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2020年10月10日20:37

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輪止めからいい加減「改良」すべき。

つい先日、夜中に某埠頭まで車を走らせて来たばっかりなのだけど…。

幾つかに別れた埠頭の一角で、近くの道路街灯や少し離れた何かの建物による灯りが
幾ばかりかを照らしている…とはいえ、埠頭自体に特段の照明設備や灯りが
照らされてるわけじゃないので、クルマのライトを消したらやはり真っ暗に近い。

久しぶりに埠頭系に近づいたのもあり、岸壁と海の境がわからなくて非常に怖い…。

それはともかく。
以前から素朴な疑問として思っていたのが、この危険防止策について。
大概、この写真にあるような「輪止め」が施されているけども、
はっきり言って「何でこんなに滅茶苦茶低いのか」という。

その理由は言うまでもなく、荷揚げ作業や船舶の乗り降り等の支障になるため、
この程度の低さが結局は合理的…ということだろうと思うわけだけど。
それは確かにそうなんだろう。それはわかる。

が、こうした転落事故はずっと昔から続くわけで、
正確な推移こそわからないが、一向になくならないことについて、
港湾管理を含んだ“海洋安全工学”の観点としては、技術的向上が何ら進んでない…
という気がしてならないのね。

事故防止の側面では大きく分けて、以下の2つが考えられる。
1.「危険箇所への注意表示〜侵入抑制」
2.「具体的な防止装置」

最も端的なのは1。
しかし数多の埠頭箇所を全てに渡って、関係者以外の接近禁止が出来るわけじゃなく、
そしてそれが実際出来たからと言って、管理態勢を満遍なく出来るか否かと、
人的・物理的リソースの問題もあるので以外に難しい。
なので、直接的効果となり得る2への依存度がどうしても高まると。

だとすると。輪止めの低さが結局は「防止策として不適当」なわけで。
単純な話「可動式の輪止め(転落防止装置)」に改良すべきと思うのね。

“装置”というと機械的で大げさ、まさに“ハードルが高そう”ではあるが、
そうではなく「手動式」の簡素なものだけでいい。

つまり、現在輪止めのある場所に、地中へ下がる柵タイプのものへ変える。
作業の時はスライドして下へ下げられるようにし、それ以外の夜間の際には
スライドして引き上げる。

または、鉄板のような「倒立式」のもの。
普段は倒して地面の上に敷かされるようにし、
それ以外は起こして“壁状態”になるようにする。

何れも高さはそれほど極端に高くなくてよく、数十センチ程度、
せいぜい人間の膝ぐらいの高さになるだけで充分。

可動の管理は港湾管理者や、漁協の管理責任者、または各々の使用者が
使った場所だけ責任に応じて引き上げたり倒したりすればいい。

たったこれだけで、おそらくはかなりの確率で転落事故は防止可能でしょう。
後はコスト。こんな簡易式程度で充分なので、そんなに高コストにはならないはず。

サイズも、岸壁に合わせて全幅にする必要がなく、現在の輪止めのように
途切れ途切れの個別に稼働するタイプでいい。

そりゃ、関係者以外が近づけなきゃいい話でもあるが、
関係者だって煩雑な作業中に転落する危険性があるわけで、
そう考えるといい加減、改良に向かうべきじゃないか。。

■防波堤から車ごと転落、釣りに来た男女2人死亡 福島
(朝日新聞デジタル - 10月10日 12:48)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6263403
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