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2019年12月03日14:03

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簡単に消去するほど「高級官僚達は莫迦じゃない」。

逆に「復元可能である」ことを不覚にも述べたことになるわけだが。

これを、まともに受け取ってしまう大衆・・というよりも、
数多いる技術者諸君は、この機会でこそ思いっきりこの嘘を指摘せんとなりませんわね。

という技術論はさておき。
別な視点で「絶対に消去はあり得ない」という、普遍的な根拠がありますな。

内閣府にせよ各省庁にせよ。端から“胡散臭い案件”は当然にして、
殆どは「絶対に残す」のが、法規定とは別にした「公務員としての性」だから。

直近で言うならば。
森友事案における、近畿財務局職員による自死を思い出すがよい。

政治は、時として幾らでも狡猾に役人や公務員を利用し、何時でもぶった切る・・
というのが世の常であることを、公務員諸君の皆がよくわかっているし、
その教えを代々に渡り継いで来ている「確固たる伝統性の組織」であるのが官僚の世界。

時の政府が、この度のように「破棄せよ、抹消せよ」と言われれば言われるほど
「絶対に残す」。これ、鉄則。上記のように、いつ何時「殺される」かわからないから。
命令されて服従、まんま言われた通りにするのはペーペーの新人君ぐらいなもの。

どの世界でも大なり小なり“保身性”を従えるものだけれど、
最たる所が「役人の世界」といっていい。

その役人が、各種の法的規定で包まれた役人が、難関をくぐり抜けたという
プライドや自負を持つ彼らが、簡単に殺される、キャリアを水の泡にされてしまうことを
最も忌避したいわけだ。そのためには何が不可欠か!?

一にも二にも「文書保存」。証拠保全。彼らから文書を取り去れば「ただの庶民」。
公文書にアクセス出来、尚且つ制御出来るから役人であり続けられるわけだ。
この最大機能と特性・特権を、簡単に手放すわきゃないのです。

本来の根幹である「公務員としての公正公明さ」を担保、維持するために、
その職責を汚されないために、その職を簡単に放棄させられないために
「証拠は絶対に残す」。簡単に殺されないために。

既に彼らは、直近で「近財職員」や「佐川宣寿」を観ている。
無駄死に、野垂れ死にをしないためにはどうすべきか・・
頭脳明晰な彼らだ。ちゃんと学習している。
少なくとも、現政権下で自分が何時殺されても不思議ないことを、
誰よりも実感してるわけだ。ならどうするか・・の至ってシンプルな話。

今後の展開によって、当該職員らが「政府の標的」となった暁には、
必ずや巧みに“流出”させるでしょうな。保険は幾らでもかけてるでしょうな。
だって、既に森友案件でも、初期の頃から内部の職員によって
「交渉記録がある」ことを、いずれ出すことを、ある政治家に対して
「言明」していたんだから。事実、後半になってドカッと出て来た。
例によってのり弁状態であったとは言え・・。

そのことになぞらえれば。桜案件における枝葉末節の各種データは、
小出しにされて出て来る可能性は依然として高い。
幾ら菅義偉程度の爺様が強弁しようと「真のアクセス権を牛耳ってる」のは
他の誰でもない「役人自身」だから。

現政権の寿命は、多少のラグがあろうともせいぜいたかが数年。
が、役人や官僚の世界は、国がある限りこの先もずっと残り続ける。
自分の砦を守るのが役人の世界である時、たかが数年の政権のため
全てを投げ打つほど馬鹿じゃない。

「世間の風」を観ながら、現政権による運営がこれ以上ズタボロになろうと
読んだ暁には、“とどめを刺しに来る”。
あるいは、「保険とバーターを使いこなしながら」、現政権による軟着陸のため、
政権交代後にリーク流出させて来る可能性も相当に高い。
こうすれば「殺される率が低くなり」、その時には自身も他の部署に異動してる
可能性が高いから。

どっちにせよ桜案件は、現政権にとって最も「ダサい」、
晩節を汚すに相応しい事案となったのは確定でしょうな。。

■桜を見る会名簿、電子データの復元調査を菅長官が否定
(朝日新聞デジタル - 12月03日 12:04)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5887579
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