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2019年05月16日17:00

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責任所存の本来は「催事主催者」。

なんだこれ・・。

こんなもの、幾ら内々の取り決めに反したであろうが何だろうが、
購入客には一切の責任や問題がないんだから、そのための補完・手当をどう行うのか・・
そこが一番重要な点であるはず。

現時点でどのような対策が講じられてるのか、その辺りについての文言が
記事にはないので全くわからないが、この内容を観るに、単に販促規約の
非遵守行為にあたり、大元主催者が居丈高にツアー代理店を虐げているような構図で、
肝心の客が蚊帳の外に置かれているという有り様。

少なくとも、大元がこの件で大事なお客様に対してどのようにすくい上げようとか、
ご迷惑・ご心配をおかけした旨の意思・態様がここからは微塵も感じない。

確かに、このような取り決めが事前にもたらされることはよくあるし、
伴うフライング事情はあらゆる弊害を及ぼすことが少なくないので、
その点でツアー会社に拠るミスはミスとしてあるだろう。

が、そんなことは何処までいってもあくまで主催大元と、
流通媒体の内々二者間に拠る話。チケットの引き渡しを行わない・・なんていう
あからさまなペナルティを行いつつ、ここにお客を巻き込むべくな話じゃないし、
巻き込んじゃならないこと。

どういう経緯でこの件が露呈したのか不明だが、こうして表に出てしまったこと、
あるいは“出してしまったこと”についての責任が大元にある。
何より、このことで少なからず催事に“ミソ”がついてしまったからだ。

この態様だと、あたかも主催者は「我々は悪くない。悪いのは流通業者の方だ。」
と主張しているようなもんじゃないか。

気になって調べてみると、この大元主催者は主にスポーツイベントを専門的に
企画する企業のようだが。それも、国際マッチ等の公式試合を多く手がける、
言ってみれば「官庁役所的な」企画カンパニーの色合いが濃い。

つまり。考え方や態様その他、ざっくり言えば「お役所思考で堅い」。
イベンターそのものとしての特性でみるなら、古くにあった“勧進元”のニュアンスが
うっすらと滲み出ているのを感じる。要は「見せてやる」の姿勢が何処かしかに
滞留している・・というもの。

多種多様な文化事業や催事が展開される今日の「エンタメ分野」にあって、
このスタンスははっきり言って「時代錯誤的」でもある。

とりわけスケートに特化すれば、アイスショーは“プリンス系”が中心にあるはずだが、
そこら辺の系譜も介在している・・“殿様商売”の伝統性ゆえのことなんじゃないか、
という印象を抱いてしまうんだな。

「興行は水物」。ほんのちょっとしたことで如何様にも振れてしまう。
集客度が高いと見込まれても、些細なことで大きく変わってしまう脆い性質にある。
たった一度きりの単発催事ならいざしらず、継続的に行われるものであった場合、
次回の開催に大きく影響してしまう。

だからこその、本件にある取り決め規約である反面、こうした不測の事態を
ある程度見込んでおく必要もまた主催側には求められるもの。
つまりは、「どのようにして速やかに収めるか」が企画主催側の責務であり、
腕の見せ所でもある。「業者が悪い、君らの責任でなんとかしろ。」の有り様は、
決して表に出しては駄目。催事主催者としてはある面で「失格」。

得てして「お役所が」催事を手掛けると、こうしたことが起こり得る定石みたいなもの。
プロモーターではなく、単なる「イベント屋」の風情。
もし、年間多種彩々なイベントをこなしてるプロモーターなら、内々で憤慨しても
こんな姿勢をあからさまに表出させることはしないだろう。

この件の、本当の責任所在はツアー会社よりも「企画主催会社」である。

■羽生結弦のアイスショー出演情報をフライング発表 チケット配給されずバスツアーが突如中止
(BIGLOBEニュース - 05月15日 18:52)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=258&from=diary&id=5620595
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