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2020年07月05日23:38

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YesもNoもない、エリート意識な約半数の都民。。

取り急ぎ、候補者個別の論評はさておき・・。

言及すべくは、毎度選挙のたびに避けて通れない「投票率」。
55%、とのことだが。。

さてはて。今般は前例にない「コロナ騒動下」という条件が大きく立ちはだかった・・
との項目を置いた上で、尚どう捉えるべきか。

コロナの影響が色んな面で作用したから低いのか否か。
はたまた、実はコロナに殆ど関係がなかった末のこの数字なのか。
複合要因として考察すればするほど、中々難しい所ではある。

どちらも、色々と言えて来る。
「コロナ騒動の折、単純に足が遠のいた」という一元的理由に、
加えていわゆる“盛り上がりの欠けた”選挙ゆえ、尚更足が遠のいた・・という説。

騒動下にあるとはいえ、緊急制限解除後であるからして、
ましてや期日前投票数の増加要素を含めれば、コロナを主因に出来るほどにも実はなく、
やはり「出来レース」ゆえの、よくある「冷めた感覚」が所以・・という説。

はたまた。相変わらずの「国政選挙>地方選」の傾向にある“関心の低さ”が
相当程度関与している・・という説。

どれが妥当か否かはともかく。共通するのはやはり「コロナ対策」の評価が、
今回は相当に関係して来ると見られるはずで、荒天や災害等の
突発的出来事さえなければ、普通に考える限り少なくとも
「60%台」に乗っかっていて不思議ない・・

そういう意味で、決して言い方は良くないが
「コロナのおかげで、住民自治参加により大きく行政を動かせる
(手応えを得られる)大チャンス」だったはずだろう。
それは、小池都政を継続して支持するにしてもしなくても、
自分の推す候補者がいなくても、だ。

早い話。「8対2」で勝っても「6対4」で勝っても勝ちは勝ち・・
とはならないのが民主主義の選挙だからだ。
少しでも競れば、必ずや次の行政行為に作用するものだからだ。

にもかかわらず。およそ半分近くの有権者が「YesもNo」も意思表示しない・・。
片や、コロナ対策にはこれまでにない高い関心があるだろうはずが、だ。

想像の域を超えないが、もしこれが他の自治体にそっくり置き換わっていたら・・。
少なくとも、東京よりも率は上がっただろう・・と思えて来るわけで。

「第二の都市大阪」だったなら・・
ここはここで、また分析は一種の難しさを要するものの。
例えば、“吉村フィーバー”とか何とかいう、大衆迎合要素を理由にせよ、
どうであれ投票率は通常より上がる要素がある・・と思えて来る。

その他自治体も、各々で多少異なりはあろうものの、普通に考えれば
いつもより最低でも数%程度上がって全く不思議がない。

なのに、だ。
これだけ連日に渡りコロナで「首都が陥落しそうな雰囲気」さえムンムン漂いながら、
直近で生活する都民の半分近くが、YesもNoも意思表示しない・・

怠慢とか他人任せとか、いつもの常套句で片付けられるほど、
事はそう「安直な状況」ではないはずだろう。

にもかかわらずのこの数字なら、これはもう「死んでるも同然」「空気も同然」な
多くの都民有権者達・・という言葉しか浮びようがなく。

凡そ3月辺りから宣言措置解除までの期間、一体全体都民の半分は何を観て、
何を考えて、何をして来たのか・・近所の飲食店が閉まっていることについて、
仲間と気軽に交流出来ないことについて、医療機関や公的機関をいつも通り
利用出来ないことについて、スーパーやコンビニが混雑してなんだか
息苦しいことについて、マスクや日用品が買えないことについて・・

全て身近の異変に際し、これだけの一定期間に渡り考える時間がありながら、
それでも尚意思表示一つしないなら、出来ないなら。
そりゃあもう、今後は好き放題権力側に身ぐるみ剥がされる、
如何様にもされてしまうのを、全てに渡り容認したことになる。

よく「白紙委任」とか、実質的に「勝者に投票したのと同じ」との比喩がある。
実は全く違うのね。ただひたすら「避けただけ」。
候補者がいいも悪いもない、その入口にさえ立ってないんだから。

委任なんて1ミリもしてないし、実質投票したも同然なんかじゃ微塵もない。
ただただ「無き者」扱い。形式上「有権者権利」を持ちカウントされてるだけで、
実質「居ないことを能動的に望んでいる」・・というべきか。

結局・・日本の有権者感覚とは「候補者を買う」行為と捉え、
「買いたい物」が見つからない場合、店に行かない・・という態様でしょうな。
つまり選挙投票は「既製品を買うか買わないか」と同じ意識。

違うよ。選挙とは「素材を買って、あとは自分で紡ぎ上げる為の第一歩」。
いい候補者を選ぶんじゃなくて「いつか良い製品が作れそうな素材を見出す」行為。
候補の段階では「未完成品」なんだな。後の大半は自分が、自分達が埋めていく、
色を付けていく作業。それが選挙〜自治参加行為だ。

“出来合いの品物”をデパートで買う、都会人・エリート意識。
一体全体、自分がどんだけの高い地位にいると思ってんだっての。
なに「都会人ぶってる」んだっての。なに「おまかせ」で寿司食おうとしてんだっての。

おまかせで民主主義やってるから、散々っぱらコロナの数字すら平気で弄られてる、
都合の悪いものは隠し通されてるんだろうに。

手にとるようにわかりますな。約半数の非投票者都民・・。
「振り込め詐欺」とかナントカ詐欺に容易に引っ掛かるタイプ。
ボーッと、世の中の動向に無気力を続ける体質で固着してるんだから。
そいう資質を狙うんだな、狡猾な者は。

でもね・・一つだけ、残された手段がないわけじゃない。
明日からでも、「小池を更に持ち上げること」も、逆に
「椅子から引きずり下ろす」ことも可能。

別段、4年間何があっても知事を続けられる保証はないんだから。
したがって、唯一「選挙に行かなかった罪意識を拭う方法」は、
明日から「東京都政」への住民自治参加を、力一杯やることだ。
監視と批評をきちんと行うことだ。

その挙げ句に見えて来た不作為や不満があれば、今度は「真面目に批判せよ」だ。
そして引きずり下ろす為、遮二無二声を挙げるべきだ。

さすれば「猪瀬直樹」や「舛添要一」と同じ道を、
小池にも歩ますことが十分可能だ。

選挙に行かなかったんだ、それぐらいやれと。。

■小池氏の再選確実 コロナ禍の都知事選で支持集める
(朝日新聞デジタル - 07月05日 20:14)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6146171
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