちらも米・カップラーメン等がやや品薄な感じである。
その割にはラーメンの袋麺は残っているし、そばうどん・スパゲッティの乾麺は普通に残っている。
あまりにも意外だったのが、ポテトチップスが全滅していたことである。
　
一体パニックに陥った人たちは、何を買い占めているのだろうか?
生鮮食料品は普通に売られているので、日々の食生活で食べるものは問題ない。
乾麺も残っている上に、シリアル製品も手が出されておらず普通に売れ残っている。
非常食的な食品も手が出されていないようには見えなかった。