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2020年05月16日19:01

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現況 令和2年5月16日(土)

 今日は、午後から雨。
 昨日は、また疲れが出て9時頃から就寝。わしも歳を取ったものだ。

 このところ、自分で書いた日記を読んでいて、自分が鬱になりそうな展開なので、もう少し明るい話しを。

 昨日、職場からメールがあり、今のところ、6月1日から出勤勤務開始の予定は変わらないが、すでに大学の授業がオンラインになり、また、研究室での実験・研究も再開する目処が立たない状況が続く見込みとのこと。
 従って、職員は当分全員が出勤する必要は無く、具体的な振り分けは今後の相談結果と関わってくるが、各職場の職員を2〜3班に分け、二交代・三交代で出勤するようにしたいとのこと。
 最初、「二交代・三交代で出勤」という文字を見て、「えぇ!6月から、仕事の遅れを取り戻すために24時間体制ですか?」と勘違いしました(だって、工場があるメーカーの社員にとって、二交代・三交代と言ったら、「24時間工場を止めない」と言うことを意味するのですよん。)が、よく読むと、「出勤は一日おき、もしくは二日おき」という意味でした。
 と言うわけで、6月になっても食費がかかる外食の頻度は抑えることができそうです。

 話は変わりますが、ニュースをチェックしていて、オウサマペンギンの営巣地の糞から温室効果ガスの亜酸化窒素(通称笑気ガス)が発生していることがわかった、との報告がありました。
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0048969719352477?via%3Dihub
 鳥の糞には、尿酸が含まれていて、これが土中などにある種々の細菌によって、まず尿素やアンモニアに分解され、硝酸・亜硝酸に酸化され、一酸化窒素→亜酸化窒素→窒素へとエネルギーを取り出しながら分解していきます。この過程で、亜酸化窒素の段階で少なくとも一部が空気中に放出されている、と言うことらしいです。
 なお、笑気ガスは、以前は全身麻酔用のガスとして医学的に使用されていましたが、今はあまり用いられていないようです。しかし、低濃度でも笑気ガスを吸い込みますと、気分が悪くなったり、頭痛がしたりするなど、人間の神経系統に影響が出ます。
 付け加えますと、笑気ガスの名前の由来は、「このガスの中毒で死んだ人は、顔の筋肉が引きつって笑ったような顔になる」からと聞いております。決して売れない芸人が使用して良いものではありません。

 もう一つ、今回取り上げたような、硝酸細菌・亜硝酸細菌・脱窒素細菌は、地球大気にまだ酸素が少なかった時代に生命活動に必要なエネルギーを得る為に進化した細菌であり、その全盛期は3億年前かそれ以前と考えられます。その後の藍藻や光合成植物の台頭により、このような前時代的独立栄養細菌は世界の片隅に追いやられてしまいましたが、今回の調査結果より、南極にはまだ広範囲に生息している可能性が高いと言うことになります。
 そして、「古(いにしえ)のもの」が南極に降り立った時代のちょっとだけ後、と言うことになります。狂気山脈の地下空洞には、このような前時代的独立栄養細菌がまだまだ繁殖していて、空間には笑気ガスが満ちているのかもしれません。それ故に、この地下空間にむやみに足を踏み入れると、狂気にとりつかれることになるのかもしれません。
 「物体X」の件と言い、南極にはまだまだ人間がふれてはならない部分が残っているのかもしれません。越冬隊の皆様にはよくよく注意していただきたいと思います。

 明日は、天気回復するとのこと。ウチの三毛猫(かみさん)をつれて、食料調達に行く予定。
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