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2016年05月30日23:59

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「うちの猫は世界一」展 樹村みのり先生にお会いしました!

樹村みのり&ゲスト「うちの猫は世界一」展行ってきました。
uchinoneko.web.fc2.com

少し前に、笹生那実さんに告知ハガキをいただいて(感謝!)、あまりに期間が短いので行けるかどうか悩んでいたのですが、先週の金曜日に急きょ決断し月曜日はお休みをとり、浦和に行くことにしました。

<楽風>は古民家の1Fが日本茶喫茶で、そこを抜けて2Fにあがるとギャラリーになってる素敵空間でした。
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2F会場は半分が樹村先生の原画と、マンガ家以外のクリエイターさんによるインテリアやアクセサリー雑貨(もちろんすべて猫)、もう半分が他の漫画家さんの原画や写真などが展示されてました。KEMONOYAさんの猫の写真、味のある顔がかわいくて何枚かチョイス。
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Twitter事前情報で、そこでしか買えないという樹村みのり先生の自費出版本、自筆絵、カラーコピーシートなど全部買いたい衝動を抑え、いくつかチョイス。
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お支払しようとした場に樹村先生がいらっしゃったので、笹生さんから教えてもらったこと、別コミ時代からのリアルタイム読者であること、りぼん時代のはサンコミックスで読んだというよけいなことまでお伝えして、そのあとは、なぜか先生自ら絵の前でいろいろお話してくださるという展開に、私もう胸いっぱい。

作者の好きな絵のコーナーでは「星に住む人びと」表紙絵とか「あざみの花」の裏表紙絵とか他も飾っておられました。ジョニ・ミッチェル絵のキャプションは「誰?」でしたよ(笑)。実際にお会いになった印象は、細くて背が高くて北欧っぽい?(だったかな)若い頃、ニール・ヤングもジョニ・ミッチェルも重い病気をしてるという話とか、それが音楽に影響してるのでしょうかとか、今もたしかご病気と聞いてますが、とか。
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猫絵のコーナーでは、まずふつうに描いても面白くないかなと思い、原寸大でポートレイト絵を描いたとのこと。でも実際はほんのちょっぴり大きく描かれた猫さんもいましたね。
先生のお気に入り絵は、目ヂカラのはっきりした愛ちゃんと、寝そべりながら薄目でこちらを見てるももちゃんの絵。私も最初に見たときから、なんともいえない魅力に、釘付けになった絵でした。猫の目の色は写真で見ると、こういう緑色の瞳孔になったりするんですよね〜とか、普通に会話しつつ。
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次は猫と自分ちの庭に咲いていた花を組み合わせて描いてみたとのこと。ただね、この最初の猫の乃己子のバラは、家にバラはないのだけれど入れてみたんだとか。特別な想いの強さをうかがえるお話ですよね。
ももちゃんがいたいけな表情でいいなと思ったら、キャプションを読んで先住猫さんの中に入ってきた子だと知り、ああそういうことなんですねと言ったり。あの何メートルかの高さになる皇帝ダリアが植えられてた時期にいたのは、がちゃこのみだったという話を聞いたり。
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そうそう、3、4匹あたりで、マンション住まいから一軒家にうつったとのこと。もう猫のためだそうです(笑)。車の免許をとったのも猫のためだそう。

そんなこんなお話をうかがってましたら、永野のりこ先生がいらっしゃって、ご挨拶。感極まるので私もつい泣きそうになりました。永野先生のお声掛けで福島の活動などされていて、そのお話のときは少し席をはずして、人間以外撮影OKということで、会場内の絵の写真撮影。ネットに公開してもよいと先生の許可もいただきました。残念なことに、相変わらず手振れでピンボケ多しで抜かしたのもありで、ごめんなさい。

他のお客さまもみえ、お礼とご挨拶をしてから辞去。そうそう、自分ちの猫を貼るコーナーにはスルメの写真も貼ってきましたよ。ふふふ自己満足の記念ですな。
見終わったら喫茶室に寄ろうと思っていたのですが、ぼんやりしたまま家に帰っておりました。
ほんとに今日は忘れられない一日になりました。

個展は大変なので、今回が最初で最後ということでしたが、なんらかの活動を続けてらっしゃると樹村ファンは嬉しいですし、私も含めてなにかのお手伝いができるなら、いくらでもさせていただきたいものです。
そして、自費出版の「ももちゃんがっちゃん」欲しいと思う多くの方々のもとに、どうぞ届きますように。

追記

最初の猫の乃己ちゃんはいつからお飼いになったのかと聞きますと、たぶん1990年代だと。なんかもっと昔から猫と一緒にいたイメージがありますが、と言いましたら、いえ、うちの母が犬だったら飼ってもいいということで、ずっと犬だったのですよ、とのこと。
そういえばワンコさんの著作ありましたもんね。『犬・けん・ケン物語』とか。あとで思い出す私…

マンションは何階で猫を飼ってたのですか?と聞きましたら、3Fでということで、思わず「え〜3Fですか。それは豪気ですね。猫さんも飼い主さんも」と口走ったり。
ともあれ、「愛ちゃんを捜して」と「ももちゃん がっちゃん」を読んで、絵の中の子たちの物語を思い返しておりました。

そういえば、自筆絵は愛ちゃんの仔猫時代と、ももちゃんのものでした。とても愛らしうございますよ。w
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