本日は、早朝から広範囲にかけて各行政救難飛行隊がフル稼働状態、
直前の日没まで続いていたと。
確認出来る所としては、東北〜北陸エリアについて、管轄外からの支援出動が実施され、
こちら札幌からも市消防局飛行隊が、仙台市近郊の救難支援に出向いて活動中だった。
「はくちょう」は複数地域の消防飛行隊に配属されてるけれど、
記事の内容からは東京消防庁所属でほぼ間違いないだろうと思うけども・・
どうもね、自衛隊だとかこの手の救難隊だとか、崇高な使命下で
厳しい訓練のもと業務に就く・・という態様を背景にして、
一律的に崇め祀るかの如き「ナイーヴな心理状態」で、批判に対して
事前に擁護せんとするおもむきが所々に垣間見えるけども・・
原因不明の時点で言及するのは好ましくない・・とは思うものの、
活動区域が管轄であろうがなかろうが、最も基本的で最重要の「安全領域」に
ミスがあれば、何がどうあれ「厳しい批判」を免れるものではなく、
救命活動を本分とする行政業務であることに鑑みれば、
『正しく批判』されて当然な話。
“その仕事でおまんまを食っている”、“我々の血税で・・”ってな俗っぽい意味合いを、
遥かに超越した所の「基本的要件」の範疇なんだから、その意味で厳しき批判に
「正しく晒されなければ」ならないのであり。
何故なら。下手に擁護する空気や風潮を、世間や社会が醸成することになっては、
高いレベルで緊張感を保ち続けねばならない、当該行政に対して
「怠慢」や「技術力の低下」をもたらすことになるからで。
だからこそ、“徹底的に批判しなきゃならない”。
そうすることで、現場職員らは一層の緊張感〜技術レベルの向上へと繋がるわけで、
批判や厳しい監視なき行政に、一層の発展と充実はもたらされないんだな。
仮に、本件の原因には隊員等による“ヒューマンエラー”の要素が、
表立ったなかった場合だったとしても・・。
例えば、ハーネスやホイスト等の部品そのものや、選択判断に問題が潜んでいたなら、
それもまた別な観点での深刻な問題に十分なり得るわけで。
どっちに転ぶにせよ、行政行為の受益者たる我々一般が、“一生懸命命を張っているから”
といったライトでナイーヴな理由により、組織や現場の人員を不適切に擁護することは、
その隊員個人の成長をも阻害することになるわけですな。
「人の命を救うべく、そのために日夜尽力したはずが、
ミッションの完遂目前にして最悪の結果に至らしめた・・」
これは、著しく不名誉なことなんですよ・・。
ヘリ、救助中に誤って女性落下
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5824929
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