mixiユーザー(id:13658569)

2020年10月09日18:00

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雀の涙ほどの人件経費と、任命拒否理由開示がこれで避けられなくなった件。

あらためて…。

>機構・定員と予算の観点から見ていきたい

さてと。
当会議予算と言われる「10億円」の内訳。

・5億5千万が事務局経費…いわゆる「事務費」
・会員手当が4500万円。月額にすると一人あたり「1万8千円弱」。

正会員は210人の他に、連携会員が2千人。とすると…いやはや、驚愕の「低さ」だ。
学問分野に対する報酬と、民間とで単純比較するのは適当じゃないが、
これだけの名誉職と言っていい学術会員手当が、月に2万も満たないという…。

また「交通費」。
会議出席のための上京費用は出るが、100km未満の場合「特急料金はなし」。
「宿泊費」。
上限が1万3100円。東京都内でいわゆる“シティホテル系”の宿泊は無理でしょう。
コロナ禍の以前なら、土日や繁忙期だとビジネスホテルでも難しい。
なので、実態は殆どの会員が自費で補填している、という。

これが、学術分野の最高峰たる会員の処遇。
いや、何も青天井で太っ腹に出せ…なんていう暴論にするまでもない。
どの行政とて、ご時世的なことを鑑みれば、出来るだけ削減しようという意識も、
改定も時には必要だったりする。

がしかしだ。数多の行政その他まで見回した時。
独立機関ほどの自律性や厳格性に満たない行政分類の中で、
これ以上の待遇にある機関や人員なんて、腐るほど存在するはずでね。

無論、学術会員は普段“非常勤”で、各大学や機関の所属ゆえ、
他の行政マンと全く同列にするわけにはいかない。
しかし、曲がりなりにも「総理大臣による任命職」でありながら、
これだけ汲々とした処遇を受けながら「既得権益」だというなら、
もっともっと先に手を付けにゃいけん行政機関なんて、なんぼでもありますわいな。

要はこんなもん、拙速的に取ってつけた理由付けに過ぎず、
慌てたからこんな実態が「逆に炙り出された」、という意味においていうべきは…

【おい菅義偉。もっと予算つけてやれ、この無能!】 と言わにゃいけませんな。

で、本来の核心部分…。

>党から『行政改革の観点からも見てほしい』と要請があった

なるほど?さすれば、当然にして今回の「人事面」についても鑑みなきゃいけないと。
であるなら、尚の事…

【今回の任命拒否理由を、きちんと正確詳細に開示する必要】が俄然増したってわけだ。

じゃないと、公正聡明な行政改革になんて1ミリも届かないですからなぁ。
この度何があって、またこの度をきっかけにするなら、何が何でも絶対に
任命拒否理由を菅義偉は開示しないといけない。
それなしに改革したって、一体何が悪くて改革したのかもさっぱり的を得ませんでね。

こりゃ面白い。
この国は議会制民主主義なんで、行政改革実行には当然「議会で揉む必要」があるゆえ、
全て「テーブルの上」に並べなきゃいけませんな。

いや〜良かった。
これで任命拒否理由がわかりますよ。。。。

■学術会議も行革の対象へ 河野行革相「自民党から要請」
(朝日新聞デジタル - 10月09日 12:38)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6262007
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