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2019年10月14日14:41

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単純な“ダム偏重主義”がもたらす「人災」の恐れ。

“ダム偏重主義”とか、構造原理とか一切に渡り不理解、
または理解する気も能力もない者が、想像通り旧民主党による政治所作を
一元的に批判する低俗の多いことが、何より一番の「不幸」かもしれないね、と。

結論から言えば・・
もし、当初の予定通りの工期で完成されていたならば、
貯水率はおよそ6割程度の状態で、この大雨水量を流入せねばいけなかったわけで。
となれば当然にして、ギリギリ今回の限界点はとっくに超え、
“ただし書き操作”によって「ダムを死守するために、下流域を犠牲にする所作」を
行う羽目になるところだった・・と。

とどのつまり。結果論としては、度重なる計画変更と工期の延長、
あるいは政治的経緯による紆余曲折の「おかげで」、偶発的にギリギリのこの状態が
もたらされてただけの話だったりするわけですな。

そんでもって。ダムは治水の「ためだけ」にあるわけじゃなく、
治水は河川下流各所の構造要件に照らして、堤防や河道等の補強対策、
あるいは中小河川の整備・・それらの複合要素によって、氾濫等の災害防止が
達成されるもの。

そこら辺の関係性と、多角的視点がまるでなき状態の言説により
世間の空気が醸成されることは、下手すりゃ「要らぬ人災」を招きかねませんな。。

■八ツ場ダム、一昼夜でほぼ満水 試験貯水中に突然の変貌
(朝日新聞デジタル - 10月14日 07:39)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5825470
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