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2020年02月14日01:33

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大幅に遅れた来道の末、とんでもないことになっていた事が判明。

先般触れた当案件。
8日も遅れ、訓練の終盤になってようやく参加も、実質3日間しかミッションせず終了。

しかも大幅に訓練予定を変更。トレーニングフライトはどれもおよそ10分程度で、
一度だけ1時間半ほどのフライトが行われたものの、これは訓練予定地とは全く異なる
「千歳基地と隣接する苫小牧市上空」の往復であったという。

結局3日間の滞在のみで、帰還は2機揃って・・と思いきや、
1機のみが千歳基地を離陸。もう1機は3日も後になって夕方日没間際、帰還の途に。
ところが・・

なんと、遅れて飛び立ったこの機体が、津軽海峡を越えた直後、
「凍結警告灯」が点灯したとの理由により、民間運用されている仙台空港に
「緊急着陸」していた事が判明。しかし、このニュースは何処も報じていない。

スクープ記事がこちら。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200213-00070414-gendaibiz-soci&p=1

MV22が訓練で来道との情報を仕入れて以来、ずっとウォッチしていたが。
けれどもそれは自分だけじゃなく、多くの“エアファン”も同様で、
飛来予定日から現地で張り付いていた者は少なくなく、
ファインダー越しに“今か今か”と首を長くしていたと。

行政から毎日「予定は明日に・・」と繰り返し発せられながら、それでも尚やって来ず。
中には「こりゃ来ないかも・・」なんていう声も日々増え始める状態にあって、
週を跨いでようやく8日後に来道。

発表では「米軍による運用上の都合」というのみ。
この間、1日程度だけ北日本での“発達低気圧”による悪天候の可能性があったものの、
それを超えても尚依然として飛来せず。

その理由が、上の記事の情報と合致。
しかも、問題の「緊急着陸」と合わせた時・・
飛来時から既に何らかの不具合があり、尚もその懸念から本来なら
東へ数百キロ離れた訓練地域でトレーニングを行う予定も、
僅か近隣との往復のみに圧縮。
挙げ句、帰還予定もまた変更後、遂には緊急着陸に至ったと・・。
つまり、最初から不具合に次ぐ不具合の末、解消されないままあわやの結果に。

この原因や背景要素・・つまりは“寒冷地での適用性”が、記事にある見立てと
完全一致するか否かについては、何せ対象が「秘匿要件」に包まれている以上、
民間機に対する考察の質にはどうしたって届かないわけだが。
しかして、秘匿だからこそ、そこにある不安や懸念の払拭には出来る限り
“情報開示”の姿勢を見せる以外、信頼を勝ち取ることは出来ないものだ。

なのに、訓練予定の変更理由はおろか、「緊急着陸事案」という最も多くが注目すべき
事実関係すら、今も尚行っていないのは、米軍はもちろんのこと、
防衛省〜政府サイドも同様にある・・ということに大きな問題がある。

言うまでもなく、機体はもうすぐ自衛隊にも配備されるこの時期だからこそ、
たとえ運用者が米軍であったとしても、防衛省サイドも開示には消極的となる蓋然性が
れっきとしてある。

こういう有り様なら、運用実績自体が極端に偏っているオスプレイが、
自衛隊配備後に幾度となくトラブルに見舞われるか、その懸念が付き纏い恐れるあまり、
正常運用される日はどんどん遠ざかる可能性が増す一方だろう。

最初の導入配備は木更津。千葉〜関東周辺は、既に飛行実施されている米軍と共に、
危険に対する不安要素を毎日抱えたままの日々となるのは、益々避けられないとみる。

これ、相当深刻な問題だと思うが・・。

■オスプレイ、北海道に飛来=予定より8日遅れ―日米共同訓練
(時事通信社 - 02月04日 16:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5960881
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