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2020年03月26日14:21

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森友第二弾スクープを含めての、現在までの纏めと推察。

昨夜散発的に連ねた内容を纏める意味でも、改めて記そうと思う。

本日発売の文春が「スクープ第二弾」。
前回の手記はもちろん「核心部分」ではあるけれど、一度で全て出し切るなんてのは
凡人のやること。これまでのパターン同様、隠し玉・・というか、重要な部分は
必ずや「後出し(小出し)」で続くのがデフォみたいなもの。
今回のスクープ、更に核心部分に切り込んでいる。

一方、先日のスクープ時。
財務省職員らが、入手したゲラ刷りを持って自民党重鎮らの所を走り回ってたそうだ。
「新たな致命的情報はないようですので・・」と。
それだけ彼らも「核心部分」に怯え、相当緊張してたことが伺える。

そこへ来て間髪入れずに第二弾。
赤木さんの直属上司だった「池田靖元統括官」。
近財の中でも唯一と言っていいほど、ご遺族奥様に寄り添っていた人物。
部下の赤木さんを可愛がり、改竄指示に対し難色を示し、一度は抗う姿勢を見せた人物。
だからこそ、死後も複数回ご自宅へ弔問に訪れていたのだろう。

真相を知りたいとしていた奥様は、池田氏に対し粘り強く迫っていたそうだ。
ある時、2時間ほどに及んだ会話の中で、奥様の攻めに対し池田氏は
「土地取引について(値引き額)、実は問題がある」と。
更に追求すると「売買業務は前任者が行ったことなので、詳細はよく知らないが」と、
まずいと思ったかそれ以上は曖昧に終始したという。

しかしだ。池田氏は、前任者から森友案件のからくりについて、
どういう経緯で値段が決まったのか、詳細は文書を基にしてきちんと
引き継いでいるはずだ。当然、把握してないと以後の業務処理は出来ないのだから。

だからこそ、内容を知った池田氏は森友案件を「まずい案件」と認識してたのであり。
その意識を背景にしながら、大事な部下を失い、尚も悲しみに暮れる奥様を前にして
つい口を滑らせた、と推測出来る。

この時の会話の内容を、スクープ記事を書いた相澤冬樹記者に対し話したそうだが、
詳しく話せるほど記憶力がいい人なんだなあ(頭がいい)と感じたものの、
よく考えてみれば、それだけ話せるには会話のメモや記録を、
きちんと取っていてのことなんだろう・・と思ったそうだ。
ということは・・場合によって「音声記録」が存在している可能性もある。

その池田氏は、既に明らかとなっている、赤木さんが改竄作業を詳細に記録していた
「データファイル」の存在をも、死後から割りと早い時期に奥様へ打ち明けている。

つまり。現時点で改竄の真相を握り、大きな突破口となるキーマンが池田氏と言える。
そうなると、本省幹部連中や政権から、今度は池田氏を標的にする恐れがある。
「口封じ」。遺書に書かれている「刑事罰を受ける人達」は、
端から口を割るつもりのない連中ゆえ危険性はない、と政権側は捉えるだろうが、
およそ40名弱に上る事案関係者の中で、池田氏が一番「気掛かり」だろう。

他にも、口を割りそうな可能性のある人物はそれなりに居るだろうし、
その人物らに対する、更なる「引き締め工作」を始めてる可能性はある。

一方。相澤記者が重要な点を突いているが、全く同じことを
「郷原信郎弁護士」も指摘している。それは、既に上がっている
「財務省による本件調査報告書」についてだ。

お手盛りの最終報告書を纏めるための「前段の調査書類」があるはずと。
要は「下書き素材」。最終報告書は、赤木さんの手記に上がっている
数々の実名は書かれておらず、佐川元理財局長による指図の部分等は、
実に巧妙な言い回しで“ぼかされている”。
どういう経緯で改竄に至ったのかについて、はっきりと書かれてないのだ。

つまり。前段の調査書を並べ、どの部分を削除し、どういう風に書き上げるかについて
「十分な検討」と「校正」が行われたはず。したがって、「前段の調査書類」を
提出させるのが一番早い。その内容がわかれば、赤木さんの手記との照合が
一発で可能となり、調査書類と遺書・手記、そして最終報告書に齟齬があった場合、
明確に「財務省による、二重三重の虚偽行為」が発覚することになる。

この書類提出を国会で要請するのが不可欠だろう。実現性はともかくとして。

他方・・。記事にもある「検察」について。

冒頭で触れた、赤木さん作成の「改竄作業記録ファイル」。
騒動当時に、大阪地検に任意提出されたことが判明している。
どうにも、提出の判断は「池田氏と赤木さんとの相談の上」だったそうだ。

事案は不起訴終了してるので、普通は持ち主・・即ち財務省へ返却されているはず。
その存否や提出を既に野党側は求めてるものの、先日のヒアリングでは終始
「お茶を濁していた」。すんなり出して来る気配はない。マズいからだ。

それはともかく。
一方では、森友事案が勃発し、更に改竄疑惑が浮上した当時。
大阪地検の内部では、財務省を摘発起訴しようという動きはあり、
その方向を強く主張していた連中がいた・・という話は以前からあった。

結果的に頓挫したのは、記事にあるように背景には「黒川」の存在があったから・・
との見立てが、ここへ来て俄然信憑性を高めて来ている。
その黒川人事問題について、検察の現場方面に流れ出した正確な時期は測れないが、
おおよそ「昨年の下半期前後」からではないか、との推測がある。

そしていよいよ、世間に表出し始めたのは今年早々になってからだが、
メディアの間では昨年末辺りから嗅ぎつけていて、その頃に一部で報道化されていた。

で、今回の奥様による「民事提訴」。
刑事事案としては終了し、検察の出る幕もなく、全てチャンチャンで終えているが、
上記地検内部の、不起訴に不満を持つ勢力が、黒川問題とリンクさせつつ、
当時以上に不満が爆発寸前状態にある・・との話もある。

奥様による民事提訴の決断は今年に入ってからで、しかも提訴訴状作成等々は、
直近の僅か10日程度しかなく、半ば強引に大急ぎで行ったそうだ。
巷には「なぜ唐突にこの時期に・・!?」という素朴な疑問もある。

ここには、一部に「検察内部からの間接的な指南示唆」が及んでいるのではないか?と。
つまり「刑事ではもうどうしようもないが、民事なら“やれる”ぞ・・」というもの。
そのための重要な証拠である“改竄記録ファイル”・・。

ファイルがもしかすると検察側から、何処かを媒介にして流出されている、
またはその中の重要な箇所・情報を、間接的に流されている・・
等の動きがあるのではないか、と。流したのは
「財務省不起訴で不満が燻り、尚も黒川人事で業を煮やしている連中」。

だから「この時期の民事提訴」になった、と。
河合議員夫妻に対する、“広島地検”による強行性と連動している、と。
つまり「検察内部の反乱」。一気に黒川〜法務省〜政権へ畳み掛けるという構図。

では実際、既にファイルが赤木さんの奥様側に渡っている・・とまでは言えないし、
その可能性は低いだろう。が、ここぞというタイミングで、
何処かを介してリークさせて来る可能性は考えられる。
それを見越して「民事ならやれる」というシグナルを、検察や検察に近しい属性から、
奥様の側にメッセージされている事が一つ想定出来る。

その内の一人が「相澤記者」なのではないか。実質的な「広報担当」だから。
奥様が信頼を寄せている人物だからだ。だからこそ、文春第二弾の内容は、
第一弾が出た時から昨日まで一切触れて来なかったわけだ。
既に重要な情報を、ある程度持っているからこそ出来る芸当。

これは、ちょっと予想外の展開になりそうな気配だ。。

■自殺した近財職員“遺書” 森友再来に怯える安倍首相夫妻
(AERA dot. - 03月26日 08:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=6022619
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