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2019年05月08日03:15

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「不敬」って、一体なに??

ここにある「不適当」や「誤り」というのは、記事の大半を占める
「正しい日本語の言葉/使い方」という大枠ので言及・・と解釈されるけども・・。

純粋にその論点だけで言えば、飯間氏が述べるように「間違ってはいない」のだろうし、
世間一般的な使い方、意味合いとして「意図が相手方に伝わるならば」
特段の問題がない・・という、多くを占める見解で妥当性があるとみていい。

しかし、ここで浮上する問題点は、件の対象が「天皇」であるということ・・
即ち一般人の目上や上司らに対するものとは一線を画している・・
という理由背景がないまぜになっている状態での物議、ということなんだろうと。

つまり、「天皇に対して向ける言葉としては一層軽い、または不適当では?」という、
俗にある「不敬」の類として、より厳格さを求めている背景、空気があるんだろう。
これが単に、一般人向けに放った言葉なら、特段に炎上だの何だのとまでには
至らなかった些細なこと・・だと。

と考えた場合。
その“不敬の意味合い”は、このケースでもやはり「不適当」だろう。
何故なら、天皇は現人神でもなければ国家元首でもない、ただの「象徴」だからだ。

「ただの」というと、一層不敬批判さえ招きかねないかもしれないが、
現にそうなんだから、それ以上でも以下でもない。
立憲主義に基づく現憲法、伴う法概念に純粋な基づき方をする上で、
憲法に書かれている通り「天皇は国民の象徴」と記されているだけで、
象徴の定義も具体的に一切示されていないし、さらなる位置づけや役目についても
踏み込んだものは特段にない。

準ずる皇室典範にも、役割について等の定義や国民に対する何らかの求めなどは
特段になく、行政機能面における各種の取り決めや、歴史性を背景にしたあらゆる
取り決めなどについて・・即ちあくまでも国民側ではなく「内向きのための」もの。

つまり。天皇に対して言い放つ言葉として適当であるか否かには、
そもそもきちんとした定めは「ない」のが、戦後制定されて以来の憲法と、
伴う国民的規範性における有り体なんであり。

失敬だ、敬意が込められてない、言葉にはそれらがない・・そんなもの、
何一つ強制される明確なものがないんである。
その手の論調や代々的に受け継がれているなんてのは、単に「戦前戦中のもの」
であって、現憲法規範以前のものとして実に「不適格」なんだな。

勿論、個人の範疇として敬うことも、頭を垂れる意識を持つことも自由だ。
一般人に対してより、数段に重々しい言葉を選んで向けるのも、それは個人の自由だ。
だが、ひとたびそれを他者や一般世間、社会に吹き込み、何らかの強制性を
もたらしたり、それによって個人への侵害をもたらす有り様は
「憲法の規範性」からは大いに反する。
即ちれっきとした「憲法違反の行為」なんである。
単に、その事による「罰則規定」などがないだけで。

本件にてタレントへバッシングしてる者の背景は、受け継がれる天皇に対しての
「誤った普遍的伝統性」であり、今の時代と憲法規範からはかけ離れている・・
そのことの正しい認識も、学びも一切ないんだな。

前時代の習慣や伝統性なるものを無自覚に持って来るこの有り様は、
実に薄ら寒いどころか、憲法や法規範の有り体からしても実に不健全極まりない。
一体今は何時代なんだ?って話。
「不敬だ」という文言を引用するなら、「現憲法以下の日本に対して不敬であり」、
「憲法に対しての不敬」。もっと重要なことを言えば、現憲法理念を実直に踏襲し、
その下で象徴のあり方を模索、国民目線の天皇を実践して来た今上に対して、
本来の意味として寧ろ「不敬」なんじゃないのか?と。

国民に寄り添い、目線を下にして、膝を折り曲げて向き合って来た
天皇に対してだからこそ、寧ろ「お疲れ様」が一番妥当だし、あるいは「ご苦労様」
で全然いいはずだろう。もっといえば「今ちゃん、お元気で老後を暮らしてね〜」
でも全然いい。そのライトさが、今上が求め模索して来た「象徴の姿」なんだろう。
だったらそれに敬意を表し「ライトな言葉で向ける」のが一番の敬いなはずだ。

変にひざまずき、かしこまって固い空気を醸成する方が、今上は嫌っていたはず。
フレンドリーな感覚で天皇を迎えてくれる庶民・・それを何より求めて来たはずだ。
だったら尚の事、それに応えて然るべきだろう。。

■「天皇皇后両陛下お疲れ様でした」炎上に専門家が指摘 その解説に納得の声
(しらべぇ - 05月07日 15:31)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=202&from=diary&id=5609285
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