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2020年09月13日15:29

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アメリカで頂点に立つ「日本人勝利」の意義。

素晴らしい。その一言に尽きる。

純粋に競技としての、技術論とかメンタルとかはこの際さて置くとして。
やはり一連の「差別問題」における、大きなテーマを孕んだ上での
論評として言えるのは…

『彼女が日本人として、国際舞台で人権問題を糧に勝利したこと』と、
『その上で自身の主張を述べる(表す)機会をもぎ取ったこと』 にある。

これが何よりも大きい。
無論、人権問題を主張するのには、優勝することだけが唯一の機会ではないし、
たとえ一回戦敗退だったとしても、その意義は変わらない。
しかし、優勝を果たした上で行う主張には、問題意識を胸に戦う困難性…
即ち「プロセス」を今一度多くの人に噛み締めてもらうためにも
より一層の「付加価値」が付く。

そして…。もし今回が日本での大会だったなら…
単に本国アメリカよりも遠い異国…という物理的事情という以上に、
現在表出している「人権問題に疎い、レイシズム風情が滞留する国」での彼女の勝利と、
そして掲げるメッセージ性が霞んでしまいかねなかっただろう。

更にそれ以上には
「賛否両論が沸き起こる、超絶恥ずかしい“後進国”の姿」を
世界的に晒しかねなかったからだ。

だからこそ、米国での優勝価値が一際大きく、逆に言えば
『レイシズム意識を持つ、同胞日本人に対する強烈な反駁』として、
揺れ動く当事国アメリカで日本人が頂点に立つことで、人権意識を一層主張出来た事が
果てしなく大きい価値なわけで。

「スポーツに政治を持ち込むな」だとか、「音楽や文化に…」なんぞという
超絶前時代的な、顔から火の出るようなこっ恥ずかしさを、
21世紀も20年を経過した今も尚、平然と口にする「島国後進小国日本」が、
数々の要素で国際ランクを軒並み下落させ、没落を加速させる要因が
「最低条件の人権意識さえ基準を満たない」所にある…

このことを顕在化させるためにも、アメリカで頂点に立ったことの意義がある。
日本にある「温度差」を、これを機会に映し出す、表面化させるには
アメリカで勝つことが何よりも意味を持つ。

国際メディアは、日本での「ゴミ感情意識」をこの際遠慮なく発信すべきだろう。

「同胞の、重く強いスピリッツにさえ唾棄する日本人の性悪さ」として…。

大坂なおみ3度目の4大大会V「安全に寝転んだ」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=6230097
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