mixiユーザー(id:13658569)

2019年08月21日14:36

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ライヴの世界も例外なく「深刻」。

この件については以前にも記した記憶があるけど・・
しかし、事ある毎に示さにゃいかんと思ってるので・・。

数多の業種において、物流は欠かせぬインフラであることは言うに及ばないけど、
意外な所にも大きく波及しているという現実。それが「コンサート業界」。
今や、一般ホールは当然にして、アリーナや球場、ドーム、スタジアム、
そして時期的に野外特設と、ひと頃に比べて催事の本数も規模も拡大家の一途にある。

催事が成立するには、何と言っても演者と観客・・ニーズがあることが大前提だけど、
同時に催事を作る数多くの製作者と、見合った必要機材がないと開催出来ないわけで。
そして、それを運ぶのがかくいう件の「トラック」とドライバさん。

催事需要の増大によって、トランスポーターさん(トランポ)に対する
過度な負担がかねてより恒常化しているのね。
つまり「トラックの台数」と「ドライバさんの不足」という、何処の業種にもある懸案。

ライヴ機材の輸送は、各々の内容やステージプランによって物量が異なり、
一般ホールもので概ね11tロングタイプの大型車両が2.3台、
昨今は6〜7台なんて場合も少なくない。

これが大型会場になると一気に増大し、アリーナクラスで20〜30台、
ドームクラスで40〜50台・・のように跳ね上がっていく。
スタジアムや野外特設のようになると、2tや4tクラスの車両まで含めれば総計で
100台単位にまで増えることがままある。

言うまでもなく「台数=運転者数」。これ、何もとある一日に全国の一箇所でしか
行われてるわけじゃなく、あちこちで多数「バッティング」してる状態。
年中色んなタレントが各地で大小様々な催事を開催してるので、
常に大多数の車両が全国を走り回っていることになると。

で、それぞれの輸送隊は、大抵全国ツアーや複数箇所の開催につき
同じ機材を各地に持ち回ってるので、期間中は原則として車両もドライバさんも
その催事輸送だけに特化している状態にある。
つまり、車両もドライバさんも殆ど「使い回しが出来ない」。
一般輸送のように、ある地域からある地域までリレーするとか、
コンテナを中継輸送したり、トレーラヘッドで・・なんてスタイルが取れない。

何よりも、ライヴ機材は得てして「精密品」であるがため、車両は基本的に
“エアサスペンション仕様”を求められ、現場は一般の荷捌き場所のように
定型プラットフォームじゃなく、各々で異なってるため「低床タイプ」で、
かつ取り回しが利きやすい「4軸車両」、更には「おケツから」しか
搬入搬出が出来ない場所があるために、電動で上げ下げする
「パワーゲート付き」に特化される傾向にある。 ↓↓

フォト
フォト

こうなると、どの運送業者さんも「エアサス低床4軸11tロングのPゲート付き」なんて
持ってるわけじゃないので、自ずと業者さんが限られる。
つまり、何処でも走ってるヤマトとか佐川とか、水産品や農産品、
建築資材を運んでるトラックじゃ駄目で(特設舞台の骨組みや基礎資材は別だけど)、
車両が足りないからと言って、何処にでも発注出来るわけじゃないのがライヴ輸送。

そんな汲々とした実態の中・・幾つもの受注がバッティングすることは避けられず、
目もくらむような現場事情も常態化しつつある。

あるドライバさんは、一つの現場(ツアー)を受け持ち、都内会場にて荷降ろしと
設営の手伝いを終えると、本番終了と撤去作業が始まるまで2日空くのを見計らって、
その足ですぐさま空路大阪に飛び、別現場での撤去作業〜積み込みを経て
そのトラックを次の開催地である北海道へ海上輸送のため
舞鶴フェリー乗り場まで運転、別現場から駆けつけた他のドライバさんとバトンタッチ、再び東京へ新幹線でとんぼ返りし、元現場の撤去作業と積込み終了後、
そのまますぐ次の開催地、福岡までひた走り始めるという・・
こういう離れ業・・いや、無理押しが恒常化。他の業種同様、疲弊のどん底にある。

この状態で、更に催事の乱発増加を市場が求めるなら、従事する人間が
疲弊の度を増すという以前に、そもそも許容量オーバーにつき「開催不可能」となる。

「チケット転売問題」で必ずや出て来る、“だったらライヴ回数を増やせ”論。
会場の有無は勿論のこと、こんな状態で出来るわけがないってことを、
本件の物流問題と重ね合わせて考えるべきだ。。

■足りないトラック運転手=官民、対策に本腰
(時事通信社 - 08月21日 09:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5755768
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コメント

  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年08月21日 15:20
    あと音楽の価値?みたいなものもね。サカナクションがYoutubeで面白いこと言ってるよー
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年08月21日 16:15
    > mixiユーザー よかったら動画あげましょか?
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年08月22日 17:46
    遅くなりましてすみません。こちらになります^^ ぼくもこれには共感する所があるんですよ。
    つまり、自身の好きだけで音楽だけでなく色々なジャンルを選ぶのはいわゆる視野狭窄になりがちで新しい視野をモテないという話ですね。 https://www.youtube.com/watch?v=mgpSeprVQgk&t=339s
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年08月22日 19:49
    > mixiユーザー 

    >>自分で「遊びを作る」

    ただ聴くんじゃなく、音楽で遊ぶ、作るユーザーも増えてきましたしね。音楽という世界に対するアクセスの仕方が大分様変わりしているのは事実ですし。LIVE あるいは作る そういったものにシフトしているのは間違いないです。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年08月23日 12:25
    > mixiユーザー 

    レス有難う御座いました。いやあボンファさん他のマイミクさんに類を見ずに中々音楽に熱いソウル(魂)をお持ちですな(笑)

    奏者とそれを応援するないし観客する側ってお互いにある程度の「教養」っていうものがないと成り立たないんじゃないかなーって僕は常々特に感じてます。音楽って一言いっても難しいモノはホントに難しいし、子供向けのモノまで多種多様じゃないですか。感じることは出来てもそれを分析してどういう音楽にしていくか?とか、LIVEで感じる音楽とひとつのパッケージに収めた音楽はまた全然別物っていう感覚は恐らくは観客側ないしファンの音楽的教養に掛かってくるだろうし、クリエイティブ的な発想もそこに乗っかってくる気がするんですよ。

    なのである程度の水準がないと、そういうバランスは成り立たない。
    だからファンとの軋轢や炎上とかも起こると。つまり簡単に言ってしまえば観客のある程度の知識教養レベルが昔と比べて大分下がってるんじゃないかという話です。

mixiユーザー

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