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2019年09月19日18:09

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話題性の向こうで「ふざけんな!」の怒号が聞こえてくる・・

これねぇ・・

冷静に顧みると、以前のある時までは、
これぐらいのタイトな日程で組まれてたツアーは少なくなかったんですよね。

その主な理由は、1)経費面を背景にした効率性 2)各会場の過密性(空き日がない)
こんな所ですかね。

しかしその後、アリーナやドームなどの大型会場が増加し、
加えてライヴ事情も全体的に“大箱”で行う・行える状況に変化したことも手伝って、
以前のように「ホール中心」のライヴツアー自体がやや減少。
あるいは、制作スタッフや機材の質量の関係等によって、
全体的に緩やかな日程にシフトしていった・・と。

そう考えると、J系のように元々集客性のある玉が、かつてのような地方巡業を
ここまでくまなく行うことの意味として、表立っては「隅々のファンまでお届けする」
という大義名分の一方、収益性が端からそれなりに見込めるだろうはずを、
それでも尚こんなに汲々とさせるのは、ひとえに「話題性」が根幹にあると思われ。

その話題性には、ファンを中心にしての「タレント側に対する心配」が付随して
大半を占めるだろうと思うけれど、それより何倍も心配せにゃならんのはやはり
「裏方陣」なんであってね。

この日程を別の所で詳しくみると、同日で二箇所・・ダブルヘッダーの格好で
組まれてたりするのね。となると、当然にして機材やスタッフ人員は
「2チーム態勢」を敷くことを意味するわけだけど・・

これは裏返すと「それだけ経費面での余裕がある」ことの証左。
どう考えても、幾ら黒字の見込みが付けられるからと言ったって、
同日二箇所公演なんて常識外だから。

それが「出来る」なら、逆に寧ろスケジュール組みを無理する必要はないわけで。
なので、詰まる所「話題性」を集めることが主体、と。

2チームでやれる日は、制作陣にとってはその分逆に「楽になる」とも言えるものの、
ツアーマネージメントにあるディビジョンや、現地プロモーターからすると、
元々少ない人員態勢にあってそれを更に二分化、または「一個半小隊」の状態で
掛け持たねばならないことを意味するわけで。

これ、どう考えたって「現場陣は死ね」って言ってるようなもんです、はい。

制作スタッフだってね、ホール公演なので自ずと機材量や人員数も、アリーナクラスより
小規模化にはなるものの、移動がここまでタイトになるってことは、
場所によって「終演からの撤収後、そのまんまの足で深夜移動し、短時間の仮眠や
休息しか取れない状態で、即朝からまた搬入仕込み〜本番、撤収・・」
の繰り返しを余儀なくされますよ、と。

何が一番キツイって、朝から晩まで重労働終えた直後からの、
数時間の深夜車両移動。これが殊の外堪える。
その疲労がまんま残った状態で、即朝からまた・・という。

こういうことを積み重ねた末に、各種の事故へと繋がっていくわけです。

これがね、まだ売れてない玉で、経費その他自体がタイトな条件にある・・
っていうなら、「サクセス途上物語」として、これもまたある種の連帯感やら
現場の結束力・・みたいなものを生む要素だったりするわけだけど。

しかしこの場合、元々が“売れる条件にある”にもかかわらず、こんなに現場を
「いじめ抜く構図にあえてする」ことが、果たして何の総体的メリットがあるの?と。

これだから、現場に入る広範の職人らには、J系の仕事を毛嫌いされがちになるんです。

元々がブラック資質にあるこの世界にあって、尚も好むようにして
上塗りするんじゃないよ・・ってのと、ファンの側だっていい加減、
タレントばかりじゃなくて、過酷な現場にも少しは思いを馳せつつ、
批判する時はする・・ってスタンスじゃないと、長く楽しめない恐れもあるんですから。

「新しい姿」5人体制の関ジャニ47都道府県ツアー
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=5793647
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