“試されっぱなし”の北海道を、司る資質に鈴木君があると本当に思えるか？

いやホントにね・・

北海道の空の玄関が、未だに新千歳だと信じて疑わない鈴木知事なんていう
「元東京都庁出向職員」が・・。
それ以前に「札幌圏よりも過酷で財政難に陥った夕張」を司った経験を掲げ、
その勢いで広大な北海道を束ねんとする首長たるやが。

知事に就任してから居を札幌に移した途端、札幌圏主体に物事考える有り様を観るに、
「やはり、所詮東京職員」なんぞを北海道の長にすべきじゃない・・ってのを
改めて痛感するわけで。

インバウンドやら何やらで、北海道の空の幹線は今や
“旭川”、“函館”、“帯広”、“釧路”、“中標津”、“女満別”、“稚内”・・・
複数路線が拡充にあり、尚も国際線でさえその内の幾つかに定期路線やチャーター便が、
コロナ騒動の直前まで盛んに行き交ってたというのに・・。

国際線こそ、事実上ほぼ停止なものの。
緊急宣言は何も東京だけじゃなく、「大阪」をはじめ幾つも出されてる状態にあって、
伊丹や神戸、関空と北海道の各路線による流通状況さえまるっきり頭にない、
あるいは、その他大小のローカル路線から感染疑いのある乗客が、
北海道に乗り込む可能性についての検討・考察を行った形跡さえない鈴木君・・。

その鈴木君当人、「IR施策」ですっかり千歳・苫小牧周辺ばかり
頭が向いていたせいなのか知らないが、札幌に転居した途端
「ローカルを忘れてしまった」と言っていいほどの、この拙速さたるや・・

本件の「空路」に至っては・・
鈴木君も鈴木君なら、もっと酷いのは「赤羽のおっさん」だ。
曲がりなりにも国交省大臣であり、誰よりも「交通行政」について、
瞬時に広範の事情が頭に浮かばないといけないはずが・・

寄りにも寄って、浅はかな鈴木君の要請に、他の空路についての指摘もせず、
頭にも浮かばずに「あっさりと要請に従ってしまった」という超絶無能さ・・。

そりゃあ、羽田の態勢すらも今日までザルだったわけだ。
羽田新ルートの設定さえ「杜撰」だったわけだ。

でもって・・。
鈴木君のような資質を前にして、当の道民さえ礼賛しているありさま。
道民自身もまた「東京」しか頭になく、玄関口は「新千歳」だけと信じて疑わない。
こんなんでよく「インバウンドが、観光が・・」なんて依存してたもんだ。

広きに渡り点在する道民が、本来は各々の環境要件を軸にものを考えるのが
必然的にあって、札幌発の情報や首長の号令に、信仰の如き追従するありさまに、
「札幌圏とローカル圏との格差が縮まらない本質」というのを、
この危機的状況を前に改めて再確認してしまったわけで。

もうね・・
北海道、ずーーーーーっと「試されっぱなしの大地」じゃないの。
道民の一人として、何ともこっ恥ずかしい限りですわ、まったく・・。

■国交相「発熱ある人、飛行機控えて」新幹線やバスは検討
(朝日新聞デジタル - 04月10日 12:50)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6041960