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2019年08月30日11:40

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成否の鍵は「ソフト」にあり。

かねてより懸案事項だったこれ、本格化に向けて動き出すのね・・

まぁ、メリットも幾つかあるというのと、局側によるコストの関係からしても、
テレビよりリソースの厳しいラジオメディアの存続を考える上では、
進めることに一定の価値も意味もある、と思うところ。

ただ記事にも、そして複数の反応にもあるように、AM/FM共に一長一短があるし、
対応可能な端末を新規に購入させねばならない比率はどれほどになりそうなのか・・
この辺りは発展普及の大きな鍵になると思われ。

また、ラジオメディアはテレビよりも一層「地域単位」の特性が
反映されるものだから、その点では相当細分化されることが予想され、
一歩引いて眺めれば、全国各地でかなり差異が発生した状態で分布する・・
ということになりそう。結果、総体して普及率やニーズは如何程に・・!?という。

一方で山間等の地理特性にある地域や、広いこちら北海道辺りを考える時・・
ちょうど間もなく、昨年起きた「胆振東部地震」から1年を迎えようとしていて、
それに合わせてローカルメディアは各局で特集を組む予定のようだけど。

何処でも同じように、災害時におけるラジオメディアの存在価値が
改めて見直されたわけで、そのラジオ局もまた、自身の検証やリスナー側の
あらゆる声が届けられそうだが、AM特性の長所については、こちらでもおそらく
結構高い支持を反映させるように感じるところ。

ハードや地域特性が主体になるこの件だけれども、他方で実は重要な要素があるのね。
それは「ソフトの問題」。ハードが進化するのは大いに結構だけど、
放送の肝はなんたってソフト=プログラムに掛かっているわけで。

王道のテレビがかつてよりも市民権を持たなくなりつつある・・と言われる昨今。
テレビよりずっとシェア率の低いラジオメディアはこの間の動きとして、
「ラジコ」が技術変革の大きな成功要素として特筆すべき事象だった。

特に「フリーエリア」の契約・稼働率の高さをも考えると、
それにはやはりテレビにはない、ラジオならではの持ち味が、
とりわけ地域毎でバラエティ豊富に溢れている・・そのことの再認識や魅力発見を
促したという点で、ラジオの価値は思いの外上がったはず。

そうなれば、次はやはり「いかにしてリスナーを離さず、尚も増加させるか」
が次の課題になるわけで、その鍵は番組にある。
幾らハードが素晴らしく利便性が高まっても、肝心の番組に魅力がなければ
意味がないんだから。

全国で差はあるかもだけど、ラジオは近年キー局をはじめとして、
かつての音楽や娯楽系に加えて「報道系」も案外充実して来た。
気がつけば、忖度放送だのが席巻するテレビよりもじっくり深堀りする
良質な番組が増えて来たわけで。そういう意味では、ラジオの潜在ニーズは
工夫次第でまだ掘り起こせるはず。

その反面、逆にFM局は本来の特性だったはずの「高音質」を活かしきれてるか・・
と考えた時、今やFMは「AM化」し、タレント起用の乱立状態でトークが多く占め、
「良質の音楽が、FMならではの特性で流れて来ない状態」を醸し出している。

この辺り、聴取率等の現実面はあれど、元来“音楽バカの先鋭”だったはずの
FM制作陣が減少、TVバラエティの制作気質にある連中が担っている・・
かのような実態があろうと思うのね。

これら全て引っ括めて眺めると、今や「FMがFMである理由、AMがAMである理由」は
もはやなくなりつつある・・ってことのように思えるわけで。

これがいいか悪いかは一概には言えないし、時節や時代の要請によって
変化するものではあるけれど、しかし、ラジオが持つ普遍的な魅力や特性が、
損なわれるような状態が進むのだとすれば、技術革新は意味を持たないばかりか、
そのコストが逆にマイナスをもたらしかねないはず。

個人的にもラジオメディアに加担しているし、厳しい現実の中でどうにか踏ん張って
存在意義を高めて欲しいがゆえに、番組作りを今一度根本から見直して欲しいと思う。。

■AMラジオ、FMへ転換可能に 民放連要望に沿う見通し
(朝日新聞デジタル - 08月30日 07:10)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5768485
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