mixiユーザー(id:13714506)

2020年07月04日23:58

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194【自然】地図帳を開いて球磨川をみよう

中学校の地図帳やグーグル開けばわかるけど、球磨川は周囲が山で水の逃げ場がない上に、山間部が終わると即三角州(河口)の低地に出るという上から下まで溢れやすい川だ。

三方を山で囲まれているが、厚い山地は北から東に広がっている。ここに降った雨が球磨川に集中するのだ。
東からは球磨川本流、北東から川辺川、北から万江川だ。
東の市房ダムは頑張ったとは思うけど、これだけで洪水は止められない。川辺川が合流し、さらに万江川が合流した渡や一勝地がまさに氾濫している。土砂崩れも起きてさらに手がつけられない。

記事にある川辺川ダムが万全であれば、球磨川上流部と川辺川の水をある程度は抑えられるが、絶対と言えるかというと疑問だ。
なにせ、国見岳周辺の県境が分水嶺になって、東に降れば耳川になって宮崎へ向かうが、西に降れば球磨川か川辺川、つまり全て球磨川にくるのだ。地図帳の茶色い部分に降った雨は緑色の平地に流れ込む。川辺川がかなりの範囲の水を集めることがわかる。しかも、五木村の分水嶺で川辺川に流れず氷川方面に行く水も結局八代市に行く。

治水ダムがなければなおのことだが、それほどまでに球磨川は難しい。でなければ、八代海にあれだけの堆積物がたまらないよ。古よりどれだけの土砂を運んできたことか。




以前、五家荘へ行ったことがあり、五木村から人吉に出てえびのへ向かった。美しい渓谷だったので、次は宮崎から市房山へ出て、球磨川沿いを車で走って八代に出る計画をたてていた。あの景観は裏を返せば氾濫の元である。

自分も三大急流の富士川沿いに住んでいる。「富士川は昔から流れを変えてきた」ことは小学校で習う。非常にソフトな物言いだが、後ろに隠れた意味を考えると、警戒心の薄れ具合は老若問わずにあると思う。少なくとも、明治末生まれの曾祖父母は富士川の氾濫に合わずに天寿を全うした(山梨県南部で橋桁が流されるレベルの増水は38年前にあった)。百数十年にたった一日ある洪水に神経を尖らせて暮らすのは難しいね。50000日に1日の特異日って、精神論で片付けるには厄介だ。
治水は本当に大事だけど難しいことだ。


「暴れ川」氾濫、未明の恐怖
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=6145320
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コメント

  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年07月05日 00:56
    とても読みごたえがありました
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年07月05日 01:11
    しろねのさん、コメントありがとうございます。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年07月05日 06:59
    しろねこさんに賛成
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年07月05日 11:02
    とよけんさん、コメントありがとうございます。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年07月05日 19:24
    はじめまして。話題の日記より失礼します。
    自分も地図帳を開いて球磨川を見てみました。
    まず上流に市房ダム。
    さらに、その下に幸野ダムと続けて二つあるんですね。
    さらに人吉市を経て、ずっと下流に瀬戸石ダムと荒瀬ダムが、また二つ続けてある。
    瀬戸石ダムは以前、テレビで上流に水害を引き起こしているととりあげられていたのを憶えています。
    まずは、こういったダムを撤去すべきでは、と思います。
    また人吉市で決壊した堤防が気になります。
    水害の起こりやすい地域なら、鋼矢板やソイルセメントなどを入れたハイブリッド堤防にするという工法もあります。
    いずれにせよ科学的な検証が望まれますね。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年07月06日 05:08
    > mixiユーザー 
    提言のコメントありがとうございます。

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