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2019年10月17日04:35

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見事にボロ出した文化庁と萩生田の巻。

国会における補助金不交付の理由説明に対し、宮田亮平文化庁長官は結局
「ゼロ回答」だったわけで。法的な根拠も何も示さずに。

このことは、手前どもによる最も有益な施策の大根拠として与えられた
「文化芸術基本法」を根こそぎ否定。改正を経て衆参両院全会一致で施行された本法を、
僅か2年で自らがぶち破ったことになるわけで、前代未聞の「愚策」。
いや「ばっかじゃなかろかルンバ」としか。

で、補助金申請にあたる土台の審査部会による承認を経て拠出決定されたものを、
撤回するにあたっては、当然にして部会を通して決定しなきゃならないのが
行政上のルールであるにもかかわらず、それを行わず一部の役所部署で決定した
という結果のみを部会に通達しただけで、理由の詳細を説明しなかったことも、
合わせて「重大な行政違反」に相当する、と。

更に問題なのは、受給する県や実行委員会の側に反論の機会や、
手続き上の瑕疵だとする点について、具体的にどの部分がどうなのかの説明と、
もしその部分があった場合、それを訂正する機会を与えない態様は、
数多ある補助金関連の行政行為事例と並べた時、明らかに
「異質で違法性が高い」ばかりか、万が一申請側による不備があったとしても、
行政側による正しい手順を踏まなかったことによって、「形勢逆転」となる
可能性の方が高くなるわけですな。

よって、当初に大村知事が公言したように、本件は提訴して徹底的に
争わなきゃいけない・・という理由には、単にトリエンナーレの催事に留まらず、
今後あらゆる補助金事業の行政手続きに際し、既存のルールがおよそぶち壊れてしまい、
そのことで多岐に渡る一般市民や企業等にも、多大な影響を及ぼすことに
なりかねないのでね。絶対に放置しちゃならんよ。

一方で、もっと問題のは・・。

来年まで続く、長期間に渡る各種の催事で構成される、大型の「日本博」について。
既にスタートしているが、数多くある催事にあたって、実はこの「トリエンナーレ」も
その一環に組み込まれていたものだったわけですな。

ってことは。今回のことを文化庁は本当に重く観ているんだったら、
「再発防止」のために、その他の催事についても同じく緊急的な再チェックを行わねば
ならないはずだが・・しかし、その形跡はここまで全く無いどころか、
その意向すら1ミリも言明していない。

これ、一体どういうことだよ。

つまり、トリエンナーレだけ標的にして拙速に手を付け、後はなーんも考えてないし、
他の催事に対して何のアクションもないってことは、そもそも特段に重大な事案だと
捉えてない・・ってことだろうがさ。

見事なボロを出してしまったもんだわさ、文化庁と萩生田は。
そりゃそうだわね。短時間で脊髄反射しただけなんだから、辻褄も合わなくなるって。

何よりね・・。
毎度大批判を受け続ける、JASRACによる著作権絡み。
その後ろに控えるのが他でもない「文化庁」なんだな。

そこんとこ、よ〜〜〜く考えといた方がいいと思うよ。
この件で批判してるさもしい連中は・・。

■議事録なし「モリカケと一緒」 愛知・大村知事が批判
(朝日新聞デジタル - 10月16日 13:32)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5828069
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