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2020年06月04日16:07

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「暑くて長くなりそうな」今夏予想と、河井夫妻による“逆転の一手”。

>河井夫妻の銀行口座、政治資金などから、ばらまいた額に見合う資金の
 出入金の形跡がうかがえない

推測の域を出ないが、今年のある一時「検察側が捜査に煮詰まっている」との話が
僅かに聞こえて来たのは、もしかするとこの部分かもしれない。

当然、その段階から党本部に拠る、何らかの迂回や巧みな工作が図られていることも
視野に入れていただろうとは思うものの、ある程度の見立てがないと「本丸」への
切り込みルートが確立されない・・との検察側に拠る慎重さがあったかもしれない。

一応「二階俊博」は、党本部から金を拠出してない旨の発言をし、
詳細は総裁の安倍晋三に・・との逃げ腰姿勢だったわけで。

とすれば。これも早くから囁かれていたように、残る拠出元は
「官房機密費」しかあり得ない・・と言える。

しからば。これはもう、日本の憲政史上初の「大疑獄事件」というか・・
政治史に残る「巨悪の政権〜為政者」、国民の税と重要国家予算を、
一政党の候補者を当選させるための、一方では一政党の候補者を「落選させるため」の、
はたまた為政者の個人的な感情の埋め合わせに巨額予算を浪費した、
稀に見る「愚鈍な為政者」とのそしりは免れないだろうね。

官房機密費を焦点に定めた場合。ではどのように検察は内閣の重要な
“ブラックボックス”をこじ開けるのか。あるいはこじ開けることが出来るのか・・。

これはもう想像だに出来ないが、如何なる格好かでも切り込んだ瞬間・・
どうであれ、まともに政権運営なんてやれやしないだろう。

問題は、ではその「本丸」への切込みがいつになるのか・・。
この後の日程をざっくり観る限り、最初の河井夫妻立件(逮捕)が、
国会閉会後と言われているので、慣例的に言って週末・・
とすれば「6月19日」辺りと。

現時点で夫妻は金を撒いたことは認めてるも、公選法違反についての認識は
多分否定していると観られる、と。その辺りの詰めに左右されるだろうが、
再勾留請求等によって最大限引き伸ばしたとして、何れにせよ凡そ7月〜8月、
盆は休みたい検察現場・・の慣例からして、8月上旬までには
「河井夫妻を吐かせてトドメを刺す算段」とみる。

その供述内容如何・・となるだろうが、それによって次に「本丸」に向けた動きが
活発化してくる・・とすれば、盆明けから9月上旬ぐらいまでの間に、
自民党本部の選対幹部辺りの本格聴取〜党本部へのガサ入れ・・
という流れが出て来るかもしれない。

とすると。その余波が暫く続くことに鑑みれば「秋の国会」自体に
大きなダメージを受けるのは不可避。その際の安倍政権運営は、
完全に「針の筵状態」に置かれることを意味し、捜査の行方次第で
国会会期中に官房機密費の詳細について、「内閣官房」に対する捜査というのが
現実味を帯びてくる可能性。

その時点で国会は事実上「機能不全」に陥ること必至。
それを見越して、国会開会後に解散の大鉈を振るわざるを得なくなるのか、
それとも何らかの別な手段・・即ち「党本部から安倍晋三への辞任勧告」を
出さざるを得ない状態に陥るのか・・
何れにしても、重大局面はこの夏から秋にかけて訪れるとの見立て。

加えて、秋といえば「10月頃に東京五輪の開催可否を最終判断」とある。
事実上ほぼ中止の可能性が高いと観られる関係上、安倍晋三のレガシーなるものは
これにて消え失せ、最高権力者に固執させる理由は完全に消滅するので、
その点からもこの秋は「真夏以上に暑くなる」。

それはさておき・・。河井夫妻。
彼らがどのような供述をするかによって、今後の行方は大きく左右されるだろうけれど。

弁護士の郷原信郎氏が以前、実に興味深い論旨を放っていた。
河井夫妻が“生き残る”、唯一の道が
「全て洗いざらい、カネの出所や使い道について会見を開き公開説明」し、
懺悔すること・・と。

そうすれば、その態度や姿勢に鑑み、場合によって減免、
長期勾留の地獄は回避される可能性があると。
ただし、それはあくまで自身の身を守る、傷を浅くするという点のみのこと。

しかし、全て詳らかにすることには別の“メリット”を生む可能性があるという。
公開することによって、これまで慣例的に行われ、かつ警察や検察も見過ごしてきた
「選挙前の地盤培養行為」は違法なものである・・として、
今後日本の選挙自体のあり方を変える、大きな転機になり得る。
選挙制度や慣習が変わり、今までよりも公正で理想的な選挙〜政治に
近づく可能性があるからだと。そのきっかけが、河井夫妻自ら放つ
「提言・メッセージ」になり得る・・

とすれば、自身が公選法違反の罪を被りながら、同時に
「日本の政治環境を変える第一歩、その立役者」にもなり得る、と。
いわば「罪人でありながら、同時にヒーローにさえなれる可能性がある」。

そこで一定程度の評価が貰えるならば、河井夫妻、またはどちらか一方でも、
政治家人生は今後再継続出来るチャンスが出て来るかもしれない、と。

もし本当に、河井氏がそのような政治家への道を諦めず、
政治に関わっていきたいという高い志があるのだとすれば、寧ろこの機会を
「正当に活用すべき」だろう・・との論理。

まぁパッと見、こんな聡明性にある人物だなんてもはや誰も思わないだろうが・・
しかし「逆転の一手」を狙い、自分だけじゃなく、自民党の将来をこの際
本気で考えるとするならば、この大きな決断は、自らの出血を伴いながらも、
取ってみる価値は意外にありそうなんだが・・。

ま・・今の空気を眺める限り、そんな度量も度胸も持ち合わせてないだろうけどね。。

■河井前法相への1億5千万円疑惑 自民党にも強制捜査が入るXデー
(AERA dot. - 06月04日 08:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=6106757
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