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2019年10月18日15:25

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「失敗の東京五輪」と、「札幌市」の算段。

さてはて・・。
この喧騒劇については、既に「IOCによる、JOCに対する各種不信感の集積」・・
との見立てを先日に言及したけれど。

メディア辺りは、先の国際陸上における「暑さへの深刻な懸念の末・・」
なんてのが飛び交ってるけど、それは表向きでしょうよ。
別段、東京の真夏の暑さが、ここ1〜2年で急激に高まったわけでも何でもなく、
ヒートアイランド現象による深刻度なんて、もうずっと前から顕著になってたわけだから、今頃言っても唐突過ぎる。

暑さ対策について、JOC側がちゃんと対策を取らずに、誘致におけるメリットばかりを
プレゼンしたことと、それについてちゃんと考慮せず精査してなかった国際陸連、
そして大元のIOC・・。
先ずもって、3つの組織皆が「ズボラだった」という総評が出来ますわね。

で、この段階へ来てIOCがJOC側と殆ど協議せず、独断的に走ったってのは、
とどのつまり「JOCに対する信頼感を無くしている」証左。
それには、国立競技場建設に端を発し、竹田恒和の問題しかり、
トライスロン競技の環境しかり、ボロボロ止まらないこの杜撰さの末に、
IOCはいい加減業を煮やした・・と解して何ら不思議ないわけで。

つまりは。開催約1年近く前の段階で、もはや「東京五輪は失敗」の烙印を
公式的に押された・・と言っていいでしょうな。

安倍晋三が意気揚々と「よりた〜かくぅ〜〜♪」と下手っぴぃな歌をご披露し、
マリオのコスプレまで行い、福島は「アンダーコントロール」なんぞとまで
いい切ったことなど全て「虚偽捏造」だった、っていうね。
これ、末代まで残る致命的な汚点でしょうよ、日本も晋三君も・・。

ところで・・。
これを受けて、当地の「秋元札幌市長」は歓迎の意を早速示してるようだけど・・

このことは、IOCによるこの度の要請を、直ぐに受け入れる姿勢と態勢を
明確に示すことで、既に活動を進めている「2026年の冬季五輪誘致」のための
強力な道具となるだろう・・との算段が働いた末でしょうな。

今回の変更における、実質的な負荷や負担が相当に上るだろうことは、
それほど時間を掛けなくても、誰でも直ぐにピンと来るはずで、
当の行政が気づかないとすれば余程無能。

しかし各種の負担懸念を考慮する間もなく、それでもこうして直ぐに
リアクションしてみせたのは、冬季五輪誘致〜開催のメリットの方を高く見積もった
証左だろうと思うのですよ。

だけどね・・今回の東京五輪に際しては、他地区と同様に「サッカー競技予選会場」
として、既に札幌で7月23,26,29日の3日間開催受け入れをしてるわけで。

このままなら、3日で終えずに女子マラソン開催日の8月2日、9日と、
飛び飛びで単純に「17日間」の拘束状態に置かれる・・ってことになると。
厳密には準備日を要するので、各方面の負担は相当数の日程に及ぶ計算に。

実施にあたっては、当然ながら東京その他からの支援が入ることにはなろうものの、
札幌や北海道が中心的に、果たしてどれぐらいのリソースが割けるかを考えると、
相当にハードルが高いんじゃないか?っていうね。

何しろ。7月〜8月中旬ぐらいまでは、短くも爽やかな夏の観光を売りにする
北海道にあって、一番の稼ぎ時として各種の催事等がひしめく状態を、
一体全体どう調整し整合させるのか・・

無論「そんな時期だからこそ、この変更策はもってこいだろう」との向きもあろうが、
一般の室内外競技と違ってマラソンは「42.195km」を封鎖の上実施するんであって、
当然にしてその「煽り」はもっと広範囲に及ぶわけで、夏の観光シーズンだからこそ、
逆に「仇となる危険性」を孕んでるのね。

また、既に決まっている各種催事にあたっての、数多くのリソースや準備が、
飛び飛びによるマラソン実施によって、相当に「掻き毟られる」ことは
十中八九不可避だろうと。

それに。東京五輪による影響を考慮し、この期間中は涼しい北海道へ逃避行・・
なんて計画を立ててた人は、これにて計画変更を余儀なくされるかも(笑)

だけどね。秋元さんよ・・
冬季五輪だって、実の所未だ地元でも賛否割れてる状態にあって、
優位的にもっていきたい意図があるにせよ、そんな余裕は何処にあるんだね?と。

そんな余裕があるんなら、昨年起きた「胆振東部地震」で被害を受けた札幌市内の、
里塚地区住民に対して未だに滞ってる、住宅や土地改良に急いで廻すのが
先じゃないのかねぇ??

橋本氏マラソン札幌変更で他競技も「意見出てくる」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=5830916
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