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2020年07月27日04:29

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213【文化?】幽霊の正体見たり

遭ったのは3回かな。ハッキリとしたものではないけど。

高1のとき人魂のようなものを見た。22時くらいに、母校の中学の廊下を赤い光が動いていた。職員室も暗かったし、そもそもあの辺りには火災報知器のたぐいもなかった。

大学時代に、文化祭の準備で帰宅が2時を回ってしまった。自転車で夜道を走っていると左手に池、右手に田圃という寂しい場所を通った。緩やかなカーブになっていて、池側から生えている木の枝が邪魔で見通しがあまり良くなかった。カーブに入ると、右手の側溝の中に人がうつむいて立っていた。40cmほどの深さなので、上から見下ろす感じで顔は見えなかったが、明らかに女であった。一瞬判断に迷って、女の子を2mほど過ぎてからブレーキをかけ後ろを振り向くと、もうだれもいなかった。
それ以来、とくにその場所で何かを見たことはない。

大学の先輩たちと山へ入った。いく分かして窪地で休むことにした。馬蹄形の窪地で池になっており、その奥は崖になっていた。すると、自分の右前方の方から、落ち葉を踏みしめる足音が近づいてきた。4本足では無く、二足歩行の音であった。その方向は、池と崖であり、そもそもこの山自体あまり人が入ってくるところではない。横の先輩を顔を見ると、黙っていたが明らかに足音に注視していた。しかし、一分ほど経っても姿を見せず、落ち葉のこすれるようなザッザッという音だけが続いていた。リーダーが「もう行こう」というので出立したが、最後尾の自分は後ろをチラチラ振り返ってみたものの、ついぞ姿は見えなかった。


自分は、これらは幽霊というより妖怪の類いではないかと思っている。不思議に思う心に妖怪が巣食うのである。なにせ枯尾花を見ていないのだから。

社会人になってから、K県のT山系のY川へ釣りにでかけた。沢の入り口に管理小屋があり、ホワイトボードの地図に自分が入る沢を宣言して磁石を貼り付けていく。初めてのポイントであったが、近くの沢に誰もいないことを確認して入渓した。
2時間ほど山道を登りポイントに到着すると。あたりも薄明るくなってきており、釣りを開始した。釣り始めて3時間ほど経ち、地図を見ると自分の沢も残り100m程になった。堰堤を2つ越えれば水源である。せっかくなので、水源まで見てやろうと竿を1回畳んで、堰堤をよじ登ると空気が変わった。川幅は4mくらい、50m先には最後の堰堤が見てとれ、淵があったのだが竿を出す気になれなかった。これまで沢は「明るかった」がこの淵は「暗い」のだ。沢は両側に木が生えたりして日陰が多いものだが、ここは空気が違う。言葉で表現するのは難しいが、肌で感じるものがあって、淵も覗かずに撤退することにした。
山では恐れを感じたら直感に従って慎重にした方が良いと思う。山の中であったことの半分は信じないで疑うようにしている。ただ、車で登る山道は、文明の利器の中にいる為か、感度がポンコツになってしまう。

ちなみに、同じ水系に大規模な水難事故の舞台になった川があるが、あちらは魚影が極端に薄いので釣りには向かない。あまり水遊びには用いない方が良いと思う。霊とかなんとかより、地形がそもそも悪い。そこも含めて「妖怪」なのかもしれない。「やろか水」という妖怪もいることだしね。




■ズバリ質問!「幽霊」見たことありますか?「YES」と答えた人の割合は…
(TOKYO FM + - 07月26日 19:20)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=257&from=diary&id=6171628
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